| チャーチルの砲塔各種を紹介します。
黄土色のはクロムウェル社のコンバットレディーシリーズのもの、他のグレーのものはすべてミリキャスト社のキットのものです。
2ポンド砲装備の初期型鋳造砲塔(Mk.I、Mk.II)、6ポンド砲装備の鋳造砲塔・溶接砲塔・増加装甲付き溶接砲塔(Mk.III〜)、それに75ミリ砲装備の後期型鋳造溶接併用砲塔(Mk.VII等)です。
ミリキャストには95ミリ榴弾砲装備近接支援型の部品が入っているコンパチキットもあります。さすがのラインナップです。
チャーチルは、欧州で人気の車両の様ですが、ミニスケールでも広くラインナップできる様になりました。
この他、未入手ですが、フランスのアルビー社もバリエーションを改造キットとして発売していました(ESCI社をベースにします)。
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| ミリキャストのMk.I〜II用初期型鋳造砲塔です。
これはハセガワのキットと同じタイプです。しかし上面のハッチのある面の角度が微妙に異なっており、実車の写真からしてミリキャストの砲が正しいようです。 |
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| クロムウェル社のNA75です。
これは、Mk.IVの砲塔にシャーマン戦車の75ミリ砲を移植したNA75タイプです(英軍の75ミリ戦車砲とは異なります)。
『世界の戦車イラストレイテッド3、チャーチル歩兵戦車』によると、75ミリ砲の射撃ベースとしてはシャーマンよりチャーチルの方が安定していて改造の結果は良好、むしろシャーマンより射程距離が伸びたんだそうです。
ただ、シャーマン用の砲がそのまま装着できるわけではなく、砲を上下ひっくり返したり、同軸機銃のお尻が砲塔旋回装置に当たらないようにしたり、いろいろ切り貼りしたらしい。
考えてみればシャーマンの砲塔前面は傾斜角がついているけど、チャーチルは垂直面ですから、そのまま装着すれば砲の上下角が変になりますね。
このNA75はミリキャストからも出ているのですが、なにしろクロムウェルのコンバットレディーは作りやすいし、また実車のNA75は最前部泥よけを装着した写真ばかりですから、こちらをを買いました(ミリキャストなら泥よけを外した状態にも作ることが出来るが、クロムウェル社のは一体成形)。
コンバットレディーは説明にウォーゲームのコマ用と書いてありますが、どうしてなかなか、そのまま塗装してもちゃんと精密な模型になります。 |
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