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第99話、再会編(8)捕虜交換
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「私はディアマンテ帝国軍最高司令官アコード・マキシマ中将である。」
「ダラーラ・インスパイアではないのか!?。」
「ダラーラ中将はこのあいだのクライスラー少将を取り逃がした責任で失脚した。いまは私が最高司令官である。」
「用件を聞こうではないか。」
「話がわかるな、さすがエレメンタル・フォースの総帥を名乗るだけのことはある。いまから7日以内に亡命したジャック・クライスラーの
身柄をいまや我が帝国の領土となったアンフィニーへ差し出せ。」
「姉さんと望は無事なんだろうな。」
「このものらと引き換えだ。」
モニターには勇美と望の姿が映し出されている。
「イサムおじちゃーん怖いよ(´△`)!!。」
「姉さん!!、望っ!!。」
「いいな今から7日以内にアンフィニーヘジャック・クライスラーの身柄を引き渡せさもないと。」
「姉さんと望の命はないっていうんだろ。」
「わかるじゃないか・・・いいな7日以内だぞ!!。」
そういうと、モニターと通信は切れた。
「ここに光がいなくて正解でしたね・・・。」
「どうするんです?。」
「明里、クーカイファウンデーションにいる鈴木に連絡をとって、第2ミルチアに亡命したクライスラー閣下をここへ連れてくるようにと知らせてくれ。」
「わかりました。」
3日後、クライスラーが龍崎の下に出頭した。
「やはりこうなると思った・・・マキシマは目的のためなら手段は選ばない男だ・・・。」
「いまでは帝国の最高司令官になっています。」
「・・・・しかし、この私を差し出したところてマキシマは君の身内を帰してくれる保障はないぞ。」
「仮にそうだとしてもあと4日以内にあなたを差し出さなければ、姉と望は処刑されます。」
「ここからアンフィニーへは早くても3日はかかる・・。」
「あなたの護衛もしますのでご安心ください。」
「龍崎さん、航空部隊いつでも出れます。」
「わかった俺もでる。」
「総帥自ら行くというのか?危険だ!!。」
「たとえオレが死んでもエレメンタル・フォースには光がいる。心配はない。」
異次元航行船はアンフィニーへ向けて飛び立った。
そして期限の日がきた。異次元航行船はアンフィニーに到着した。出迎えにはアコード・マキシマとその側近ドクトゥスがいる。
「これはこれは総帥自ら出向くとは恐れ入ります。されクライスラー閣下を引き渡してもらいましょうか。」
「姉と望が先だ!!。」
「いいでしょう。おい・・・。」
「かしこまりました。」
ドクトゥスは勇美と望を連れてきた。
「こっちへよこせ、そしたらクライスラー閣下は差し出す。」
「帰してやれ。」
勇美と望は解放され、龍崎の所へ戻ってきた。
クライスラーはマキシマの所へと移動した。
「たしかにクライスラー将軍は受け取りました。(殺せ)。」
そのときドクトゥスはその場でクライスラーを射殺したのである。
「あなたたちもすぐにクライスラー将軍の所へ連れて差し上げますよ!!。」
「卑怯な・・・鈴木、すぐにここを離脱しろ!!。」
「でも、総帥が・・・。」
「オレのことはいい!!早くいけ!!。」
異次元航行船は勇美と望を乗せてアンフィニーを離脱した。
龍崎は単身でジェノサイド・トループスと戦っている。そこへ蜂須賀四兄弟が現れた。
「こっこいつらは・・・。」
「蜂須賀四兄弟ですよ、この男を殺すな!!生け捕りにしろ!!。」
「はっ!!。」
龍崎はあっけなく蜂須賀四兄弟に捕らえられてしまってのだった。
「油断したとはいえむ・・・無念(>_<)。」
そのころ異次元航行船は追っ手から必死に逃げていた。
「この船には武器はないの?。」
「ただの旅客船ですからね・・・。」
そこへ山波のトムキャット・スーパーカスタムが現れた
「鈴木さん、ここは我々航空部隊にまかせてください!!今のうちに。」
「有難う、山波君!!。」
「全機突入せよ!!。」
アンフィニー上空では帝国の空軍との戦闘が始まった。
なんとか帝国の追ってを振り切った異次元航行船はファーレンに到着した。
ファーレンの訓練場
「みごとじゃ、もうわらわの教えることは何もない、これで蜂須賀四兄弟に勝てる幸運を祈ってるぞ。」
「アスカ様!!。」
「何事じゃサンユン。」
「エレメンタル・フォースのスズキというものがヒカルさんにお会いしたいといってます。」
「まことか!?。」
「鈴木がファーレンに!?。」
そして鈴木が光の前に現れた。
「代表、申し訳ありません!!、総帥が龍崎総帥が帝国に捕らえられました!!。」
「なんだと!!。」
鈴木は光に事情を一部始終はなした。
「望と勇美義姉様が・・・・」
「はい、二人は救出したのですが、クライスラー将軍は殺され、総帥も捕らえられてしまいました。いま航空部隊が救出に向かっています。」
「お・・・おい光!!どこへ行くんだ!!。」
光はエルザ号の格納庫にあるレイアースMK−3に搭乗してアンフィニーへと向かっていった。
「俺達もいくぞ!!。」
「どこへ!?。」
「決まってんだろ!!アンフィニーだよ、光を一人で戦わせるわけにはいかんだろ!!。鈴木さんよエリーとジェオの旦那にも知らせといてくれ!!。」
「ああ、わかった。」
「女王様すまねえこんなことになっちまって・・・。」
「よいよい、しっかり戦ってその総帥とやらとヒカルをしっかり守ってやってくれ!!。」
タクトたちはエルザ号にのりこみアンフィニーへと向かっていった。
そしていよいよ、次回で100話に到達する。
続く
管理人:PN.らくがきねこ
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