| 東西に長い盆地の北側の山のふもとに、川棚海軍工廠総本部の地下トンネルがあります。
入り口が崖のふもとにひょっこり開口しているのがおわかりいただけると思います。
資料によりますと、入り口からまっすぐ奥に
メートル入ったところで
左右(東西方向)に長く広いトンネルが掘られ、ここが本部として活用されていた様です。 |
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| 入り口を見ます。
現在は、残念ながら閉鎖されており、内部の見学は全く出来ません。
また窓もない長大なトンネルで構成されますので、灯りがなければ、内部の見学は不可能となっております。換気なども行われなければ安全ともいえず、中の見学は機会を待つしかないものと考えます。
またトンネル工場などでも当時の物品などは残っていないことからしましても、中の見学を手配するよりも川棚町資料館(川棚町役場横)にて展示されております内部の写真等資料を見学される方が良いかと思いますので、ご案内いたします。 |
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| 出入り口は3箇所ありますが、見学用に整備されているのはここだけみたいです。
その他は、恐らく民家の裏側などになるものと思われます。 |
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| 場所を示します。
緑三角が、海軍工廠総本部です。
西肥バスの上石木バス停(石木 − 繁谷の間)の前です。
また駐車できますスペースが設けてありますが、地元農家の玄関脇ですので、見学の際は地元住民へご配慮ください。
また赤で囲いました部分に疎開トンネル工場が並んでいます。 |
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| 海軍工廠では、炭鉱で訪れました山口県宇部市にも魚雷工廠があったそうです。これは市街地内で、特に秘匿したものではなかったようです。ちなみに、その工場の壁はごく最近までそのままだったそうです。空襲の傷跡を残した壁でもありますが、残念な事に現在は市立図書館敷地となっており、当時の名残は残っておりません。 |
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| 疎開トンネル工場も訪れておりますので、ご覧ください。 |
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