
三井化学大牟田工場
| 福岡県大牟田市の近代歴史遺産を紹介いたします。
戦前に建てられたものですが、今でも現役です。稼動に伴ない、人々の出入も見えます。隣接する商業施設からの撮影。見上げるような白亜の巨塔です。
戦前から日本の化学産業をささえた三井の象徴でもあります。もしかしたら、工場内には、これ以外にも戦前からの建物は多くありそうに見えます。
一つの階は普通の盾屋よりも天井が高そうに見えます。
『ドイツの染料工場を参考に1938年(昭和13年)に竣工。
鉄筋コンクリート7階建て、当時は東洋一の高さを誇る町のシンボルだった(大牟田市石炭産業化化学館資料から)。』 |
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| | | 隣りの熊本県からの撮影。左にある白い建物です。
右側の煙突も三井化学大牟田工場です。周囲の建物と比較しても、突出して大きな建物であることがわかります。今でこそ建物が多くなり見えにくくなったそうですが、立てられた当時は大牟田に隣接する市町村すべてからその姿が見えたというのも、あながち誇張ではなさそうです。
右下(赤い屋根の上)には三池炭鉱宮原坑跡が見えます。 |
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