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第98話、再会編(7)獅堂邸襲撃
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翌日、タクトたちはファーレンの忍者部隊を相手に修行の日が始まった。
紺色のビジネススーツを着ている光はタクトたちの修行を上かたアスカと一緒に見ている。
「あのケイオスって子はなかなか見所があるな、素手の戦闘だけでなく魔法も使えると来ている。それにしてもあのアルシオーネが
ヒカルたちの味方についているのが一番驚いたよ。」
「もともとは、敵同士だったのが味方になっているのもエレメンタル・フォースにはいます。総帥の側近のジェミニスミーやポーランサリタ(※FF7とFF:Rに
登場)ももとは敵だったのです。」
「それが、何で味方になってるのじゃ?。」
「みんな、総帥のやさしさと偉大さにほれてるんです。」
「おまえのとこの総帥はそんなにすごいのか。」
「はい・・・。」
そのころタクトたちは忍者部隊を帝国のジェノサイドトループスに見立てて訓練に明け暮れていた。
「こ・・・こいつらハンパじゃねえ・・・。」
「ホラホラどうした、そんなんで帝国に勝てるか!?。」
「うるせー!!なめんじゃねー!!緑の烈風!!。」
「うおおおおおっ!!。」
「タクトが魔法を!?それもあれは風ちゃんの・・・。」
「どうでい!!、龍崎さん直伝だぜ!!。」
「やるな、そうこなくては。」
タクトは槍を高速回転させ、その摩擦力でで雷を起こした。
「ローリングサンダー!!。」
「タクトさんに負けてられるか!!。菩薩掌!!。」
上から見ていた光は・・・
「かなりやるようになったわね・・・タクトたちはアスカ様例の手はず頼みましたよ。」
「いいのか?」
「はい・・・。」
そして紺色の戦闘装束に着替えた光が下へ降りてきた。
「なんだ何が始まるんだ?。」
光は目隠しをした。そして右手には訓練用のナイフをもっている。
「ホントにいいのだなヒカル、まあ訓練だから死ぬことはないが下手すリャ重症だぞ。」
「ムチャだヒカル!!これだけの忍者部隊をしかも目隠しして戦う何て狂ってるぞ。」
「黙ってろ!!タクト、気が散る。」
そしてアスカが忍者部隊に合図をすると同時に忍者部隊は一斉に光に襲い掛かってきた。光のイメージビジョンにはジェノサイドトループスが
写っている。光は高く飛びあがり、後へ回転させながら。忍者部隊を次々と倒していく。そして懐から2丁のべレッタを取り出した。
光は体を横に回転しながら模擬弾を発砲している。
10分後、UPにしていた髪は降ろされており、光が目隠しを外したときは無数の忍者部隊が山のように倒れていた姿が映っていた。
光はまったくの無傷で、降りてた髪を再びUPにして床に落ちていた紺色のベレー帽を拾ってかぶりなおした。
「す・・・・すげえ・・・・。」
「見事じゃなヒカル、さすが元魔法騎士だったことはある。」
「これぐらいできなけりゃジェノサイドトループスはおろか、蜂須賀4兄弟にもかてないよ。これをお前達にもやってもらう」
「じょ・・・冗談じゃねえよ。目隠ししてやれってか・・・。」
「そう・・・。」
「勘弁してくれよ。」
「いやだったら別にやらなくてもいいけど、その時は戦死は間違いないわね・・・。」
「わーったよ!!。」
こうしてタクトが目隠しバトルにチャレンジすることになった。アスカの合図で忍者部隊はタクトに襲いかかるが・・・・タクトは・・・。
「うっぎゃあああああ(´△`)!!。」
やはり一瞬にしてやられてしまったのである、ソレをみたヒカルは右手で目を覆った・・。
「こんなのできるわけねえだろ!!おまえと一緒にするなバカァ(`△´)!!。」
「ヒカルいきなりは無理じゃ、まずは目隠しなしで戦わせたほうがよい。」
しかし、ラズリとケイオスは一発で目隠しバトルをクリアしていた。アルシオーネも最初は失敗したが2回目でクリア、そしてタクトは・・・・。
「これでラストだ!!。」
3回目でようやくクリアしたのだった(´△`)。
「やればできるじゃない。」
「ケイオスやアルシオーネはともかくあのラズリが一発でクリアていうのにオレもムッとしちゃってさ・・・・。」
「なにか感じたでしょ。」
「あいつが見えた・・・マキシマのすがたが・・・・。」
「それでいいのよ。」
そのころ深夜の獅堂邸の入口にはドクトゥス・レイナードとジェノサイドトループスがいた。
「いいかマキシマ閣下は殺さず生け捕りにしろと仰せだ。しくじるなよ。」
「わかりました。」
覚が目覚めた。
「なんだ?。」
側にある木刀を手に取りあたりを見回した。
「なんだお前達は!?。」
「おまえにようはない!!どけ!!。」
「眠ってろ!!。」
覚はドクトゥスの当身でその場で気をうしなった。
「邪魔は消えた、狙うはエレメンタル・フォース総帥龍崎の姉、勇美とその娘望だ行くぞ!!。」
帝国の刺客はあたりを探す。
「ママ・・・・なんかうるさい・・・。」
望が目覚めると同時に勇美も目が覚めた。
「騒がしいわね。何かしら?。」
するとジェノサイド・トループスの一人が望と勇美の部屋のドアをけり破ったのだ。
「な・・・なんですか!?あななたたちは。」
そこへ暗視ゴーグルを外したドクトゥスがあらわらた。
「マキシマ閣下の命令であなたたちを連れていきます。」
ジェノサイド・トループスの一人が勇美と望に睡眠ガスを吹き付けた。
勇美と望は眠ってしまった。
「よし、任務完了だ引き上げるぞ!!。」
「はっ!!。」
翌日、ふみこさんが獅堂家に訪れた。
「勇美さーんいますか?、昨日作った料理があまったのでおすそ分けに来ました。・・・・へんだな・・・。」
ふみこはドアをあけたするとすんなりあいたのである。
「あっカギがかかってない・・・。」
なかはすっかりめちゃくちゃになっていた。すると覚が倒れていたのである。
「若先生!!。しっかりしてください!!。」
「ん・・・・?。」
「だいじょうぶですか?いったいなにがあったんです!?。」
「夜中に族が攻めてきて、勇美と望がさらわれた・・・・。龍さん(龍崎のことを覚はこう呼んでいる。)にしらせてくれ。」
「は・・・はい・・・でも警察にも知らせたほうが・・・。」
「そうだな・・・。」
エレメンタル・フォース治安維持部隊本部オートザム空軍基地
「はいエレメンタル・フォース治安維持部隊です。総帥ですか?お待ちください。」
「明里、なんだ?。」
「ふみこさんからです非常回線できてます。」
「どうした?ふみこさん?、なんだって!?それはまことか!!。わかったこっちでなんとかする。光にはしらせるなよいいな。」
「龍崎さん何があったんです?。」
「山波か・・・夕べねえさんと望が帝国にジェノサイド・トループスにさらわれた。」
「すぐに助けなければ!!。」
「あわてるな!!ここは相手が出るのを待つ。動くのはソレからでも遅くはない!!。」
「じゃファーレンにいる光に知らせましょう!!。」
「おまえ、さっきのオレの通信を聞いてなかったのか?ヒカルには知らせるなっていったんだぞ!!。」
「でも・・・。」
「そんなことしたら、ヒカルのことだアイツは必ず単身で乗り込むだろう・・・・・・。それにここで引き上げさせたら蜂須賀四兄弟に対等に
戦うことができなくなる・・・・。」
「しかし、主力メンバーは自分以外いないんですよ。イワンもユーノスもこのあいだのNSXの戦いで逝ってしまったし・・・。」
「ライコネンがいるだろ。」
「あ、そうでした。」
「幸い覚義兄さんも無事だ・・・。」
そのとき通信が入ってきたのであった。
続く
管理人:PN.らくがきねこ
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