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交通安全 あれこれ

交通安全祈願 その1)
交通安全祈願その1)
2002年に、熊本県下では交通事故異常発生の警報が発せられました。
確かに身近に交通事故を見かけることも多く、事故は多くなったと実感したものです。その後も、あちこちで交通事故を見かけます。交通事故は、まだまだ減少しているとは言えない状態だといえます。
そこで、私が感じる交通の実態、交通事故に対する自己防衛、示談屋経験者からの取材、そして私自身の交通安全をあれこれ書いてみることにします。皆様の交通安全に少しでも参考になればと希望します。

交通事故の中には「事故」とは呼べないものもあると感じます。事故の内容が「事故」ではなくむしろ「犯罪」だというものがそれです。
例えば、飲酒運転は犯罪そのものだと言っていいのではないでしょうか。かつて鹿児島に住んでいたとき、同じ会社にいた2名を飲酒運転の車が撥ねて(はねて/ぶつかってはじきとばす) 亡くなりました。私の後に入社した若い人でしたが、PTAの会合で飲んだ女性の運転する軽自動車にぶつけられたのです。
報道によると、歩道の二人にノーブレーキで衝突、時速は制限速度を超えていたと推定、ぶつかった軽自動車には犠牲になった2名の形がくっきり凹みとなっていたそうです。この事故の被害者は、まず死亡した2名。2名のそれぞれのご家族、友人、同僚です。そして加害者の家族も被害者と考えます。なにしろ飲酒したのは中学校のPTA会合だったのですから、少なくとも多感な時期に親が殺人者になった生徒がいる訳です。飲酒運転は犯罪だというのは、こういった点からも言えると思います。
撥ねた女性は犯行時に状況を認識できる状態にないほどの泥酔で、周囲や警察に悪態をついていたとか、PTAという少年少女の育成に関わる会合を飲酒運転のきっかけとしているなど、社会人の自覚に甚だしく欠ける事が判ります。
周囲に与えた多大な被害と、その結果にいたるまでの姿勢の安易さとには大きなギャップがあります。

さて飲酒運転などの悪質な交通事故を厳罰化するため、改正刑法が2001年11月参院本会議の全会一致で可決成立、「危険運転致死傷罪」の新設・施行となりました。
報道によりますと、効果抜群だったようで、違反者が激減したそうです。なにしろ、これにより飲酒運転で最大50万円の罰金にもなるとか。
この厳罰化に至った要因は、皆様もご存知かと思いますが、昼食に飲酒した大型車に追突をくらった自家用車が炎上して1歳と3歳だった幼い子供が生きたまま焼かれるという事故がきっかけです。この事故で子供を失った被害者の井上御夫妻の活動はTVでも紹介されました。また下記ウェブ頁に「井上保孝・郁美さんご夫妻の手記」を寄稿されておりますので、是非一度訪れてみてください。
http://www.ask.or.jp/ddd_inoue.html
交通安全祈願 その2)
さて、この法改正には、もう一つのポイントがあります。
事故を起こしても反省せず、その後何度も事故を繰り返すドライバーの存在に、法律が対抗し得る様になった点です。まず事故を反省しない点について、全国交通事故遺族会会長のご意見に「加害者には交通事故・違反の常習者が多い。」とあります。つまり人を撥ねた事がある人は、それより以前も事故や違反をしたり人を撥ねたり、あるいは事故後も人を撥ねているとは意外です。そうした繰り返しで、ついには人を殺すようになっていくということは、違反や事故の時にそれまでの運転の取り組みを反省していないという事でもあります。一度、事故をしたら、あるいは違反をしたら懲りるだろうと思うのです。しかし、例えば飲酒によって人を殺す人なんて、懲りるという神経を持ち合わせない人なのかもしれません。この事から考えると、まず厳罰をもって違反に臨み、違反の繰り返しを防止するのは有効と言えると思います。
さて、違犯や事故を無頓着に繰り返す人の姿勢はまさに無法者で、正直言って意外です。
が、実は我々が誰しも持っている心の隙から生じているかも知れません。先の鹿児島の事故に対する周囲の反応も「交通事故は起こそうと思って起こしたりはしない」「事故だから仕方がない」「運が無い」といったものでした。事故は、その内容によっては犯罪である点、ここでは2名も殺されているのに犯罪だとは誰も意識せず、共感すらしているのです。それにしても飲酒運転という犯罪に周囲が理解に乏しいとは、遺族はお気の毒としか言いようがありません。
先の鹿児島、そして幼児2名を焼き殺したトラック共に、加害者は被害者と周囲を罵っています。この行為は飲酒運転という犯罪に対する自覚が「いつもよっても事故は起こさないので、運がなかったに過ぎない」といった程度の意識しか持っていないといえます。
このことからみましても安全に対する自覚のない者に対し、罰則強化は当然のことと考えます。
厳罰化後の検挙を熊本日日新聞報道から見てみますと、熊本市周辺での一晩の飲酒検問で30人以上が引っかかるようです。単純計算で警察屋さんは¥1500万の売り上げ、じゃなかった罰金徴収となります。
先にも書きましたが、違反の繰り返しが交通殺人に繋がるのだそうです。これをきっかけに、これら30人が違反をしないと自覚してくれていれば、よりよいのですが。(続く)
交通安全祈願 その3) 自己防衛
さて事故を予防する為に必要なものとして、事故に対する自己防衛を挙げます。これについて2項目ほど紹介します。一つはトレーニング、そしてもう一つは情報です。いずれも御自分のPCで出来る手軽で且つ有意義なものです。

ではトレーニングから。
事故予防のトレーニングは、まず危険を予知する事から行う手法があります。これをKYTと呼びます。「危険」「予知」「トレーニング」からそれぞれ取ったもの。頭文字ってわけでもないのでしょうが、何故かトレーニングだけ英語、、、。
さてそのKYTの交通事故関連で、下記アドレスのJAFホームページを紹介します。
内容は具体的で、また理解し易く工夫が成されています。
それにしても、一つ一つ車の窓から見る視線で撮影されており、大変な手間暇がかかったのだろうと感じます。
こうしたホームページを活用した交通安全は社会に大いに貢献するものと考えますので、JAFの社会へ貢献する姿勢には頭が下がります。(事故が起こらない方がJAFも楽?って言い方は失礼か、、、)、これらトレーニングを通じて安全意識の向上に繋がれば、事故も減るのだと期待します。
http://www.jaf.or.jp/safety/kiken/ktop.htm

もう一つ、今度は情報です。
国土交通省と警視庁が総合で製作した事故の情報サイト「交通安全マップ」を挙げます。
これにより、地図で事故多発場所が確認出来ます。遠出する際は予め見ておくと、予め心構えを持って事故多発地帯を通過できると考えます。
これは道路の要因が事故を誘発する可能性を伺わせるものとも解釈出来ます。
道路要因が事故に繋がるという点は、道義的責任も含めて国土交通省に非があるとする考え方も成り立ちそうです。そうなると、こうした事故多発場所の公表は躊躇(ちゅうちょ)したかもしれません。
ただ折角公表された以上、活用したいものです。道路が悪いから事故を起こすのは仕方がないなどと済ませて良い訳はありません。遠くへ自動車遠征される方は事前確認を試してみてください。
国土交通省道路局 ( http://www.mlit.go.jp/road/index.html  )から
下の方の「交通安全」から、「道路局ホーム>交通安全のための道路行政」へ
右に「交通安全マップ」  http://www.kotsu-anzen.jp/  があります。(続く)
交通安全祈願 その4) 示談屋
さて、今回は示談屋経験者からの取材を元にしたものです。
世の中には示談屋というのがあり、交通事故の示談を請け負って報酬を受け取る仕事をしています。実に狡猾(悪賢いこと)に、そして確実に示談を進めます。
示談屋というと、皆さんのイメージはどうでしょうか。いかつい暴力団がやってきて力ずくでお金を取り上げるといったアウトローを連想する人も居るのではないでしょうか。実は、そんな示談屋は居ません。本当の示談屋は、暴力はおろか、表向きは法律違反をしません。むしろ、一切の暴言、暴力を用いず、依頼者の代行で法律を守った話し合いを行い、示談相手から示談金を取ります。
こう書くと普通の気の利いた市民みたいな感じもしますが、やはり正体は裏社会と何らかの繋がりを持つ人間です。
ですので、示談屋の排除は困難です。
示談屋を排除するため、示談屋を相手に暴力を振るってみたり暴力団を使ったりという例もあったそうですが、効果無しだとか。
暴力団対策法により、示談屋が暴力団に直接所属することはあまりないそうですが、やはり裏社会の人間です。一旦、示談を開始したら金をむしりとるまで喰らいつくのです。裏社会の人間の面目躍如ってところでしょうか。

さて、先に狡猾とかきました。示談のためならなんでもします。まず示談屋は使い走りを持っています。過去に示談を依頼した人、示談金を取り上げて貧乏に陥っている人を使うのです。例えば示談対象の行動を見張る、個人情報を収集する、さらには、こういった人を使って示談を進めている人にだまし討ちを依頼することもあるそうです。
だまし討ちの例として、使い走りに命じ、示談対象に事件をでっちあげて警察に出頭をお願いさせる、すると示談対象者は「身に覚えは無いが」と思いつつ、指定した時間と警察署に出向く。と、そこに待ち構えた示談屋にまんまと捕まり、示談の話し合いを始めたとか。警察署内というのがミソです。

こうして表向きには法律を越えない対応(というより、民事裁判で揚げ足を取られない対応)をし、支払いの約束書類を作ります。さて、支払いの約束が出来たら、お金の取り立ては苛烈です。裏社会に関係を持つ示談屋の本性が、ここで出てきます。裏金融のお金を徴収する人、いわゆる「取り立て屋」にバトンタッチするケースもあります。
交通安全祈願 その4) 示談屋その2
ここで、なぜ示談屋みたいなのが活躍する場面があるのかという点について書いてみます。まず自動車の運転にあたって、隙(すき)、つまり気持ちのゆるみや油断がある事があげられます。これらは示談屋の思うつぼです。事故が起きた際に車検が切れていた、飲酒していたなんてのは「本来なら公道を走ってはならない車だ」として示談屋にえさを与えているようなものです。
さらに、ささいなことと思われている人は多いかもしれませんが、ブレーキランプが切れていたとか、一時停止で停止せずに徐行したとかは交通規則に違反しますので、これも示談屋は見逃しません。
もうひとつ、示談屋が利用される理由に、ヘンテコな人権意識というか、甘ったれた自由主義があるのだと感じました。それは示談屋を雇う被害者側にあるのではなく、示談屋を呼ばれてしまう加害者から感じるのです。
示談屋が解決した具体例から、ミニバイクを追い越そうとして誤ってそのミニバイクを撥ねてしまった加害者の主張を紹介してみます。ミニバイクで撥ねられた被害者側が示談屋を雇い、加害者への示談を開始。被害者が示談屋を雇ったきっかけは、加害者が保険に入っておらず、全く補償の支払いに応じようとしなかったことによります。
この加害者は示談屋に対し、以下の主張をしたそうです。「確かにミニバイクを転倒させたが自分が大事にしている車も傷が付いた。給料の殆どをつぎ込み、自動車保険を払うお金もないくらいお金をかけた大事な車に傷が付いた。傷ついた自分の人権はどうなる?」
こういう類の人を示談のテーブルに尽かせるのは一般市民にとって極めて難しいものと想像します。それは加害者でありながら、自己の欲望に対しては何も我慢しないという今時の風潮に迎合した態度ともいえます。この他にも「起こしたくて起こした事故じゃない。補償金を払わない自由がある」と主張をするもの人は多く居るのだそうです。
自由と権利の勘違いを辞め、社会人としての義務が定着しないかぎり、示談屋は暗躍し続けるのかもしれません。

さて、もし事故にあたり相手に示談屋を呼ばれてしまった場合の対策を。まず弁護士を雇う事、そして弁護士を通じて警察に経緯を逐一報告すると吉とか。警察は一般に交通事故示談を民事として関わるのをいやがるそうですが、弁護士を通じればいろいろと対応してくれるそうです。
最後にそんなに活躍する示談屋なら、是非雇いたいと思われた方へ。私は決してお勧めしません。まず示談屋への報酬で後悔されるかと思いますのと、さらに裏社会と関係を持つと、どういうことになるのかを考えて頂きたいと思います。
また、先に表向きは法律違反をしないと書いておりますが、それはあくまで示談の内容がということです。実は、弁護士法によって弁護士以外が仲裁や和解などを行って報酬を得るは禁止されており、示談屋はこれに抵触します。つまり存在が違法です。(続く)
交通安全祈願 その5) 私の自己防衛
さて皆さんも安全運転に関するこだわりはお持ちかと思います。私にもありますので、ここで3点ほど紹介することとします。

「車間距離」
これは時間の目安で行っています。特に高速道路で意識して行なっていますが、前の車と自分の車の距離を実際の距離ではなく、通過時間の目安で行なうものです。これは3秒の車間距離を開ける、つまり前の車が通過したポイントを3秒後に自分が通過する事を指します。
まずこのきっかけはJAFの月刊誌における交通安全記事で「一般道の車間はせめて2秒。1秒で認識、1秒で回避行動開始」というのを読んだのがきっかけです。私は、それに1秒の余分を加えて3秒としたものです。
つまり距離を時間に換算したものです。これですと時速120キロで約100メートルの間隔となり、教習場で教わる時速100キロで100メートルよりやや狭くなります。が、実際には120キロで走る方は数十メートル以下の車間しか確保しておらず、距離認識は短くなりがちなのではないかと思います。つまり実際の距離で認識すると速度ごとに距離の認識を変える必要があります。時間認識に切り替えれば、この時速ごとの頭の切り替えが不要になります。また時間を一定にする事で車間距離を速度に正比例させる事が出来ます。つまり速く走ればより車間を広く確保できるようになります。

「信号停止時の自己防衛」
これは赤信号で停止した際、バックミラーを確認し、後ろからくる車の停止を確認するまでブレーキペダルをはなさないというものです。
後ろのブレーキランプで自分の位置を知らせる事が出来ますし、万一の追突時には、すこしでもショックを吸収できます。
ちなみに追突を喰らった人は、すぐにむち打ち症の診察を受けるために病院へ直行しましょう。これはすぐがベストです。時間が経過すると裁判の時に「何故直ぐ行っていないのか」と、あれこれと訊かれることになります。それに、事故直後は全身が緊張していて自覚が遅れますので、自覚する前に医者に見せて後遺症を軽くするのが妥当です。

「慣れた道の危険」
私は事故を起こす確立は始めて通る道よりも、慣れた道だと考えています。
これは慣れた道の方が何度も通るので機会も多いからではありますが、慣れた道だと言う事から生じる油断があるとも考えられます。もう少し詳細に言えば慣れた道を急ぐときが最も事故が多いと考えています。
先日、私は信号付近で追突を喰らいました。この時追突した方は勤め先に遅刻しそうで急いでいたとか。つまり勤め先への慣れた道で、遅刻で慌てた要因が加わったのです。

以上、こだわりをあげてみました。これに補うとしたら、パニックしないことでしょうか。
こだわりとはちょっと違うかもしれませんが、私の身近に起きた事故からピックアップしてみます。
→夜間の高速道路で、野うさぎを避けて中央分離帯に激突、廃車。
→車内に飛び込んできた大きな虫に驚いてハンドル操作を誤り、中央分離帯に激突、廃車。
→助手席の人がふざけてオートマチックギアをバックに入れたことに慌て、ハンドル操作を誤りトンネルの壁に激突、もちろん廃車。
これらの事故は全員が怪我一つしなかったのですが、車はぺちゃんこ。周囲を巻き込まなかったから良かったようなものですが、それにしても車の破損だけで済んだもんだ、、、。
さて、これらパニックに対する予防というのはやはり難しいと思います。先のKYTなんかが役に立つでしょう。もう一つ、自分の車を使ったシミュレーションも有効と思います。
シャドウボクシングじゃないですが、駐車場に停めたまま、事故を頭で想定して両手両足でハンドルやブレーキを操作してみるのです。ちょっと見られると恥ずかしいかも知れませんが、やって損はありません。
しかし、パニックしない為に想定できる事故事例を体でシミュレーションするとしても、これにも限界があります。つまりパニックは思いもよらず発生する事態で起きるわけで、おのずと予防にも限界があります。パニックになるとどうなるかというと「頭が真っ白〜」私も鹿児島で高速道路逆走の車が正面から迫ってきたときに、そうなりました。
どうやらその先のパーキングエリアで出口を間違えたものと思われます。私も時速100キロを超えており、また先方も同じだったようで、見えたと思ったらあっというまに目の前です。こうなると、最後の手段しかありません。自動車学校の先生に教わった事故の原則です。つまり「止まっている車は事故を起こさない」というものです。つまりは、とにかく止まる。究極のパニック予防のシミュレーションとしては、そうなりますかね。(続く)
交通安全祈願 その6) 大田黒浩一
さて、パニック予防にあれこれと事態を想定する話ですが、やはり想定できない危険は随分とあると考えます。特に、最近顕著に見かける高齢者の無謀運転は、想定しづらい事態だと考えます。

先日も、孫を乗せた後ろ座席のドアを開けっ放しで車をスタートさせたおじいさんがいました。もし子供が転げ落ちでもしたら、と思うとぞっとします。
これをきっかけに、運転において感じた危険を取材して集めたのですが、かなりの件数が目撃されています。
後ろも見ずにバックして橋脚で自爆、赤信号を無視して十字路を突っ切る、一時停止を無視して路地から通りに躍り出る、通学の児童をけちらかして歩道をつっぱしる、歩行者と一緒に横断歩道を渡っている。もう、お手上げです。

この高齢者の無謀運転について、毎日新聞2002年11月25日掲載記事から抜粋してみます。
【高齢運転者「右折が苦手」弱点明らかに 共同研究で成果】
『自動車教習所で行った実験結果から高齢ドライバーの特徴として、
(1)左右の安全確認回数が少ない。
(2)危険箇所でしっかり減速しない。
(3)危険な動きを予測する力が低い。
 これらの実験における高齢ドライバーはベテランばかり。』
なるほど、実験でも高齢者ドライバーは無謀運転を引き起こしやすいことが判ります。

さて、こういった高齢者はせめて何らかの識別をし、周囲へ警告するのが適当です。
以前に定められた紅葉マーク(いわゆる、もみじマーク)があり、これがあれば有効だと思います。
ところが先の無謀運転を訊き集めるにあたって明らかになったのですが、無謀運転をする高齢者ドライバーほど、このマークは付けない傾向が伺えます。つまりこのマークを付ける必要があると自覚する人は、無謀運転を自覚できる客観性を持っているとも想像されます。この点を先の毎日新聞報道からピックアップして補ってみます。
『高齢者ドライバーは自己評価が甘い人ほど実際の運転は悪く、自分に厳しい人ほど安全運転という傾向にあった。しっかり安全確認をしないのは、危険を危険と感じていないからで、初心者の特徴と似ている。こうした傾向は、55〜64歳の層で既に始まっていた。』
つまり紅葉マークを付けていない高齢者ドライバーは、無謀運転を自覚できないくらい客観性が欠けている人だと見ることが出来ます。しかし、それがわかったところで打つ手はないんですけれどもね。
先日、人気のローカルタレント大田黒浩一が、交通安全川柳募集として通じ交通安全を訴えル番組をされていた事が有ります。また、老人に扮してのTV啓発CMにも出ておられました。こうした活動は大変プラスになると期待しています。
特に彼の場合、人気の年齢層も幅広く、特に高年齢層への受けが良い貴重なタレントですから、大変有効だと考えます。
しかし、巷ではタクシーの運転手が国道3号線をバックで逆送してきた高齢者ドライバーに注意をすると「老人だから、馬鹿にして」と歯向かって、唾を吐きかけてきたとかいろいろとトラブルがあるようです。ちなみに、そのタクシーの運転手さんとは、「下衆の逆恨みとはこのことか」と、話しをしたことがあります。(げすのさかうらみ/ 下衆な人は好意で忠告してくれた人にも感謝しようとはしないで、かえって恨むこと。)
こうしてみると今のところ「老人→紅葉マーク無し→無謀運転をしかねない→逃げろ〜」しか方法がないことになります。なにかいい自己防衛はないものか、正直悩んでいる今日この頃です。

※:おおたぐろこういち
天然の親しみやすい風貌で知られ、ラジオ「RKKとんでるワイド・大田黒浩一のきょうも元気!」のパーソナリティ、そして舞台俳優と、幅広く活躍されています。ウルトラマンのアラタ隊員で有名な毒蝮三太夫から、毒気を抜いたような感じです(よけい判らんか)。





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