このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください




マケットT-34_76mod1940
    


これは1/35。完成させたら勇者の誉れ、という「勇者のキット」・マケットのT−34です。
ただでさえ精度が悪くて組みにくいT−34のキットに、これを初期型に改造するためのパーツがたくさん入っています。
本来コンバーチブルとして設計された物ではないので、改造用パーツを接着する前に既存のパーツを正確に切り離したりしなければならないので苦労倍増。
泥よけ、機銃マウント、操縦手ハッチなどみんなそうです。
おまけにバリやゆがみが多く、ランナーから切り離してそのまま使えるようなパーツは皆無。ギヤカバーのメッシュ部もそのままでは肉厚でとても貼れず、裏から相当削り込んでいます。
キャタピラが連結式なのはいいのですが各ピースの連結部の凸凹がまったくはまらず、一個一個ヤスリで凸凹部の溝を削りました。これを百数十個繰り返すのですから忍耐力が要りますね。車体表面には金型加工工具の跡でしょう、縞柄の細かい溝が、それも爪で表面をこするとかりかり言うくらいの縞模様が残っています。金型の磨きをしなかったんでしょうか?

でもちょっと自慢なのは、ひとつヒケを埋めた以外はパテもプラ板も全く使用せずにここまで組んだこと。そしてちょっと間抜けなのは、少しずつ作業している内に同じタイプがドラゴンから発売されてしまったことかな。さあ、塗装しよう。









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