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田園の憂鬱?
投稿者:小人閑居 投稿日:2005/08/05(Fri)
 『文藝春秋』8月号で石原都知事と養老孟司氏の「子供は脳からおかしくなった」という対談が載っています。この中には同感できる箇所もありますが、養老氏が「子どもは田舎に生かせて不便な環境で育てればいい」と言っていたのにはいささか疑問を感じました。「都会の人間は田舎で不便な生活をさせろ」なんて、極端に言えばポルポトと一緒じゃん(爆)。
 小生のようにどちらかというと田舎で少年時代を送った者から言わせてもらうと、「都会の子どもは家でテレビを見たりゲームをやったりしてばかりでかわいそうだ。田舎の自然の中でのびのび遊べば心身共にたくましい子どもに育つ」なんていうのは、はっきり言って幻想です。(これは別スレで管理人様が述べられているダム反対運動にも通じるかもしれませんが)
 「ファスト風土化する日本」(洋泉社新書、三浦展著)によると、「地方の暮らしは短調で退屈だから、かえって刺激を求めてテレビやゲームにハマるのである」とあります。また田舎ほど「ヤンキー文化」が根をはって学校も荒れているような面がありますが、これも「地方の暮らしは短調で退屈」ということと無縁ではないでしょうね。さらに悪いことに、田舎では他人と一緒にしていないと浮くという面が強いから、いじめだって起きるわけです。こうやって学校や仲間から疎外されると、自分の部屋に閉じこもってオタク化する以外になくなってきます。前掲書で三浦氏はこう書きます。「地方で連れ去り事件などを起こす若者が、無職でひきこもり気味だったりするのを新聞で見ても、やはり地方でコミュニケーション力のない若者が増えているのではないかと懸念される」
 もちろん小生はここで「田舎はひどいところだから子どもは都会で育てましょう」などと主張しているのではありません。田舎の自然に触れて生き生きする子どもだっているでしょう。小生が言いたいのは、「全ての子どもにとってよい教育環境などない」ということです。

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 Re: 田園の憂鬱? アクチニウムMM - 2005/08/06(Sat)
小人閑居殿
ありがたうございます。

> 「ファスト風土化する日本」(洋泉社新書、三浦展著)
私これ、店頭で見て結局買はなかつたものです。書名が單なるダジャレに思へたもので…

田舍は理想郷であるといふのも、繩文時代が戰爭も貧富の差もない平和時代だつたとか、貧民街の人々は互いに助け合って生きる善良な人々ばかりだとかいふのと同じやうに、單なる幻想に過ぎないんでせうね。

> 「全ての子どもにとってよい教育環境などない」ということです。

おつしやるとほりだと思ひます。逆に、これぞ子供にとつて完璧に理想的な環境だ、といふ場所で育つた子供がまともな人間に育つ可能性などない、といふことも言へますね。以前讀んだ唐澤俊一氏の本に、育兒書に書いてあるとほりに完璧に育てたといふ子供の寫眞を見たら、ぼーつとしたばかみたいな子供だつた、といふ話が載つてゐました。

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 Re: 田園の憂鬱? NAO - 2005/08/06(Sat)
わたしは子どもの頃、絵に描いたような田舎で育ったのですが、いじめも登校拒否も先生によるワイセツ行為も、存在していました。確かに田舎ならではの良さもあるのですが、選択肢が少ない場所での子育ては、大変なものだと思います。むしろ、学校や職業が選べる地域の方が、子どもは楽になると思います。田舎に三つない物がある、学校・就職先・結婚相手・・・というのが、私の実感です。
それに田舎の自然は、厳しいということを存外忘れがちです。都会の人と田舎の人では、「自然保護」という運動への温度差が違います。都会の人が讃える自然が、美しい植物や野鳥、満天の夜空なのに、田舎の人が感じる自然は、豪雪や毒虫や津波だったりしますから。田舎礼賛とは、どことなくサヨクの香りがするのは、私の偏見でしょうか。
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 Re: 田園の憂鬱? アクチニウムMM - 2005/08/06(Sat)
> 都会の人と田舎の人では、
> 「自然保護」という運動への温度差が違います。
なーるほど。田舍暮しを禮讚する人の言ふ事つて、週末だけ田舍でのんびり暮し、日常は都會生活の便利さをしつかり享受してゐる、といふ所詮安全圈に身を置いてのいいとこ取り、つて感じがしますね。環境環境と喧しい人たちも同じで、ではそこまで言ふなら電氣も石油もいつさい使はないといふ覺悟、まあそこまで極端でなくても少なくとも現在より格段に不便な生活を我慢するといふ覺悟はあるのか、と問ひたい。

> 田舎礼賛とは、どことなくサヨクの香りがする
おつしやるとほりで、いはゆるアウトドア派と呼ばれる人達には、昔は過激な原始共産主義を信奉してゐた人達の成れの果て、といふのがいるさうですよ。ある種の左翼政黨や左翼市民團體に屬する人達は、親睦の爲のハイキングがほぼ毎週のやうにあつて、家族全員參加させられるとか。以前キャンプをしてゐるところに大水が出て流されたといふ事故がありましたが、あれも警察の避難指示をわざわざ無視して災害に遭つたんださうで、とにかく警察權力に反對する、どこでキャンプしようと自由だ、といふ、實はかなり左翼的な要因が關係してゐたとか… だつたら警察・消防による救助も堂々と拒否すればいいのにね。
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 Re: 田園の憂鬱? メーテノレ - 2005/08/06(Sat)
ワタクシは親の転勤について回る子供だったので、ほどほどの都会もしくはほどほどの田舎しか見たことがないのですが
ワタクシの相棒は、見事な田舎町(本人談)で生まれ育ちました。
これがもう、きれいなものもきたないものもひっくるめてステキに田舎なんです。
ヤンキー少年もちゃんと存在するし。直視できない恐怖の現実
もございました。
NAO様の>田舎に三つない物がある、学校・就職先・結婚相手・・・
相棒も似たようなことを申しておりました。
就職先がないために、残った義母と一緒に暮らす私のささやかな夢をかなえようがございません。
閑話休題。
>「全ての子どもにとってよい教育環境などない」
これはまさしくそうですよね。
結局与えられる情報を選び取るのは当の本人なのですからね。
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 Re: 田園の憂鬱? 小人閑居 - 2005/08/06(Sat)
 皆さんありがとうございます。
 元スレで書き忘れていたけど、地方はヤンキー文化が根をはっている一方で、大人や教員の意識は保守的なんですね。そういうわけで、教員たちは「管理教育」と言われるような厳しい校則をつくったり、疲れ果てた國民殿も再三あげておられたような長時間の部活を生徒に強制したりしているわけです。それがますます学校や地域の雰囲気をより閉鎖的で息苦しいものにしているように思います。
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 Re: 田園の憂鬱? 管理人 - 2005/08/07(Sun)
小人閑居 殿 
ご紹介ありがとうございます。

アクチニウムMM
NAO 殿
メーテノレ 殿
ありがとうございます。

>「都会の人間は田舎で不便な生活をさせろ」なんて、極端に言えばポルポトと一緒じゃん(爆)。
わははは。強制キャンプですな。 

>「全ての子どもにとってよい教育環境などない」
おお、本当に。
良いことをおっしゃる。
むしろ、数ある教育論のなかで最も大きな盲点でしょう。

メーテル殿もご指摘のとおり
>結局与えられる情報を選び取るのは当の本人なのですからね。
子供にその選び取る機会を与えるには、むしろ良い環境などないくらいの認識でいいでしょう。
それに子供は遊びひとつとってもああしよう、こうしようと提案しあい、すり合わせをしながら遊んでいる。遊ぶ環境を補わなければならないからこその一体感でしょう。だから、放っておいていいわけですし、むしろ適度に放置が居る。完璧な環境など無くたって育つんですよ。

むしろ良い環境を与えなければ、という親切さやさしさのほうが、変なのかもしれません。子供に優しい、私を見てー、なんてのも居たりして。
また子供に与えなければという人ほど、子供を一人の個人と見ていないケースも感じることがあります(性器教育図書にも)。大人に脱していないことが、子供にしてあげないと、に没頭してしまう動機ではないか、と想像したわけですが。

>以前讀んだ唐澤俊一氏の本に、育兒書に書いてあるとほりに完璧に育てたといふ子供の寫眞を見たら、ぼーつとしたばかみたいな子供だつた、といふ話が載つてゐました。
ヲヲヲ、これは面白いですね。完璧に世話を焼きすぎた結果と考えると、これは興味深いです。

>田舎に三つない物がある、学校・就職先・結婚相手・・・
ごもっともです。
私も転職時に首都圏はチト嫌だったんです。なにしろ住処が高いですし。だって駐車場代が田舎の家賃以上ですから。そういえば都会の駐輪場代で月当たり4千円というのがあるそうですが、私が独身時代に居たアパートの駐車場代と同じです、それって。
でも田舎すぎるのももっと嫌でした。育ちが田舎なものでして、田舎はもおええわい。
でも、ここも充分田舎で、ヤンキーが寒い寒い冬でも暑い日差しの中でも、バイクをぶいぶい言わせて暴走していたりします。本当に他に娯楽はないのかよ、と声をかけてあげたくなります。

田舎礼賛といえば、田舎暮らしとか田舎に泊まろうとかのTV番組も、疑問を感じることがよくあります。
また老後は田舎でと願う夫婦が田舎の物件を買うと、決まって田舎であることにあきてしまうのだとか。あと少ない隣人とモメ事まで起こすことも。いうまでもなく、田舎の人も同じ人間なんですから、なぜ頭から純朴な人と決め付けるんでしょうね。
ニュース23の筑紫哲也が沖縄大好きなんですが、彼が作った沖縄人のイメージで沖縄に来る首都圏の人が多いなんてのも、どこかで見たことがあります。

>先生によるワイセツ行為も、
居ました居ました。私の田舎にも。むしろ田舎だもんで、体面を重んじまくって先生が言い逃れしまくりでした。

>都会の人が讃える自然が、美しい植物や野鳥、満天の夜空なのに、田舎の人が感じる自然は、豪雪や毒虫や津波だったりしますから。
本当にそのとおりですね。まあTVがイカンのでしょうけれどもそういえば、ちょうどこの視点で、自然保護団体をおちょくったアニメがアメリカ製であります。また、その自然保護団体のキャラクターが、ベトナム反戦のピースマーク(丸に三本に分かれたラインがあるやつ/ちなみに鳩の足だそうです)をつけていたのが印象的。反戦のついでの自然保護というのはアメリカも同じですね。日本では、こうした左巻きをおちょくる表現は事実上できませんが。

> 田舎礼賛とは、どことなくサヨクの香りがする
実際そうですね。
そしてこれがアクチニウムMM殿ご指摘のとおり、原始共産制の流れを汲む田舎礼賛もアリですね。
原始共産制といえばマルクス信者が最初に通過する関門です。原始共産制って、本当に染み付いているというかなんというか一部の方には変えてはならない真理みたいで、たとえば団塊君の考古学ファンなんて、そのまんまこれですから。
縄文時代に戦争によって傷がついたとされる骨が出た時、「縄文時代は原始共産制では幸せで支配階級がないので争いもない。これは埋葬時についた傷。」と主張したのがいたんだそうです。これが新聞に載ったということですので、一応、名の通った人の発言でしょう。
あのーー、縄文時代に骨フェチって居たんですか??

あとアウトドア派のイカレっぷりも、面白いかもしれません。キャンプが自由だ、といえば、長野で東京から来た人が長野の見事な紅葉をみつつ、小さなテントを立てて枯れ早かれ枝でお湯を沸かしてコーヒーを飲もうとしてあわや山火事の危機というのがありました。
ルールとか人の迷惑というものが抜けてしまうあたりも、左巻きぶりが見えます。長野に居たときですが、ここは紅葉のスポットがいくつもありました。ここへ首都圏から撮影に来るカメラファンは、たいていフィルムの空き箱をそこいらにぽいぽい捨てていきますね。しかも若い人より団塊くらいの人。本当に、自由ってすばらしい!?? 
トホホな夏
投稿者:メーテノレ 投稿日:2005/08/06(Sat) 09:57:35 No.3028 [返信]

あまりにもトホホなので。
みなさまからのお叱りを受けたく存じます。
女が一度学校の庇護を離れると、待ち受けるのはネットワークビジネス。
高校卒業後、ウン年たちますが。
どれだけの女友達から誘われたでしょう。しょうがないので何回おつきあいしてなんかい無駄な珈琲紅茶を飲んだでしょう。
かような処に誘うような女友達は長続きしないのですがね(トホホ)

ここ2年ほど平和な日々をすごしていたところに!
意外な伏兵がいました。
なんと職場に潜伏していたのです。
「お疲れ様です」の挨拶を交わすだけの同僚からいきなり
「次の休みを私のためにあけておいてくれる?」
以下割愛しますが。先に会って話をした同僚からは4時間も拘束されて
タバコの煙が顔にかかるように吸われながら延々ビジネスの話をされましたよー
と報告を受けました。
腹が立つを通り越してあきれ返ります。
ここにも自分のページにもかけないネタまで出てきてもうトホホです。

ネットワークビジネス女は職場にいらない。

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 Re: トホホな夏 管理人 - 2005/08/07(Sun)
トホホ、、、。
お大変さまでした。
妻も同窓生から保険勧誘攻撃をうけまくったそうです。
ネットワークビジネスって聞こえはいいのかもしれませんが「私は楽して儲かる話に引っかかった馬鹿です。」って顔に看板を貼っているのといっしょです。
しかも、引っかかってハマっている人は、巻き込んであげるのが親切と思い込んでいる痛いのもいたりして
そういえば、シャンプー販売の親会員にならないか、なんてのもいました。そんなもの、ふつーにコンビニで買うわい。
会社の同僚でも、布団の会員販売とか(そんなにいらんわい)エスパーアタッチメントを売っているのもいました。超能力が身につくこともあるというアタッチメントですが、こんなものを売って金にしようとした時点で、すでに超人的です、はい。
私にとってとほほなのは、そんな話をされるということです。つまり儲け話にのってくる人間と思われたんだ、という事です。ああぁ、、、。
まだチーマーなんてのが町のあちこちに居た頃ですが、ステーキのチェーン店で背広の紳士がこのチーマーを連れてきてリクルートをやっていました。見るからになんの役にも立ちそうにないチーマーでした。何の仕事かはわかりませんでしたが、紳士は「がんばった分、利益になる。最初は十数万かもしれないけど、2年で700万円の人も居る。」と説得していたのを見かけたこともあります。
そのチーマーはステーキ1枚で転んだみたいですが、
メーテノレ殿は4時間拘束とはよくがんばりましたね。
これまた聞いた話ですが、儲け話があるから金を出せと拘束されて返してくれそうにないからギャーっと叫んで暴れたとか。または「今も今後もしばらく持ち合わせができそうにないから、とりあえずお金を立て替えておいて。あとで儲けをもらいにいく。くれなかったら友達辞めるからな。」と言って呆れてもらったとか。
それにしても、儲け話を他人にする人って、生涯友達を失いますぞ。 
俺にイワセロ!(TVタックル調) 
投稿者:小澤英治郎@鞍馬天狗投稿日:2005/08/06(Sat) 12:11:48 No.3030 [返信]

海人殿、現役ミュージシャン殿、初めまして。
私は筑紫哲也の「ヒロシマ」は最後まで見ました。今までの反戦番組とは違い、原爆投下に対する歴史的事実(ポツダム宣言が有条件付降伏であり、原爆投下が人種偏見による人体実験、ソ連に対する威嚇)を報道した姿勢は見上げたものがあります。

「長崎の鐘」の著者、永井教授が
『原子爆弾の破壊は大きいけれど、とにかく限りがあるもので、しかもその破壊力は再びもとへ戻すことができるものであります。

だが私は、原子爆弾の破壊を自ら新しくこの身に受けたものとして、原子爆弾の破壊のうちで一番恐ろしいものは、何であったかを知っております。原子爆弾によって私たちが受けた被害のうちでもっとも大きなものは、家を失ったことでもなく、財産をを焼かれたことでもなく、かたわになり、病気になって働けなくなったことでもなく、実にそれは、私自身の魂の醜さをまざまざと見せられ、また、隣の人の魂の醜さをはっきりと見たことによる、人間に対する信頼を失ったのです』(祖国と青年、2003年9月号参照)

と言う様に、私自身も原爆投下は人間に対する信頼を失わせた『悪魔の所業』であり、戦争に対する死とは異質なものと思います。戦争に対する死と同質なものと発言した科学者、アグニュー氏は『謝罪はしない、リメンバーパールハーバー』とまでに居直ります。
これは日教組も加担し、『南京大虐殺』を持ち出し、相殺しますが、東京裁判で原爆の犯罪性を黙殺し、プレスコードで原爆の真実を封殺・統制した様に原爆投下の非人道性を「正義」とするのを助長させたに過ぎません(あの碑文は日教組の本部に置き、自らの罪を反省して二度と原爆慰霊碑に出入りしないで欲しい)。

私自身、被爆者ではないが、原爆のむごたらしさを小学生のときからまざまざと見せられ、それにより今でもあの地獄絵図が金縛りとなって夢に出てくる。黒焦げとなり、指の皮膚がただれて放心状態になり

『水をくれ、水をちょうだい』

とさまよう様に、私自身、無意識に放心状態に立ち上がり、それをうめき続けることが何度かあった。
「聨合艦隊」「DasBoot(日本ではUボート)」などの戦争映画を観ているが、このような現象は有得なかった。それほどにまで、あの地獄絵図は今でも覚えている。

・・・・・と、「俺にイワセロ!!」状態で「チャンネル桜」にて書き込みしました。無論、比較60周年故にTBSの方にも投稿はしました。
http://www.tbs.co.jp/sengo60sp/index-j.html

・・・・実際、そのおかげで歴史の成績のみは首席クラス、「つくる会」会員として教科書問題で左翼と奮闘しましたし、現在は日本会議正会員とは左翼も筑紫も思ってはいない。

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 Re: 俺にイワセロ!(TVタックル調) 管理人 - 2005/08/07(Sun) 00:34:37 No.3034

戦後60年。
広島長崎の犠牲者に黙祷。
談合で橋やら高速道路やらつくる金があったら、癌におびえる被爆者へ、せめて資金の支援くらいはしてほしい。
そして、アメリカは、被爆者に謝ってほしい。

>私は筑紫哲也の「ヒロシマ」は最後まで見ました。
おお、お疲れ様です。

>今までの反戦番組とは違い、原爆投下に対する歴史的事実(ポツダム宣言が有条件付降伏であり、原爆投下が人種偏見による人体実験、ソ連に対する威嚇)を報道した姿勢は見上げたものがあります。
ええ?
筑紫哲也がいつまでも起用されているのは、視聴率は取れないけれども、スポンサー企業の団塊世代から金を得やすいからだとか。なので、安穏とヌルイ仕事をしておられるわけです。が、そんな彼が、進歩です。扶桑社の教科書でも読んだかな?

閣下の投稿がTBSに載るといいですね。でもTBSの検閲は思想フィルターがかかるという厳しさがありますから(TBS掲示板といえば、大阪児童殺傷で、子供にクラスメートが指されているのに逃げたんだといった番組に抗議が殺到したけれども、ただのひとつも掲示板にそれを乗せませんでしたが、素晴らしい検閲ぶりですね)。
それにしてもこの暑いのに、左翼さんは反戦でがんばっておられますね。なにやらデモで運んだ石を広島に飾ってとか。

また
>日教組も原爆投下の非人道性を(中略)「正義」とするのを助長させたに過ぎません。
ですが、これは助長させただけでなく、アメリカに変な自身をつけさせ、先日のアフガン、そしてイラク戦争へつながったと考えています。実際、イラク統治に当たり、日本を例に出した米高官までいたくらいです。
それにしても、またしても反核団体の原水禁と原水協は別々に大会を開催したそうですね。北に中国にインドにパキスタン、そしてテロリストと核汚染がひろがろうというのに、内輪もめ分裂のほうが大事とは。それを変だとして社説に掲げるのも、せいぜい読売くらいですからね。

>あの地獄絵図は今でも覚えている。
本当に、丸焦げになった児童とか、地獄でなくてなんでしょう。
あらためまして、合掌。

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 Re: 原爆忌、長崎 ナポレオン・ソロ - 2005/08/08(Mon) 11:59:34 No.3042

 私は長崎に一時縁があって、中学の修学旅行で最初に行ったのを皮切りに、乗り換えて3隻に亘った1年間の練習船乗船中に都度、つまり3度、計四回行きましたが、その度、国際平和祈念館に御参りのつもりで行きました、ヒロシマは学校が近いので、何回も行っていますが、ナガサキをこうまで見せられたのは、個人的に「何かある」のかもしれません。

 夏になると思い出す、私の母が好きで謳っていた歌が、下記の「長崎の鐘」でした。
<引用開始>
「長崎の鐘」サトウハチロー作詩・古関裕治作曲
1 こよなく晴れた 青空を 悲しと思う せつなさよ
  うねりの波の 人の世に はかなく生きる 野の花よ
  なぐさめ はげまし 長崎の
  あゝ 長崎の鐘が鳴る
2 召されて妻は 天国へ 別れて一人 旅立ちぬ
  かたみに残る ロザリオの 鎖に白き 我が涙
  なぐさめ はげまし 長崎の
  あゝ 長崎の鐘が鳴る
3 つぶやく雨の ミサの音 たたえる風の 神の歌
  耀く胸の 十字架に  ほゝえむ海の 雲の色
  なぐさめ はげまし 長崎の
  あゝ 長崎の鐘が鳴る
4 こころの罪を うちあけて 更け行く夜の 月すみぬ
  貧しき家の 柱にも  気高く白き マリア様
  なぐさめ はげまし 長崎の
  あゝ 長崎の鐘が鳴る
<引用終わり>
>「こよなく晴れた 青空を 悲しと思う せつなさよ」
 ご存知の様に、その日は長崎は晴天で、暑い日だったそうです、その何でもなさそうな平穏な1日が、1発のプルトニウム爆弾で、たちまちのウチに阿鼻叫喚の地獄と化し、街は最早、人の姿をしていない犠牲者と、目を背けたくなるほどに傷を負った負傷者で溢れたのでした、中学二年生の秋に祈念館で観たこの光景は、その後、強烈な記憶として心に残りました、最初は「何故、復讐しないのか」と思っていました、戦争は、兵隊同志でするものの筈、無辜の民間人迄を殺しても「正義」と言うのなら、墜落した爆撃機の搭乗員は、八つ裂きにされても文句は言えない筈です、極東軍事裁判の不当性は、戦争の起きた原因から、原爆を落とした結果迄を一貫して勝者のモノサシのみで裁いた事にあります、しかし、復讐は復讐しか産まない事を知る様になって、何処かで、敗れ去るに至った日本人自らの不明を受容して、復讐心を喪われた御霊の鎮魂に変えて行かねばならなかったのでしょう。

 しかし、我々日本人は、先の戦争を個人的に如何にも受け止めようとも、戦争が個人に齎した様々な運命を思えば、良しとせねばならないでしょうが、目先の利益の為に友情も恩義も忘れ、先の戦争が「自ら望んで起した侵略的な意図の下に行われた」「シナ民族絶滅を画策した」「朝鮮民族を奴隷的に扱った」等と、事実を歪曲し、歴史を捏造して、自らの目を塞ぎ、正義を撹乱して子孫に伝える事まで許容するのでは、あの戦禍の下に生き残ったモノの子孫として、その不明さは、戦禍に倒れた泉下に暮す先達に対し、余りに恥ずかしい事であるといわざるを得ない。

 彼の永井博士は、被爆者の悩み・苦しみの真因を
>実にそれは、私自身の魂の醜さをまざまざと見せられ、また、隣の人の魂の醜さをはっきりと見たことによる、人間に対する信頼を失ったのです
 と、表現されました、絶望に満ちた哀しい言葉です。
 これは、逆に、博士自身が「人への信頼が高かった」からかもしれませんし、博士の周りにあった戦前社会の相互信頼関係のレベルがそれ程に高かったのかもしれないと考えたくなります。

 しかし、「放射能傷害」と言う未知で、原因が不可視で結果が明らかなモノに対する惧れから産み出された「恐怖」「差別」「絶望」が、平和に安寧に暮してきた私の想像を遥かに上回るものであったに過ぎない事を、あの祈念館の写真は示していた様に思い出します。

 中国に、朝鮮に修学旅行に出かける中学・高校は、一体、ヒロシマ・ナガサキには行った事があるのだろうか、そこに行けば、戦争とは、如何に理不尽で悲惨な結果を齎すものか、を知る事が出来る筈です。

 しかし、日本の未来を背負う若い国民には、観光として訪れ、上記の事のみを知るだけでなく、それを起点として、戦争は何故おきるのか、何故に国をここまでして守らねばならなかったか、そして、戦争を回避したら私達はどうなっていたか、と言うを静かに、鎮魂の気持を捧げた上で、夏の夜長に話し合って貰いたい、と思います。
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 Re: 俺にイワセロ!(TVタックル調) 小澤英治郎@鞍馬天狗 - 2005/08/09(Tue) 16:16:46 No.3045

>閣下の投稿がTBSに載るといいですね。でもTBSの検>閲は思想フィルターがかかるという厳しさがありますから(TBS掲示板といえば、大阪児童殺傷で、子供にクラスメ>ートが指されているのに逃げたんだといった番組に抗議が>殺到したけれども、ただのひとつも掲示板にそれを乗せま>せんでしたが、素晴らしい検閲ぶりですね)。

管理人殿。
TBSの検閲がかかったのでしょうか・・・?載っていませんでした!

『アメリカ史上最大の汚点』『加害者・被害者を通り越した悪魔の所業』

と、書いたせいか?もしや、体験のみで関係なしと却下されたのかはわかりませんが、結果的には掲載されませんでした。

>戦後60年。
>広島長崎の犠牲者に黙祷。
>談合で橋やら高速道路やらつくる金があったら、癌におび>える被爆者へ、せめて資金の支援くらいはしてほしい。
>そして、アメリカは、被爆者に謝ってほしい。

冷戦構造後も核の脅威が続きますので、郵政民営化でもめる暇あれば・・・

「国民保護」のため、自らの生命を守るため、郵貯300兆円の一部を核シェルター着工や食料・水・電力の備蓄に使ってほしい!!
とも思っています(男女否定三角の費用はすべて被爆者の支援に使うこと)。

>>私は筑紫哲也の「ヒロシマ」は最後まで見ました。
>おお、お疲れ様です。

>それにしてもこの暑いのに、左翼さんは反戦でがんばって>おられますね。なにやらデモで運んだ石を広島に飾ってと>か。

RCCの「広島平和式典」のライブ映像を見ましたが、46分と長く、炎天下の中で行われていますから,出場者の気持ちを察して

『反核がまん大会』

とも呼んでいます(藁)。

>また
>>日教組も原爆投下の非人道性を(中略)「正義」とするの>を助長させたに過ぎません。
>ですが、これは助長させただけでなく、アメリカに変な自>身をつけさせ、先日のアフガン、そしてイラク戦争へつな>がったと考えています。実際、イラク統治に当たり、日本>を例に出した米高官までいたくらいです。
>それにしても、またしても反核団体の原水禁と原水協は別々に大会を開催したそうですね。北に中国にインドにパキ>スタン、そしてテロリストと核汚染がひろがろうというのに、内輪もめ分裂のほうが大事とは。それを変だとして社説>に掲げるのも、せいぜい読売くらいですからね。

反核団体がアメリカに利用された様に、左翼さんが東京裁判そのものを正義とした点もあるでしょう。(なめ猫さんのブログに書きましたが)東京裁判で『パールハーバーが犯罪とするなら、ヒロシマ・ナガサキも犯罪であり、原爆を投下したものと、それを命令したもの、許したものの名前を知っている。その様な者が裁いている』とも糾弾した弁護人の意見を翻訳中止し、GHQは被爆地の情報公開どころか、赤十字の救援活動すら禁止しました。

被爆者諸氏はその事実を知っているもので、それ(プレスコード)を糾弾せず団体エゴで利用している原水禁などの非核団体とは距離を置いています(被爆者であるシティガス広島の社長、木本氏によれば『プレスコード』による言論統制が、産経新聞などのマスコミ、親米保守にある「反米言うなかれ」の後遺症を産んでいるそうです)。
ドラえもんの未収録話
投稿者:小人閑居 投稿日:2005/08/06(Sat) 21:37:07 No.3031 [返信]

 別スレでドラえもんの未収録話について少し触れましたが、これについて少々書いてみます。

 まずは「ガチャ子」というロボットについて。
 「ガチャ子」というのは、ドラえもんの連載開始から間もない時期、「小学一年生」「小学二年生」にわずかな期間だけ登場したアヒル型ロボットです。当時藤子・F・不二雄先生(以下「F氏」)はドラえもんのライバルとなるキャラがいて、二人でドタバタを繰り広げながら話を盛り上げよう構想を持っていたようですが、描くうちにこれは方向性が違うと感じてすぐに本編から姿を消しました。以来ガチャ子の登場する話は単行本にも収録されず、その存在は公式には抹殺されていたというわけです。
 ガチャ子の登場する話や、ガチャ子というキャラクターについての考察は以下のサイトに詳しく載っています。

http://hanaballoon.com/dorachan/oishiku/gachako/index.html

 しかし「クルパーでんぱ」というのはすごいタイトルですね。たとえガチャ子の件がなくても、今ではまず日の目を見ることはないでしょう(笑)。

 あと幻の最終回について。
 「ドラえもんの最終回」は何度か噂になったこともありましたが、これらは全てデマです。しかしドラえもんの最終回は実際には2回、それぞれ「小学四年生」1971年3月号と1972年3月号の合計2回描かれています。これは当時ドラえもんは「小学五年生」には連載されておらず、お別れのメッセージが必要だったことによるものです。
 この内容は以下の通り。
(「小四」71年3月)
 野比家に未来から大挙して観光旅行客が訪れ、その傍若無人ぶりにのび太の家族はてんてこ舞いさせられてしまう。のび太はドラえもんに抗議するが、そこにセワシが現れ、「時間旅行者が過去の人に迷惑をかけることが多くなったので、今後一切の時間旅行を禁止する法律ができた」と告げに来た。これは当然ドラえもんとのび太の別れを意味していたが、別れをいやがるのび太をドラえもんは「男だろ! これからはひとりでやっていくんだ。きみならやれる!」とはっぱをかける。引き上げの合図がきてドラがタイムマシンに乗り込むまぎわ、ドラはのび太との別れをいやがって泣くがどうしようもなかった。ドラとセワシが去った後、のび太は引き出しをぼんやりと眺めていた。
「つくえの引き出しは、ただの引き出しにもどりました。でも……ぼくは開けるたびにドラえもんを思い出すのです。」

(「小四」72年3月)
 のび太はみんなとサイクリングに行く約束をしたが、のび太は自転車に乗ることができない。そこでドラに頼もうと家に帰ると、ドラえもんとセワシが何か相談をしていた。実はセワシは、のび太はドラえもんに頼るくせがついてしまって、このままでは一人では何もできない人間になるのではと心配してドラえもんを未来の世界に呼び戻そうとしていたのだ。しかしドラえもんはどうしても自分からこのことをのび太に言うことができない。
 そこでセワシは一計を案じて、ドラえもんが壊れそうになっているとウソをついて未来に帰ろうとする。しかしそこで自分よりもドラえもんのことを気づかうのび太の優しさにふれたドラは泣出してしまい、全てをのび太に打ち明ける。それにのび太も納得して、「やってみるよ。ぼくひとりで、自信はないけどがんばるよ」と答え、ドラえもんはセワシとともに未来に帰っていった。
 その後のび太はさっそく一人で自転車に乗る練習を始める。それをドラえもんは未来でセワシとともにタイムテレビで見守っていた。
「がんばれ、がんばれ! タイムテレビでおうえんしてるぞ!!」

 なお、てんとう虫コミックス6巻収録の「さようなら、ドラえもん」ですが、初出の「小学三年生」1974年3月号にはちゃんと「小学四年生・四月号につづきます」と書かれていて、その「小四」4月号には「帰ってきたドラえもん」が載っています。
 

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 Re: ドラえもんの未収録話 管理人 - 2005/08/07(Sun) 00:33:58 No.3033

小人閑居

いやあ、漫画のお話、面白いです。
また、ドラえもんで、ゲストキャラだけれどもちゃんと名があるというのも。
で、たぶん、これですね。一応、参考引用ということで短期間のみアップします。
http://www.geocities.jp/ramopcommand/page032.html
なんていいますか、ひでぇ顔です。
面白いことに、ドラえもんが余り頭のいい存在ではない、あまりに等身大すぎるキャラクターであることと、ちょっと顔が違いますね。
といういか、計算間違いをするロボットというあたり、当時のロボット観を感じてしまいます。
確かこの頃はIBMのコンピューターが、オープンリールがぐるぐる回っていて、また入力はパンチの紙を読み込ませる時代だったと思います。
なので、コンピューターで制御されるはずのロボットが人間くさいという特徴もあったりしますし、それがまた、いいんですよね。

あ、そういえば、人間くさいロボットの鉄腕アトムは、原作では真空管搭載ですね。
オーディオも、実は真空管のほうが音はまろやかで、超高級オーディオ装置にはわざわざ大人の握りこぶしほどもある真空管が並んでいるものが、今でも作られています。
なので、きっとこの真空管はファジー制御に役立っているだとか思ったりします。感情的なのも真空管の所為??

また最終回のご紹介、ありがとうございます。
なるほど、掲載誌の都合での配置ですね。でも、いい話にしてあるんですね。
まあ、正統な最終回は無しとしたいです。
世代を超えて愛されている中で、中には破壊的残酷さを伴った都市伝説的なものもありますが、はっきり創作系として大人への階段として最終回をあれこれ考えた人も居る様ですね。ドラえもん世代の漫画家さんを集めて、ドラえもん最終回大会なんてのも面白いかと。いや、無理やり終わらせたいわけではなく、皆さんがどう解釈して表現するかが面白いかと。

あと、サイトの紹介をありがとうございます。
実は、こういう調べ上げたサイトというのにあこがれます。
この頃の小学○年生というのも、実はいいできですよね。勉強のガス抜きと励みという役割もあり、本当に児童の友です。
今じゃ、ファッション誌。こんなもの、消費することが自分らしさと子供のときから思い込む代物ですから。
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 Re: ドラえもんの未収録話 アクチニウムMM - 2005/08/07(Sun) 10:47:51 No.3041

ちよつと話はずれますが、「ドラえもん」といへば、こんなのみつけました。

http://blog.livedoor.jp/lancer1/archives/27173247.html

^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^
月刊Willの7月号(先月号)は「さらば自虐史観」と称して、
88ページを割いて特集を組んでいました。…
94ページから100ページに梶原麻衣子氏が
「日本を取り巻くドラえもんの世界」
と題して書かれています。
この中で、ドラえもんのキャラクラーを
日本を取り巻く各国に当てはめています。
これがおもしろいようにぴったりなのです。

のび太=日本
言わずと知れたいじめられっこ。
自分に非が無くても謝り放題、殴られ放題。
「よこせ!」と圧力をかけられると、
自分のものも自ら差し出す。
泣きながら帰るも反撃できないので不貞寝。
問題先送りで後に複雑化させる。
情けないが日本の姿と酷似しています。

ジャイアン=中国
 「お前の物は俺の物 俺の物は俺の物」…

スネ夫=韓国
常にジャイアン(中国様)の顔色を伺いながら行動する。
特に実力もないのにやけにプライドが高い。
虎の威を借る狐。まさに韓国の姿そのものです。
しかし一点だけ違うのは、
スネ夫には圧倒的金持ちという経済的裏付けがあるが
韓国にはそれが全くないこと。
^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^

あはは。「月刊Will」のことしばらく忘れてゐました。こんな記事も掲載してゐるんですね。これに續く「しずかちやん」と「ドラえもん」にはかなり無理があるな、と思ひましたが、たしかにのび太君はぴつたりかも。
どえらいことに
投稿者:疲れ果てた國民 投稿日:2005/08/08(Mon) 23:09:42 No.3043 [返信]

予想されていた事とはいえ、衆院解散・総選挙になりましたね。
民主単独過半数なんて事が起こらねばいいのですが・・・。かすかな期待は、デストロイヤー小沢一郎が覚醒し、民主をグチャグチャに掻き回してくれることです。

ま、捨民党の消滅はほぼ間違いなく目撃できるのでしょうが、危篤状態の党の死亡を今更見たところで何の感慨もメリットもありませんね。

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 こんなニュースも 疲れ果てた國民 - 2005/08/09(Tue) 11:07:10 No.3044

「社民党の横光氏離党!」

http://flash24.kyodo.co.jp/?MID=RANDOM&PG=STORY&NGID=poli&NWID=2005080901000619 より引用

(以下引用)
^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^
社民党の横光克彦国対委員長=比例九州=は9日、社民党を離党する意向を固めた。
地元の大分県で後援会の緊急会議を開き、支援者の理解を得た上で同日中にも同党大分県連に
離党届を提出する考えだ。

 30日公示の衆院選で退潮傾向に歯止めをかけたい社民党にとって、前職幹部の離党は
大きな痛手になりそうだ。

 横光氏周辺によると、同氏は社民党公認で次期衆院選を戦うことに限界を感じていたといい、
今後、民主党公認で衆院大分3区から出馬することも視野に、民主党との協議に入る模様だ。
衆院解散を受けて8日夜、国会内で福島瑞穂党首にも意向を伝えた。

 民主党は現在、大分3区に公認候補を擁立しておらず、同党関係者は「政策面で協議が調えば
公認もあり得る」と話している。
^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^
(引用終わり)
 
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 Re: どえらいことに ナポレオン・ソロ - 2005/08/11(Thu) 09:52:20 No.3048

 大丈夫! 
 現在の郵政が如何なる現状に置かれているか、と言う事を国民の皆さんが知るに連れて、法案に反対した事が如何に、国益に反したことであったかを知るに至りますから。

 自民党支持の集票・国債引き受け組織である現郵政組織の中核を為している国家公務員、特定郵便局長は、恩給・年金付きで、年収1,350万円の最低保証の仕事を国から世襲制で受け継いでいて、全国に約19,000人います、って、最早、特権階級でしょう、年収で1,350万以上(給与920万、自宅供与対価430万、その他あり)を一般の仕事で稼ごうと思えば、一流企業の部長クラスでしょうから、かなり高度且つシンドイ仕事な筈ですが、仕事の中身を聞くに、それらと較べれば、遊んでいる様な話しです、亦、是ほどの給与・待遇を20,000人近い人に払える様な、特に際立った営業ネタがあるわけではないのですから、「公金の食い潰し」の一種である事には疑い様が無い。

 48年前、田中角栄が国債の引き受け手として前からあった「ボランティア」だったこの職を「ご褒美」として改造してから、完璧に自民党の集票・集金手段として完成度の高い組織だった訳ですが、
換言すれば、自民党は、自党のバックアップ組織を税金で育て・維持していた訳ですから、改革するといっても、ここをまず改革しなければ、何処の組織も「改革」を納得しないでしょうから、あらゆる改革は何も始まらない事でしょう、しかも、今の時期を逃せば、潜在していた組織崩壊の危機を必死で排除するでしょう、今後、この様な法案を上梓する国会議員は、決して当選しませんし、法案が再上梓される事は無い訳です。

 こんな事が明るみに出ても、尚更、法案に反対した=利権に与っている造反議員、民主党に、本来なら賛成に廻るべき所を反対した、共産党・社民党に投票するなんて、国民はそんなにバカではないでしょう。
 
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 Re: どえらいことに 疲れ果てた國民 - 2005/08/11(Thu) 15:37:22 No.3049

前回総選挙で惜しくも落選となった高市早苗さんや米田健三さんには、今回ぜひぜひ出馬願いたいんですが。

特に結婚された高市さんは「山本早苗」として、別姓推進派でもある岐阜の野田聖子の選挙区にぶつけてほしいな、なんてことを思ってしまいます。
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 Re: どえらいことに 管理人 - 2005/08/11(Thu) 21:51:56 No.3051

横光氏、そういえば、いましたね。
社民党にあって、実はちょいと大した人物らしいんです。伊達に国対委員長はやっていない。
この人、ウルトラマンと共に地球を武力で守ってきたくせに社民党に居るとは不思議ではあったのです。ゼットンとかを相手に、話し合いは成立しなかったというのに。
まあ、いくらなんでも、辞めどきでしょう。

それにしても、選挙というのは人の心を掻き立てるのか、掲示板を見渡しましても、色々な種類の掲示板で想像力を発揮した様々なご意見を見かけます。
『民主党3自民党1で、民主党が巨大政党として君臨。』
『海外に媚びるの大好き岡田君は竹島に続いて対馬を半島にあげてしまう。中国も割り前を求め、石垣島をあげてしまう。(主権を中国と分かち合う、という議員がいるんだそうな)。』
『岡田君、拉致問題を北の求めに応じて、現状のまま終結する。』
『岡田君、外国人に参政権をあげる。
 民主党は軒先を貸した半島系議員に母屋を取られる。
 人権擁護法案成立、これによって反民主党言動は、全て封殺される。』
『古賀のおっさんが、人権擁護法と引き代えに、民主党と選挙協力。』
『民主党系性教育推進議員により、性器教育が義務教育課程に入り、実技も実施される。』
『半島は南北が数年以内に一緒になる。呆れた米軍は日本に引き揚げてくる。統一した半島に対し、北にいろいろと援助してきた中国が黙っていない。
 「負債をかえせ、もともと歴史的に半島は中国の属国だ。」と軍隊を率いて侵入。テポドン接収を狙う。
 この第二次朝鮮動乱に対し、米軍なしで迎え撃つ半島は日本に軍事援助を求めてくるけど第一次朝鮮動乱と同じくこれを無視して軍事特需をウマー。』
荒唐無稽なあたりは、わらって読みましょう。また岡田党首があまり頭のいい人には見えていない、というあたりが読みどころです。
その中で
『いよいよ社民党が消えてなくなる。』
というのがありました。
実は、これはタイミング的に横光氏の離党話の前でした。
きっと、ネットの参加者も横光氏も同じ思いだったのでしょう。

石垣も、それぞれが支えあって入るものの、要となる石があって、それが外れると、ガラッと崩れるそうです。国対委員長という要がはずれるとは面白いですね。
社民党という死にかけが息を引き取るのは当然のなりゆきで、珍しくも無いのでしょうが、まあ歴史の目撃者として、せめてこれだけは見逃さずにおきたいです。
 
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 Re: どえらいことに 管理人 - 2005/08/11(Thu) 22:45:47 No.3052

>本来なら賛成に廻るべき所を反対した、共産党・社民党に投票するなんて、国民はそんなにバカではないでしょう

ご指摘のとおり、これは不思議でたまらないんですが、この2党に通すべき筋というものは無いんでしょうか。
本当に、反対するしか能が無い。
これまでは一方的で偏った報道しか入手できませんでした。しかしネットで盛んに意見がやり取りできる今日この頃、この2党の馬鹿っぷりは、結果に現れるに違いありません。
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 Re: どえらいことに ナポレオン・ソロ - 2005/08/13(Sat) 08:56:15 No.3061

 岡田さんが代表になってから、民主党の方針に、「アジア諸国への日本国の主権の共有、委譲」等が、書かれるようになったそうですが、本当にそう書いてあるのなら、税金から政党補助金を貰っている民主党には、少なくとも、求められれば説明責任が生じる筈です、「国の主権の共有、委譲=売国以外の何物でもない」ワケですが、そんなスローガンを掲げる政党に公金を支出して、その活動を補助する事は、税金の遣い方として、明らかに国益に反していると思います。

 国家があってこその政党の筈で、例えば、現在はどうか知りませんが、嘗ての日本共産党が、ソ連共産党の手先、国際陰謀組織の出張機関である事が明らかとなった時点で、国家の転覆・滅亡を企んでいるワケですから、もし、その時現在の様に「政党補助金」があったとしたら、「テロリストを国民の税金で養っている」事になったワケですし、共産党は国民を欺瞞していた事になった事でしょう。

 前述の様に、民社党の党是に「明らかな売国」を付け加えたのなら、共産党の例に劣らぬ国民を愚弄した行為であると言わざるを得ない、補助金は即刻停止・返納されるべきであろうし、岡田さんが辞めるだけでは済まなくなり、民主党存続に関る大問題で、最早、選挙所じゃない、「どえらい」事です。 
チクリ苦情大会を開き、ゴキブリ解消しました
投稿者:管理人 投稿日:2005/08/12(Fri) 01:21:17 No.3053 [返信]

さてさてニュースから。
<年間変漢ミスコン>「チクリ苦情大会?」愉快な変換ミス

 チクリ苦情大会を開き、ゴキブリ解消しました−−?? 実はこれ、「地区陸上大会」と「5季ぶり快勝」の漢字変換ミス。日本漢字能力検定協会は、愉快な変換ミス作品の中から大賞の「年間変漢賞」を選ぶコンテストの投票を受け付けている。あなたも選んでみませんか。
 このコンテストは、パソコンで文章を書く人が増える中、漢字を正しく使うことの大切さを改めて確認するのが狙い。
 昨年7月から公募し、計5946作品が集まった。毎月、月間賞と次点を決めてきたが、今回は、その22作品から最もおもしろいと思うものをオンライン投票で選ぶ。投票は31日まで。
 投票には登録が必要。9月15日に大賞が決まり、ホームページで発表される。【大迫麻記子】
(毎日新聞) - 8月9日14時9分更新


誤変換といえば、夏目房之介がとりあげたものとして
『居間で排便とは』(「今ではイベントは」の誤変換)
があります。

で、私の周りでも業務文書で、よく見つけます。
私も結構やらかしますね。

★この度の不具合につきまして、下請けとも反省点を今日融資、
×「今日融資」→○「共有し」
資金繰りの話なんぞ、興味無い。

★この度の不具合につきましては、良品の大脳を急ぎ手配して参ります。
×「良品の大脳」→○「良品の代納」
確かに、不良品の脳みそかもしれん、、、。

★電子メールではなく神の承認書類をお届け致します。
×「神の承認」→○「紙の承認」
恐れ多くて受け取れません。

★返却の性品につきましては、鳥に逝きます。
×「鳥に逝きます」→○「取りに行きます。」
鳥葬?

★子女歌い追うを進めて
×「子女歌い追う」→○「市場対応」
アイドルの追っかけ?

★不良品の町が痛い裂くの件
×「町が痛い裂く」→○「間違い対策」
なんか、物凄く痛そうです。


★故障を起こしました製品は会席をすすめて
×「会席をすすめ」→○「解析をすすめ」
飯を食ってる場合じゃない。

★不具合品につきましては性上司用品との比較を行い、
×「性上司用品」→○「正常使用品」
セクハラ上司御用達。

★弊社出荷時の狂態の外観検査にて見逃しを
×「狂態の外観検査」→○「筐体の外観検査」
何を見ていたんだ、何を。

★(パーツ不具合により)茶道の師匠にいたりました。
×「茶道の師匠」→○「作動の支障」
茶ぁ、飲んでる場合じゃない。

★弊社の社勇者にて急ぎ運搬いたします。
×「社勇者」→○「社有車」
なにやら面白い役職のある会社みたいですね。

★後ほど少佐承認を得た正式書類にてご連絡を
×「少佐承認」→○「照査承認」
これまた、面白い役職みたいです。

というわけで(どういうわけ?)、誤変換、大いに楽しむ掲示板でありますです(仕事では、やっぱしイカンよなぁ、、、)。

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 Re: チクリ苦情大会を開き、ゴキブリ解消しました 疲れ果てた國民 - 2005/08/13(Sat) 01:28:13 No.3058

管理人殿

>チクリ苦情大会を開き、ゴキブリ解消しました

スレタイから爆笑ものですね。
でも、僕も誤変換の常習犯としては心底笑う気にはなれません(汗)
が、ここまで物凄い誤変換をした記憶はありません(笑)。
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 Re: チクリ苦情大会を開き、ゴキブリ解消しました エノク - 2005/08/13(Sat) 15:22:14 No.3062

わははは。面白いですね。(^_^) 特に

>★電子メールではなく神の承認書類をお届け致します。
×「神の承認」→○「紙の承認」
恐れ多くて受け取れません。

>★弊社出荷時の狂態の外観検査にて見逃しを
×「狂態の外観検査」→○「筐体の外観検査」
何を見ていたんだ、何を。

は、笑ってしまいました。へんな想像をしちゃいました→「狂態」
杉並区で「つくる会」教科書採択
投稿者:疲れ果てた國民投稿日:2005/08/12(Fri) 18:07:00 No.3054 [返信]

反対派、賛成派、2ちゃんねらーが見守る中で、東京都杉並区は扶桑社の歴史教科書を採択しました。東京23区での採択という事で、他地区での採択にも影響を与えそうです。

ところで、某所で拾ってきたのですが、朝日新聞が「つくる会」教科書に反対する本当の理由は↓だそうです。
http://up.nm78.com/data/up125450.jpg
画像の右上にご注目ください(笑)。
確かにこれは、大朝日様としては何としてでも葬り去りたいでしょう、クックックッ。

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 Re: 杉並区で「つくる会」教科書採択 疲れ果てた國民 - 2005/08/12(Fri) 21:27:14 No.3055

すみません。↑の画像、リンク切れになっちまいました。

 Re: 杉並区で「つくる会」教科書採択 管理人 - 2005/08/12(Fri) 22:43:10 No.3056

疲れ果てた國民殿

ご紹介ありがとうございます。
それにしても、採用されたんですね。
さてさて、映像ですが、私も画像掲示板を回っていて見つけました




それにしても、教科書に載せるには充分です。
やはり今日のマスコミの有様を象徴する事件ですからね。
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 Re: 杉並区で「つくる会」教科書採択 疲れ果てた國民 - 2005/08/13(Sat) 01:11:02 No.3057

管理人殿

画像のご配慮ありがとうございます。
ところでNEWS23のチクシたんのコメントをぜひ聞きたかったのですが、「世界陸上」放送でNEWS23は夏休み中なんですね。たいへん残念に思っております。

尚、この「さ○ご事件」は決して風化させてはいけないので、息子にはきっちり教えてあります。もちろん、学校のひきょうぐみの先生のまえでは禁句だぞ、ということもね(笑)。
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 Re: 杉並区で「つくる会」教科書採択 エノク - 2005/08/15(Mon) 16:18:34 No.3063

「珊瑚KY写真」拝見しました(笑)。
なるほど。これなら、朝日新聞信奉者は反対するしかありませんね(笑)。しかし、これはれっきとした「事実」なのですから、子供たちにしっかりと教えなくてはなりません。

 ついでに、朝日新聞は「政治家がNHKの番組に圧力をかけた」とデマ報道をしたことも伝えなければなりませんね。 
唖然としてください、日本の国防事情
投稿者:小澤英治郎@鞍馬天狗 投稿日:2005/08/13(Sat) 03:58:54 No.3059 [返信]

送信日 : 2005/08/11 (Thu)
題 名 : 高まる東アジアの緊張よそに兵力削減狙う財務省

 今後、朝鮮半島をはじめとして、日本を囲む東アジアにおいて、緊張がたかまってゆこう。
 
それなのに、小泉首相以下、日本の政府と国会は、防衛音痴ばかりしかいない。これでは"シビリアン・コントロール"も、あったものではない。寒心に耐えない。
 
北朝鮮が六ヵ国協議の場に戻ってくるものか、分からない。しかし、北朝鮮が六ヵ国協
議に応じることがあっても、北朝鮮は核兵器を保有することを国家の基本方針としている
から、いくら協議を重ねてみても、北朝鮮が核兵器開発を手放すことはない、と思う。
 朝鮮半島は、時限爆弾に似ている。向こう数年以内に、朝鮮戦争が再び起こる可能性が
ある。
 昨年の十一月に、政府が新しい「防衛計画の大綱」を決定した。
 北朝鮮の脅威と並んで、はじめて「中国の脅威」が明記された。
 それに先き立って前号で触れたように、防衛庁は日中が軍事衝突する場合を想定している。海洋資源をめぐるもの、中国が尖閣諸島を占領する可能性、三つ目は中国が台湾を強引に併合しようとして攻撃し、アメリカが軍事介入する場合である。
 
防衛庁では、中国の脅威のほうが、北朝鮮よりも強く認識されるようになっている。中国は破綻した共産主義思想に代わって、国内を束ねるために、好戦的な愛国心を煽り、その基礎に反日主義を据えている。
 
新「防衛計画の大綱」には、「島嶼防衛」の必要がはじめて書き込まれた。尖閣諸島をはじめとする先島のことだ。また、地対地弾道弾の開発が始まるが、北朝鮮とともに、中国へ向けたものだ。
 
新「防衛計画の大綱」は「多機能弾力的防衛力」を整備することを、打ち出している。

テロに備えるとか、国際平和維持活動に貢献するとか、大量破壊兵器(WMD)拡散を防止する国際活動に協力するなど、「多様な事態に対応」する必要をあげている。
 自衛隊は諸外国と違って、予備兵力がほとんどない。根のない、切り花に似ている。
 ところが、陸上自衛隊の定員が五千人削減されるのとともに戦車、火砲、護衛艦、戦
闘機などの三自衛隊の正面装備が、軒並みに減らされた。「多機能弾力的」というのは、それなりに大いに結構なことだが、国土の防衛こそが自衛隊の主要任務であるから、心もとない。
 
当初、財務省が陸上自衛隊の定員を三万人削減しようとしたのは、正気の沙汰といえな
かった。財務省が軍事問題の研究所を持っていて、日本が直面する脅威を分析したうえ
で、合理的に兵力量を算出したわけではない。
 算盤勘定で予算を削るだけのことから、大幅な削減を主張したのだから、
国防について真剣さをまったく欠いている。
 朝鮮半島をとっても、国をあげて"日中友好"を、長年唱えてきたのに残念なことだが、中国の行動様式をみても、台湾海峡をとっても、今後、日本を囲む東アジアの緊張が増してゆくとしか、考えられない。これから日本の周辺の緊張が緩んでゆくとは、とうてい思えない。
 結局のところ、日本では"シビリアン・コントロール"とは、国家の大事である軍事について無知な政治家と、役人の天下の別名でしかない。"シビリアン・コントロール"について、考え直したい。    (17年1月)


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加瀬英明事務所
お問い合わせメール: info@kase-hideaki.co.jp
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 Re: 唖然としてください、日本の国防事情 小澤英治郎@鞍馬天狗 - 2005/08/13(Sat) 04:03:57 No.3060

送信日 : 2005/08/04 (Thu)
題 名 : 即時対処できない自衛隊に国が護れるか

十一月に自民党憲法調査会が、「憲法改正大綱原案」をまとめた。自民党はこの大綱案を叩き台として、結党五十周年に当たる来年十一月に改憲草案を決定するという。
 
この原案は、政治家が軍事に無知であることを曝けだしたもので、情けない。国民に「国防の責務」を課すのはよいが、徴兵制を禁止している。また、「非核三原則」を、憲法に盛り込もうという。

 徴兵制を行わないことと、核武装しないという非核三原則は政策(ポリシー)であるべきで、そのような選択肢を捨てることがあってはなるまい。昭和二十年に日本が核兵器を保有していなかったために、核攻撃を誘ったことを忘れてはなるまい。 自衛隊を「自衛軍」に呼びかえるのも、姑息だ。どの国も、自衛のために軍隊を保持していると稱している。堂々と、国防軍と呼ぶべきだ。
 
同じ月に、中国の原潜が先島諸島海域で、わが領海を侵犯した。中国側は故障によるものだったと陳謝したが、意図的だったと思う。
 
中国は尖閣諸島の領有権とともに、中国の排他的経済水域(EEZ)が尖閣諸島を取り込む大陸棚延長線まで伸びていると主張している。また日本がEEZの中間線としている地点で、天然ガス田の試掘を強行し、中国の調査船がわが海域で傍若無人に活動している。
 
防衛庁は先ごろ日中が軍事衝突する三つのシナリオを描いて、沖縄にある陸上自衛隊の混成団を旅団に増強し、これまで九州にあったF15戦闘機を、沖縄本島に配備することを決定した。混成団は約二千人で、普通科(歩兵)三箇中隊と後方支援隊から構成されるが、旅団になると四千人あまりで、三箇普通科連隊と特科(砲兵)によって編成される。
 
日中衝突のシナリオは、海洋資源をめぐるもの、中国が国内の反日世論にこたえて尖閣諸島を占領する場合、台湾が独立を宣言して、中国が台湾を攻撃し、アメリカが軍事介入した場合である。

 それだったら尖閣諸島の魚釣島に、陸上自衛隊一箇中隊を駐屯させるべきだ。旅団は沖縄本島よりも、宮古島に前進させるべきだ。

 中国の民兵であれ、尖閣諸島に上陸されたら、奪還するのは難しい。中国の憲法では人民解放軍、人民武装警察、民兵を、軍として規定されている。漁船に乗った海上民兵もいる。

 中国の原潜が日本の領海を侵した時に、海上自衛隊に対して海上警備行動が下令されるまでに、長い時間がかかった。海上自衛隊、防衛庁、首相官邸を経てから、首相が相手が中国だったために、逡巡した。

 国を護るためには、現地の部隊にふだんから能力と権限を与えておくことが必要である。近代戦争においては即時対処することが、求められる。海上自衛隊をとれば、海上警備区域の司令官が、海上警備行動を発令する権限を持たされているべきである。
 
航空自衛隊が好例である。航空自衛隊は領空侵犯に対して、ただちに迎撃機を発進——スクランブルさせるが、中央からの許可を取りつけることを必要としていない。

 これは航空自衛隊がアメリカ第五空軍から、レーダーを含めて、日本の空の護りをそのまま引き継いだからである。
 北朝鮮からミサイルが発射されれば、僅か七、八分で日本に着弾するのだ。   
(16年12月) 


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 Re: 唖然としてください、日本の国防事情 ナポレオン・ソロ - 2005/08/15(Mon)18:02:08 No.3064

>昨年の十一月に、政府が新しい「防衛計画の大綱」を決定した。
>北朝鮮の脅威と並んで、はじめて「中国の脅威」が明記された。
 中共を脅威と見ていなかったのは驚きですね、向こうはれっきとした核保有国家なのに、亦、90年代の初頭には、日本を「敵性国家」としているのに。

>防衛庁では、中国の脅威のほうが、北朝鮮よりも強く認識されるようになっている。
 これは、装備している軍事力の大きさから、亦、北朝鮮の政治的バックボーンである事を考えれば、当然の事でしょう。

>中国は破綻した共産主義思想に代わって、国内を束ねるために、好戦的な愛国心を煽り、その基礎に反日主義を据えている。
 「今更、何を仰る」と言いたくなるが、これを防衛庁が言い出したのが昨年の11月の事ですから、防衛庁レベルでは、中共が、内政の混乱から目を逸らす目的で、反日を政治的に利用していると言う認識があったのですね、でも、唯の撹乱・隠蔽だけでなく、本気で、戦争を始めかねなくなっていますが、これについての見込みが甘いのは、大綱策定自身、プロによるものではないのではないか、仰るように、シビリアンコントロールは、「軍事について無知な政治家と、役人の天下の別名でしかない。」のでしょう、上記の認識があって猶且、3万人の人員削減と正面装備の削減では、防衛を放棄します、と宣言する様なモノではないか、正に正気の沙汰ではない。

>地対地弾道弾の開発が始まるが、北朝鮮とともに、中国へ向けたものだ。
「地対地」で、しかも「弾道弾」? 必要なんですか? 買ったほうが絶対安い。

>新「防衛計画の大綱」は「多機能弾力的防衛力」を整備することを、打ち出している。
>テロに備えるとか、国際平和維持活動に貢献するとか、大量破壊兵器(WMD)拡散を防止する国際活動に協力するなど、「多様な事態に対応」する必要をあげている。
 風呂敷だけは大きく広げたワケですか、将来起こりうる全ての可能性に対処できる様に、ですか?

>自衛隊は諸外国と違って、予備兵力がほとんどない、根のない、切り花に似ている。
>陸上自衛隊の定員が五千人削減されるのとともに戦車、火砲、護衛艦、戦闘機などの三自衛隊の正面装備が、軒並みに減らされた。
 危機意識が全く無い、といえるでしょう。

このチグハグさは一体なんだろう、丸で、後で復活するのを待っている様にみえるが、今の日本に必要なのは、将来でなく今ですよ、と言いたい。
 
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 Re: 唖然としてください、日本の国防事情 管理人 - 2005/08/16(Tue) 22:34:38No.3067

小澤英治郎@鞍馬天狗殿

ご紹介ありがとうございます。
重たく、難しい話題で、ついお返事が送れ、失礼いたしました。

ナポレオン・ソロ殿
ありがとうございます。
ご指摘、確かにそのとおりです。中共を脅威と見ていないとは。あの強大な軍事力がどう転ぶか、日本に好意を持っていないことは既に知れていることでしょうに。
しかも核保有国家。ここの核実験で死の灰騒動が日本でおきたことを、皆さん既に忘れたんでしょうか。

さて、日本での核運用ですが、國民の支持は得られそうにない一方で、仮に日本が被爆国で無く、核がどんなものか國民がまったく知らないとしても、軍事面で日本での核は資金資産運用など確立できそうには思えません。
なので、仮に憲法に書いたとして、新たな核保有国の北、その北に擦り寄る韓国は喜ぶでしょう。だからといって、書いたとしてもこれといって影響が無いと見るか、それとも書かないことで脅しとするかは、意見が分かれるかもしれません。しかし憲法に書く前に、することが山ほどありそうに思います。

一方でシビリアンコントロールですが、お役人・議員、軍関係、国民それぞれに、現状では問題を感じます。
お役所だの議員だのは、必要な仕事をするのではなく、しやすい仕事を自分でつるという人種だという点から考えるとあまり期待できそうにはないなとも考えます。
軍事に関しても、しやすい仕事、つまり今ある周辺の状況を理解する、軍事とその運用を過去例を含めて考察する、というより楽な思考に走る事は充分に考えられます。
かつてファッションモデルでもあった人気の議員さんが「潜水艦なんて時代遅れだからいらない」と言ったとかいわないとか。あのーー、中国が先日、領海侵犯したのはその潜水艦なんですけど。
もし、時代遅れでいらないのなら、日本ではなく、中国に言ってほしい。なぜ、日本に先に言うのでしょうね。
周辺諸国の言動を見ていると日本に生まれた事、日本国籍を持つ人であることを敵視の理由にしています。
中国なんて国連に金を出していないのに、国連に経済面で大きな貢献をしている日本が国連の役割を持つことを嫌がり、騒動を起こすとか。
韓国・北朝鮮が、授業で反日を推進しているとか。親日派をさらし者にする法律まで出来たそうです。これって差別と同じ構造ですし、戦時と同じ状態です。
が、なぜか、日本ではのんびり。
こういう自体は土下座して、というのが右傾化を防ぐと一般には信じられていますが、しかしその逆だと思います。
政府に反発することを是とする左翼な思想をもってすれば、これに反発した勢力が出来上がるのは当然です。結果として右傾化になる。
シビリアンコントロールは、ここからスタートしなければならないのでは、とも思います。
かつての太平洋戦争時、アジアはすべて植民地(つまりアジア人であることは奴隷であること)でもって列強に包囲された状態で軍事や軍閥の台頭となったことを考えると
シビリアンコントロールは軍に関連することに首輪をつけることだけでは無いだろうとも考えます。

過去、諸外国も含めて理想のシビリアンコントロールというのは成功しているかどうか。
中国も北朝鮮も、軍部台頭が言われていますし、軍事が庶民を人権面でも経済面でも圧迫するという、かつて偉い学者様が資本主義ならでは、としたものが堂々と共産を目指した国で発生しています。
日本では、こういう話題でコスタリカが出てくるのでしょう。
けれども、このコスタリカに関し、ニュースと証した番組で実態とは違う内容に作り変えられて報道されていますし、日本にむりやり当てはめると混乱するだけでしょうか。

では、コントロールは軍部にお任せでいいかとなると、ムツカシイかも。
いい例が見つかりませんが、ベトナム戦争でも、米軍幹部は攻撃を加減してやれば友好が成立するとして、あれやこれやと攻撃規制を設けました(北爆停止とか戦闘機は着陸したら攻撃駄目とか)。
が、結果はご存知のとおり。
前線で必要なものを後方のデスクに居るお偉いさんが勝手に決める構図というのも解消したとは思えません。
ゼロ戦の防弾が無い事に海軍省のお偉い士官様が『(防弾だのと)諸君は情けない。もっと軽い飛行機を作って訓練を重ねて、』ということで、ゼロ戦に各国の戦闘機なら普通に採用している防弾の採用を見送ったのだとか。
アメリカはすでに防弾で成功、日本軍機の20mm機銃や海軍の25mm機銃で撃たれても平然と飛び、一方、ゼロ戦はちょっと撃たれると見事に炎上してしまいました。
加えて大東亜戦争でも、ソ連が米英との和平の仲立ちをすると軍部やら外務省やらが本当に思っていたそうです。外交オンチというか、今から見ればただのアホ。日露戦争でソ連を北へ追いやったのはなんだったんだといいたくなる代物です。そして第二次大戦で最後の最後に裏切り侵攻をしたのは、ソ連ですから。
 
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 Re: 唖然としてください、日本の国防事情 管理人 - 2005/08/16(Tue) 22:35:08No.3068

では、あらためてシビリアンコントロール。庇護の対象であるべき国民の意識はどうでしょうか。
まず軍事とは何かから整理しなおさないとスタートが切れない、というかスタート地点でめちゃくちゃになっている様に思います。
ちょうど、正論読者殿掲示板においても類似のスレがたちましたので、そこから二児の母殿、直諒殿、灯里殿のレスを抽出、参考のため、紹介いたします。また、当方掲載にあたり、オリジナリティを尊重しつつ、編集をしております点、何卒ご理解のほど、お願いいたします。
『ある母親の「子供におなかいっぱい食べさせられる、戦争もなく平和に暮らせることに感謝している」というスレッドについたレスです。』
『> 子供におなかいっぱい食べさせられる、戦争もなく平和に暮らせることに感謝している
今まで、その平和はなにもせずに実現してきたわけではありません。自衛隊や海上保安庁、警察、税関の方たちが犯罪やテロ、麻薬流入などを防いできたからです。いわば、国家の
おかげで平和に暮らせていたのです。そこをお忘れなく。
あえて言いますが「広島、長崎」を持ち出す人が、本当に心から平和のことを考えているのか、私はそれを疑問に思います。
本当に「平和について考えている」のでしたら「戦争にならないための様々な方法」も同時に考えているはずです。もし本当に考えているのでしたら、「軍隊がなければ戦争が起きない」というのがどんなにおかしなことか分かりそうなものです。
「警察がなければ犯罪は起きない」「消防がなければ火災は起きない」と本当に思ってらっしゃいますか?』
『 それが驚いたことに彼女たちは大真面目に「軍隊があるから戦争が起きる」と考えているのです。
 それから、私が以前に言われたことなんですが「軍隊は合法的に殺人ができる組織」と考えています。
 あちらとしては「平和を守るのになんで人殺しをするんだ」ということになるそうで、私は反論できませんでした。』
『「フリート・イン・ビーイング」と言う言葉を教えてあげましょう。
「艦隊は存在することに意義がある。」つまり軍隊の機能はまず第一に抑止力、なのです。
戦後の歴史を見ればわかりますが、朝鮮戦争の昔から、紛争地域にはそれに先立って必ず、軍事的空白がありました。
侵略側は侵攻に先立ってまず、侵攻地域に反戦論、非戦論を広げ、抵抗を弱めようとします。冷戦時代、わが国は常にソ連の侵略対象でしたから、左翼勢力によって反戦論や反軍(自衛隊)思想が盛んに広められたわけです。
その狙いはもちろん、抑止力の除去です。
上のような理屈はみんなその当時、わが国に広められた屁理屈で、平和のため、どころか軍事的空白を作って、戦争を引き起こすため、だけのものにすぎません。
こういうことは軍事学の世界ではほぼ、常識でしょう。けれどそれがなかなか一般社会の常識にはなりません。
しかし健康ためにはまず、病気について知らなければならないように、平和を望むならまず、戦争について知らなければならない(リデル・ハート)なのです。
(また軍隊の役割認識について)国内においては警察が、国外においては軍隊が国民を守る。それが基本です。
多くの海外派兵は居留民保護を名目にして行われてきた、と言う歴史がそれを示しています。
(またその際の派兵にあたり) 理由もなしに外国に出兵しても良い、等と取れる意見に関しては国際常識以前です。』
 
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 Re: 唖然としてください、日本の国防事情 管理人 - 2005/08/16(Tue) 22:35:31No.3069

さて、この軍隊の役割に言及されたスレですが、これに関連してすぐに思いついたのがオーストラリアです(なんでも左翼さんらによると、人権先進国だそうですが)。
ここ、オーストラリアも強力な軍隊を持っています。
地図を見ても、どう見たってこの国を侵略する国があるとは思えません。
しかし軍隊はその役割の為に当たり前の様に持っている。
http://www.australia.or.jp/gaiyou/gov/defence.html
こちら。
国の概要説明に、軍事とその内容、今後の展開までぎっしり書いてあるんです(日本だと、観光くらいしか紹介しなさそうな気がします)。
ちなみにF111という、かつてアメリカがリビアを超長距離爆撃したときに使った超大型戦闘攻撃機を今でも運用。
さらにF/A18戦闘攻撃機も運用。これは湾岸、イラク戦争で、大いに活用された機体です。さらに空中給油体制も整えつつある様です。

軍隊は、地理的に侵略のありえないところにもあり、そしてそれは自国の紹介としてきちんと文章として紹介されている実態、日本の認識とあまりにかけ離れています。

中国の強大な軍事力が、日本では脅威となっていない点を思い起こします。そして先に初回しましたレス。
>侵略側は侵攻に先立ってまず、侵攻地域に反戦論、非戦論を広げ、抵抗を弱めようとします。
>冷戦時代、わが国は常にソ連の侵略対象でしたから、左翼勢力によって反戦論や反軍(自衛隊)思想が盛んに広められたわけです。
>その狙いはもちろん、抑止力の除去です。
>上のような理屈はみんなその当時、わが国に広められた屁理屈で、平和のため、どころか軍事的空白を作って、戦争を引き起こすため、だけのものにすぎません。

まずこうした日本人の認識をどうするか。
そこからスタートしなければならないと思います。
初めての帰省ラッシュ
投稿者:メーテノレ 投稿日:2005/08/16(Tue) 21:50:22 No.3066 [返信]

は・・・初盆に帰ってきました

ついでといっちゃなんですが、人吉の両親宅にもよってきました。
九州はいいなぁ。
田舎に仕事があればなぁ

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 Re: 初めての帰省ラッシュ 管理人 - 2005/08/17(Wed) 21:28:12 No.3070

お盆の遠征、お疲れ様でした。今年は特に暑かったですしね。
また初盆とのこと、お大変様でした。
JRでの移動でしたか。こういうときにJRは頼もしいですね。たとえぎゅうぎゅうでも、時間にそって目的地へたどり着きますから。
それにしても飛行機は怖いし高速道路は事故だらけ。いやほんと、地獄の釜の蓋でも開いたんじゃないのか?といいたくなるくらいのお盆でした。
高速は、なにしろ故障車続出、事故続出。故障車も車輪のバーストが多かった様です。またヤンキー車の、ホイールをインチアップしまくってタイヤのゴムが薄いタイプが多かった(しかもばりばりに裂けていた)印象があります。見た目重視かしらないけれども、せめて高速に乗るときの空気圧くらいは見ようよ、と言いたかったです。事故もその関連かもしれません。

あと熊本県北部では連日、雷がどっかんどっかん。人吉も、夕立などで蒸したりしたかと思います(県南は、さほどでもないかな?)。
で、楽しみにしていたマーチングフェスティバルも、雷がバリバリドンドンと迫ってきてバケツをひっくり返したような雨となり、私は見ずに帰ってきました。雷を押してまで見ようとは思わなかったりしますです、はい(そういや東京もやたらと雷が落ちているとか)。

というわけで、お盆の大移動、無事でなによりです。
 

 Re: 初めての帰省ラッシュ 疲れ果てた國民 - 2005/08/18(Thu) 10:18:21 No.3071

メーテノレさん

お疲れ様でした。
我が家は親と同居で、妻の実家も隣県なので、帰省とは無縁です。で、帰省のお疲れは実感としては判らないのですが、満員の電車や長距離渋滞をTVニュースで見ているだけでも疲れてしまいます。

お盆休みの間は、大阪の街中も静かで、道路も渋滞無く、ノンビリと過ごしておりました。本日から仕事再開で、ダレ切った心身にはちと負担が・・・。
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 Re: 初めての帰省ラッシュ ナポレオン・ソロ - 2005/08/18(Thu) 11:24:24 No.3072

 私の郷里は、前に述べました様に指宿ですが、母親が死んでから、殆ど帰っていません、5年前に離別した鹿児島市に住む父親の所に帰ったっきりです。
 「偶には、墓参りでも」とは思うのですが、新幹線で約5時間、飛行機だと6時間余り(空を飛んでいるのは役1時間なんですが…)、掛る時間とお金と体力を考えると、2の足、3の足を踏んでしまいます、其れになんと言っても、指宿は暑い!

 「街中の何処を掘っても温泉が出る」状態の指宿は、地熱が凄くて、他の土地より、5℃位高いそうです、畔の横を流れている小川でさえ湯川が多く、中には、60度近くある場所さえ有ります、勿論、そんな湯川に棲息できる生き物には限りがありますから、鮒や鯉は温度の低い川や沼にしか棲息できなかった為、元々不利な棲息状況だったのに加え、戦後の食糧難にと放流されたアフリカ産のシークリットの亜種であるティラピアが異常に繁殖して、川は、雑食・大食い、且つマウスブリーダーのティラピアの天下となってしまい、釣りに行って鮒や鯉が上がると珍しいので大事に持ちかえって、井戸で飼っている友達が大勢いました。

 私は、少年時代に剣道をやってましたが、その頃は、そんなに思わず、商船学校に行って解ったんですが、実は、とても暑かったんですね、よく今で言う熱中症にならなかったもんだと感心してます。

 社会人になって大分経った、母が存命だった頃、帰省していて、昔の剣道仲間から声が掛り、道場で稽古するハメになりました、私は、一応の目標だった3段を高校生の時取得した後、サッカーと野球を始めましたので、随分ご無沙汰でしたが、彼等は、ズーッと剣道を続けていて、その頃、誘ってくれた2人は、夫々5段と6段(今は2人共7段、他に6段が3人居るらしい)でした、切り返しをやった時点で、「是は、相当ヤバイ」と感じましたが、その後、予感が的中、良い様にあしらわれ、息は上がる、足は縺れる、目が廻る、挙句の果てには、大上段からの片手面をかわしきれず、横面を食らって目がクラクラ、そして、何より、暑いの何の、夕方のわりと涼しい時間帯だったのに、終わって胴着を絞ると染みこんだ汗が滴り落ちる位でした、確かに、後で飲んだビールは格別でしたけど、その為に、毎日稽古に行きたくはありませんでした(笑)。
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 Re: 初めての帰省ラッシュ 管理人 - 2005/08/18(Thu) 22:53:33 No.3073

ありがとうございます。
皆様におかれましても、無事、お盆をすごされた様で、なによりです。

そういえば、指宿では望比公園に行ったとき、妙に温い気がしました。暖流があるから、などと思っていたんですが、なるほど指宿ならではだったのかも。
(ちなみに、指宿にはハンターに誤射しない様、訴える看板があっ多野を思い出しました)。

それにしても、本当に暑い。
昔よりも、なにか違う暑さに感じます。妙に都市型というか、季節はずれのコタツに追い掛け回されている見たいな暑さです。

まだ暑さは続く様です。
各位に於かれましては、ご自愛のほどを。

 Re: 初めての帰省ラッシュ 直諒 - 2005/08/19(Fri) 08:20:07 No.3074

こんにちは。

九州、うらやましいです。
私の親戚はほとんど関東と北海道なので、昔から九州には縁がなくて「あこがれの地」
でした。

今では(気楽な一人身だし)、旅行で毎年のように行っていますが、帰省の話とかを
伺うと、旅人として行くのと比べてやはり「何か違う」んですよね。

お盆期間の大渋滞のニュースを見ると、鉄道派の私としては「渋滞すると分かっていて
なんでわざわざ車で帰省するのかな」と素朴に感じてしまいます(苦笑)。

人吉や指宿は、何度か通りかかっていますが、実はきちんと訪問したことがないのです。
行ってみたいなあ。
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 Re: 初めての帰省ラッシュ 疲れ果てた國民 - 2005/08/19(Fri) 09:42:19 No.3075

直諒殿

おはようございます。

>「渋滞すると分かっていてなんでわざわざ車で帰省するのかな」

荷物が多いからでしょう。2人とか3人の子供をつれて、尚且つお供え物・実家や親戚へのお土産などもあるから、電車での移動は辛いものがあると思います。
妻子持ちは身軽じゃないんだぞ、っと(笑)

 
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 Re: 初めての帰省ラッシュ メーテノレ - 2005/08/20(Sat) 20:21:11 No.3083

>疲れ果てた國民様
>妻子持ちは身軽じゃないんだぞ、っと(笑)
わかります・・・職場で見かけるご家族連れの皆さんも
お子様の成長段階に応じてさまざまな装備でいらっしゃっていますよー。
子供時分には父親はよく家族5人の命を乗せてクルマで帰省して
いたもんだと今更ながら頭が下がります。
パソコンのことはワタクシの方が早く手に入れただけあり、父の質問攻めにあったりしますが。
父は今でも物知りでイカシタ存在です。なにしろ、ボーイスカウトの
青年部にいた若き日があるそうで。(写真を見ましたが、母親が惚れるのがわかりましたよ)
海や山で「おとうちゃんってかっこええなあ」と思った遠い過去が…

おっと。昔語りになりました。

ちなみに…
女が1人。旅の面子に入ると荷物が増えるんですよ。っと。
|彡サッ

 Re: 初めての帰省ラッシュ 直諒 - 2005/08/22(Mon) 08:02:52 No.3087

>疲れ果てた國民殿

> 荷物が多いからでしょう。2人とか3人の子供をつれて、

なるほど、納得。
でも、私が子供の頃の「帰省」イメージとずいぶん違っていて新鮮でした。

うちは、唯一の免許もち(当時)の父がずっと海外で不在でしたら、帰省というと
母親に連れられて息子二人、電車でえっちらおっちらと。
当然、息子二人も荷物運搬要員でありました(笑)。

ま、私は小学校1年生の頃には「もう、おじいちゃんところ一人でいけるよね」
とされておりましたので。電車で3〜4時間、乗り換え3回ってところでしたけど。
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 Re: 初めての帰省ラッシュ ナポレオン・ソロ - 2005/08/22(Mon) 09:43:48 No.3088

>直諒さん
>今では(気楽な一人身だし)、旅行で毎年のように行っていますが、帰省の話とかを伺うと、旅人として行くのと比べてやはり「何か違う」んですよね。
 そりゃあ大いに違いますよ(笑)
 皆さんも書いていらっしゃる様に、「荷物が、多い」んです、荷物の中身は、主に「お土産」です、しかも、行き・帰りに必要です、今でこそ、宅急便なんてものがあるから、料金の多寡を余り気にしなくて良い状況なら、何てことはありませんが、私の場合、「行き」は故郷で待っている人の数が知れてますから軽いのですが、「帰り」は大変です、女房が一緒に帰っていた場合、薩摩地鶏の炭焼き、串木野の黒の瀬戸の鯵の開き、薩摩蒸気屋の蒸気饅頭、伊佐錦の黒…は、今では宅急便で送るのですが、その送料だけで5千円超は当たり前、特に地鶏は3〜4店舗を廻って全品買占めて、店の人から、「商売にでも使うんですか?」と訊かれた位です(泣)、その後、生産元に電話して、神戸に直送してもらう事にしましたが、兎に角、自分への土産=買出しだけで、荷物が一杯なんです、其れに加えて、父親も、母親も、持つ身の事を考えない人で、お世話になっている人にと、カルカンや土地の名産品を山程、土産にと持たされて、別に頼まれた焼酎と併せて、30キロ位になってしまったのを、当時宅急便が無くて、新幹線で手に下げて帰った事があるのですが、正直「是じゃ、オモカンだ」と思ったものでした(苦笑)。
 私は結構、鉄道に縁があり、あちこち相当乗っているのに、それ程、好きではないのは、酷い思い出の方が多い様な気がするからだ、と思っています。
明日でよろしいでしょうか
投稿者:okazi投稿日:2005/08/19(Fri) 19:05:57 No.3076 [返信]

管理人さん、こんばんは。
先日は私のサイト復帰に温かいお言葉をかけていただき、ありがとうございました。

廃○○の新作、歯車と錆びに着目した視点が素晴らしいですね。
私ももう少しポイントを絞った見せ方を工夫したいなあ、と勉強になりました。

同時公開の件についてですが、予定通り明日20日でよろしいでしょうか?
もしご都合が悪ければ、遠慮なく言ってくださいね。
私は廃墟の歴史や成り立ちまでのキメ細かいレポートは作れませんので
みに・ミーの部屋と同時公開できれば、見る方も廃墟について奥深く理解でき
非常に有意義であると考えております。
それではよろしくお願いいたします。

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 Re: 明日でよろしいでしょうか 管理人 - 2005/08/19(Fri)
okazi殿
ご提案ありがとうございます。
ではでは、明日、公開をしてまいります。

夢の同時公開。大変うれしく思います。
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 Re: 明日でよろしいでしょうか okazi - 2005/08/19(Fri)
いえいえ、こちらこそ楽しみです。
では、明日!
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 Re: 明日でよろしいでしょうか 管理人 - 2005/08/20(Sat)
各位

上記、okazi殿より提案のありました同時公開は準備を完了、
ただいまアップいたしました。

こちらのトップ。
http://www.geocities.jp/ramopcommand/page056.html

また、せっかくの同時公開ですし、月イチ更新の写真館コーナーに、これまで採用していなかった写真を追加いたしましたのでご案内いたします。
http://www.geocities.jp/ramopcommand/page069.html
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 Re: 明日でよろしいでしょうか okazi - 2005/08/20(Sat)
こちらもただ今、更新完了です!
私の方から今日の指定をしたのに遅くなってしまい申し訳ありません。

同じ場所でも見比べてみるとだいぶ印象が違いますね。
管理人さんの方は色見に落ち着きがありしっとりとした印象で綺麗ですね。
私の方はあまり新しいカメラに慣れてなく、陽射しの強さが
うまく活かせなかった感じになってしまいました。
色も少しいじり過ぎたかもしれません。
また、私は工場跡に気持ちが行き過ぎていて
他の所をほとんど撮ってなかったのも反省点です。
管理人さんのバリエーション豊富な構図をを見ていると
ああ、ちょっと失敗しちゃったかな?と悔やまれます。
またいつか撮り直したくなりました。

管理人さんが撮られたのはいつ頃でしょうか?
季節によってもまた表情が違うでしょうね。
春にあの木には紫色の花が咲く、と聞いた覚えがあります。
きっと綺麗でしょうね。

ともかく、同時公開ありがとうございました!
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 Re: 明日でよろしいでしょうか 管理人 - 2005/08/21(Sun)

同時公開、ありがとうございます。
私が訪れましたのは1月中旬でした。
okazi殿訪問が2月とのことで、同じ冬だったんですね。
ただ天候は違うようで、私が訪れたときは、どよんと垂れた雲がむくむくと広がっていました。幸い雨にはならなかったのですが、冬っぽい端っこがだらりとした、グレーの雲でした。
でもさすがは大村湾、okazi殿のも、私のも波ひとつないですね。
それにしましても、okazi殿のアングルで、広角で空間を広く捉えたアングルなど、いいですね。またきれいな海とともにあることが伝わる、良いお写真です。しかも日の光が明るく平和な空間を感じさせてくれます。
大変、参考になります。というか、近々、もう一度行きたくなりました。

それにしても木が絡みつくなど、不思議な空間になっていました。夏は夏で、ツタの生い茂る空間なのかもしれません。が、そうなると全体の空間はわかりにくくなったかもしれません。
私はアニメ・ラピュタを連想してしまいます(本当にラピュタがあったら、廃墟探索は面白そうですが、木や枝が邪魔で写真にならんな、とか思ったりもします)。

それにしましても、この建物は実にフォトジェニックです。なかなか、無いですよ、廃墟の中に木々があるというのは。
なので、川魚雷調整工場だけを今回ピックアップ、さらに全体はコーナーへご案内を設ける形としました。
といういわけで、改めまして同時公開、ありがとうございました。
自由にも階層がある
投稿者:NAO投稿日:2005/08/20(Sat)
こちらの常連様には、今更説明する必要もない人なのですが、日高六郎という先生がおります。昔々、今は亡き石川達三が日本ペンクラブ会長をつとめていたとき、「言論の自由も制約がある」と発言したところ、東大教授だった日高先生は「言論の自由は何物にも束縛されないと、真っ向から大批判したことがありました。さすがに、偉い先生は言うことが違うと思ったら、この先生、神奈川人権センタ−の理事長をしていたとき、櫻井よし子さんの講演会に圧力をかけたことで、再び名前が知られることになりました。当時(平成9年)、このニュ−スは、あまり大きく取り上げられず、同じ時期に、柳美里のサイン会が、右翼と名乗る男から脅迫を受けたことで、中止になる騒ぎがあり、こちらの方は、テレビのニュ−スや新聞に大きく取り上げられ、これは在日に対する差別だ、弾圧だと言う人までいました。日高先生が、本当に自由な言論を愛する人なら、講演会に圧力をかけることはしないはずなのですが、先生の頭の中には、守る自由と守らなくても良い自由があるのでしょう。先生は、現在パリに在住しているそうですが、米寿を迎えてますます意気盛ん、平和運動に努めておられます。この先、日高先生のニュ−スが流れるたびに、石川達三を大批判したことと、櫻井よし子さんの講演会に圧力をかけたことを、セットで思い出しますよ、わたしは。自由と平和を愛する、良心的な学者という肩書きだけで、先生を語ってはいけません。先生の行動を見ていると、自由にも階層があると、つくづく感じますよ。

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 Re: 自由にも階層がある ナポレオン・ソロ - 2005/08/20(Sat)
>日高六郎という先生がおります。
今朝の読売TVの辛坊さんの番組で、靖国の件でコメントしてましたが、「なぬっ!」
と言う内容で、「この爺さんサヨクやね」と思いましたね。

>東大教授だった日高先生は「言論の自由は何物にも束縛されない」と、真っ向から大批判したことがありました。
やっぱ東大ですか、東大はサヨクの巣窟ってのは本当ですね、「言論の自由が何物にも束縛されてない国」って、世界中で日本を始め、自由主義陣営国の数ヶ国だけでしょう、そんな理想の国に住んでる事を、そう言う体制を維持できている社会に感謝すべきでしょうに、市井の名も無い個人が言うなら未だしも、国立の最高峰と仰がれる大学の教授たる立場で、言いたい事を無分別に言うべきではないと思いますが、我が身を立てるのに、国の恩恵を存分に受けながらのこの発言自体、無分別に過ぎはしまいか?

>この先生、神奈川人権センタ−の理事長をしていたとき、櫻井よし子さんの講演会に圧力をかけたことで、再び名前が知られることになりました。
やっぱり、唯のテロリストですか、残念!

>当時(平成9年)、このニュ−スは、あまり大きく取り上げられず、同じ時期に、柳美里のサイン会が、右翼と名乗る男から脅迫を受けたことで、中止になる騒ぎがあり、こちらの方は、テレビのニュ−スや新聞に大きく取り上げられ、これは在日に対する差別だ、弾圧だと言う人までいました。
 全く、マスゴミのする事といえば、話題になる=金になるという、金儲けの尺度しか持ち合わせていないんですね。差別だ、弾圧だと言うのは、事実を修飾しているに過ぎません、ホンマに弾圧なら、法律に訴えれば良いだけです、日本は、世界でも稀に見る「外国人に優しい」法治国家ですから。

>日高先生が、本当に自由な言論を愛する人なら、講演会に圧力をかけることはしないはずなのですが、先生の頭の中には、守る自由と守らなくても良い自由があるのでしょう。
同じ意味を表す言葉を、使う事象に由って意図的に変える事を差別と言いますが、日高センセイは前の大言壮語に拘らず、桜井さんの表現・言論の自由を認めないのですから、大きな矛盾ですね、東大教授ですから、そんな当たり前の事に気着け無い程のボンクラじゃないでしょうから、多分、止むに止まれない理由の所為です。
 彼は、思想的に彼女の対極に居るワケです、愛国者桜井女史の対極、詰り、テロリストにして売国奴日高六郎であると自ら世間に発表したようなものですね。

>先生は、現在パリに在住しているそうですが、米寿を迎えてますます意気盛ん、平和運動に努めておられます。
パリに住んで、余生を左翼運動家で暮す、格好良いつもりでしょうが、愛国心の欠片も感じませんな、もぅ二度と日本に帰って来るな、コメントなんか出すな、と言ってやりたい、八十を目の前にして、サトリも何も無し、見苦しい事限りがありませんね、おっと、平和運動してるのなら、中共や韓国の「煽り」をどうにかして下さい、だって、日本の右傾化が心配なんでしょう、平和は一方的な努力では成立しないのはお判りですよね?
 ご自分で、鉄砲の一発も撃ったかどうか怪しい歳なのに、戦争を知ってるフリしてる代表的な連中ですね。

>わたしは。自由と平和を愛する、良心的な学者という肩書きだけで、先生を語ってはいけません。先生の行動を見ていると、自由にも階層があると、つくづく感じますよ。
 こんなのを、羊頭狗肉って言うんですよ(爆)、
 
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 Re: 自由にも階層がある 管理人 - 2005/08/21(Sun)
NAO殿
ご紹介、ありがとうございました。
そういえば、居ましたね。
私は、才女から学ぶこと無いただの馬鹿ということでも印象が強かった事件です。

ナポレオン・ソロ殿
ありがとうございます。

それにしましても、左巻きの
『他人がするのはだめだけど、自分がするのはいいんだぞ。』
という風潮の典型ですね。
で、何かの漫画化何か(たしかゴーマニズムでしたか)で紹介され、この手口は一気に有名になってしまい、結果として若い世代へのこうした風潮への反発を植えつけたわけで、戦略から見ても櫻井女史の圧力は大失態といえます。
大なり小なりいろんな派閥や立場の方がされているだろう、とおっしゃる方もおられるかもしれませんが、それにしても同じ人がくるくると、しかも堂々と、というのは珍しいというか、実におめでたい脳みそです。
どうにかもう、ならないものかと。
昨今の自由と人権は、これが前面に出てしまっています(ですので、こうした人権風潮からみても、やはり人権擁護法はイカンと思っています)。
この態度の違いはイデオロギーが自分にとって正しい正しくないで分けているのでしょう。
しかし、そういうダブルスタンダードは、これこそ憲法の精神に反するでしょう。憲法をどう読もうと(斜めだろうとさかさまだろうと)。
日頃、人権侵害だの、といってらっしゃる分、自分がなさるものの痛々しさが際立ちます。そして、こういう人が日頃、憲法を守れとおっしゃったりすると、さらに痛さを感じます。憲法を守るということは、書いてあることをきちんと遵守するということとは違うのか、とか思ってしまいます。

私がみた、
『他人がするのはだめだけど、自分がするのはいいんだぞ。』
は、あの大江健三郎大先生の、つくる会教科書への反発です。
「家永教科書の時には、教科書検定などするなという裁判をし、つくる会の教科書へはしっかり検定をしろというのは、矛盾していない。それは政治的立場が違うから。」
とのことです。政治的立場が違うから、政府に求めるものを都度、変えていますというのは、私からみると矛盾ですが。
で、さすがノーベル文学賞をとるだけあって、やはりどこかネジが外れているみたいです。で、これを載せた新聞は、どこあろう、やっぱりというかなんというか、朝日新聞です。
参考まで、日頃からどういう言動をなさっておられるか。
http://www.geocities.co.jp/HeartLand-Sumire/8209/Sekai.htm

もうひとつ、
『他人がするのはだめだけど、自分がするのはいいんだぞ。』
に関しまして、リンクをいただいております高津本陣掲示板からピックアップ。
辻元出馬の話題です。
『しない、させない越境入学!人権の観点から 』
当地では表題のような方針で、歴史と伝統ある小中学校への越境入学防止キャンペーンを熱心にやっております。もちろん、人権擁護の観点からです。
ところで、件の人物は小学校時代、大阪一の名門小学校へ越境入学しておりました。これって、あちらさん的には人権無視の暴挙じゃないんでしょうか?(爆)』
それにしても越境が人権侵害とは、自分の意思で自分の進路を決めたら人権侵害?教育の機会均等は???
思うに、偏向教育を避けたいという親の意思を、侵害としてののしりたいのでしょうね。
人権侵害というと、昨今の侵害とは先の『他人がするのは駄目だけど、』をさらに悪辣に発展させたものと感じます。
まさに未成年にタバコ喫煙を注意するのは人権侵害というノリです(明徳義塾高の甲子園自体は、実は喫煙したことへの注意を人権侵害とした父親の慰謝料要求に端を発していたのだとか/週刊新潮今週号から)。

>今朝の読売TVの辛坊さんの番組で、靖国の件でコメントしてましたが、「なぬっ!」と言う内容で、「この爺さんサヨクやね」と思いましたね。
なぁんですと?テレビに出ているんですか。
ご自身は自由を謳歌してらっしゃるんですね。

>パリに住んで、余生を左翼運動家で暮す、格好良いつもりでしょうが、愛国心の欠片も感じませんな、
活動家で名をはせた人って、なぜか妙に銭をためていますよね。
○○反対の親玉が外車に乗っていて、ってのが週刊新潮に紹介されていたのを思い出しました。

せっかくですので櫻井女史のブログを。
左巻きの妨害は、ネットでカバーしましょう。
http://blog.yoshiko-sakurai.jp/
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 Re: 自由にも階層がある ナポレオン・ソロ - 2005/08/22(Mon)
>米寿を迎えてますます意気盛ん
 おーっと88歳ですか、イヤーTVで観たら、70過ぎ位にしか見えなかったんで、てっきり喜寿の方だと勘違いしてました、サヨクは長生きで若いんですね、感心しました。
 3万ヒットありがとうございます。
投稿者:管理人投稿日:2005/08/21(Sun)
皆様のご愛顧、感謝いたします。

なんだか、あっというまでした。
志免も、増頁継続中で、なかなか完成しませんが、こつこつ積み重ねてまいります。

今後のコンテンツとしましては、入手しました古い絵葉書類を訪れ、今の風景と並べて見たいとも思っております。
今後とも鋭意、HPの構築に勤めて参りますので、何卒、ご贔屓のほど、お願いいたします。
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Re: 祝!3万ヒット 疲れ果てた國民 - 2005/08/22(Mon)

3万ヒットおめでとうございます。
今後の益々のご発展をお祈り申し上げます。

このHPのおかげでいろんな方々とお会いする機会に恵まれ、様々に触発され勉強させていただきました。
これも、偏に管理人殿のご尽力の賜物です。
本当にありがとうございます。
今後とも宜しくお願い申し上げます。
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 Re: 3万ヒットありがとうございます。 エノク - 2005/08/22(Mon)
3万ヒットおめでとうございます。(^_^)
これからもますます貴掲示板が発展しますように。
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 Re: 3万ヒットありがとうございます。 NAO - 2005/08/22(Mon)

3万ヒットおめでとうございます。
管理人様、皆様のご活躍をお祈りしています。
末永く、このサイトが続きますように。
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 Re: 3万ヒットありがとうございます。 正論読者 - 2005/08/23(Tue)

管理人様、いつもお世話になっております。
3万ヒット達成おめでとうございます!
一層のご発展を祈念いたします!
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 Re: 3万ヒットありがとうございます。 直諒 - 2005/08/23(Tue) 07:47:01 No.3094

3万ヒット、おめでとうございます!

廃墟コンテンツの提携も拝見しましたが、今後の更なる活躍をお祈りしております。
私も長崎に行きたい・・・。
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 Re: 3万ヒットありがとうございます。 ナポレオン・ソロ - 2005/08/23(Tue)

 3万ヒットおめでとうございます。
 貴掲示板の益々のご発展をお祈り申し上げます。
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 Re: 3万ヒットありがとうございます。 管理人 - 2005/08/23(Tue)

疲れ果てた國民殿
エノク殿
NAO殿
正論読者殿
直諒殿
ナポレオン・ソロ殿

ありがとうございます。
皆様に支えられましての今日と、感謝いたします。

読み物の拡充は過去ログがあっというまに20も行っており、またさらに更新作業に入っているところです。
こうした掲示板の充実は、HPを立ち上げたときには予想しておらず、改めまして皆様の御投稿に感謝いたします。
今後とも、様々な話題、日々、気づいたことなど、どしどしご投稿ください。
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 Re: 3万ヒットありがとうございます。 椋好き - 2005/08/24(Wed)

大変御無沙汰しております椋好きです、我が家の愛猫ハナは4.8kで成長が止まりました ホッ!

某掲示板から石持て追われる様に、追い出されてしまいまして、現在は安住の地を探している
ところです、BKさんが板を復活させてくれると良いのだけれど・・・。

私は元気ですよ!とりあえず御連絡まで。
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 Re: 3万ヒットありがとうございます。 管理人 - 2005/08/25(Thu)
椋好き殿

ありがとうございます。
また、ご無沙汰しておりました。
某所では大変お世話になっておりますが、荒れが、しかも自分の好む方法以外で物事を理解されるのが嫌という方でしたので、ちょっと困ったちゃんではありますね。私はじっと待つことにしております。
さて、うちのミーは、5.2kgで、ミーの勝ち?(駄目だって、勝っちゃ、、、、)。
入院時、4.7kgまで落ちていたのですが、あっという間に戻りました。
では、安住の地、見つかりましたら、ご連絡ください。私も探索してみます。
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 Re: 3万ヒットありがとうございます。 なめ猫♪ - 2005/08/26(Fri)

遅くなりましたが3万ヒットおめでとうございます。

こちらへの来訪者も随分と増えてこられて、内容も充実が図られていると思います。

さて、当方のブログも開設から9ヶ月が経ち、新しい会社に移設しようと進めています。当面は別の名前で記事を書きます。或る程度の準備ができたら現在のブログで公開しようと思います。今後ともよろしくお願い申し上げます。
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 Re: 3万ヒットありがとうございます。 アクチニウムMM - 2005/08/27(Sat)
九州に歸省してゐて、またあちこち行つてゐたので遲くなりました。3萬ヒットおめでたうございます。實りある議論の場所であり續けるやうお祈り致します。
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 Re: 3万ヒットありがとうございます。 管理人 - 2005/08/28(Sun)
なめ猫殿
ありがとうございます。
おかげ様で、さまざまな話題を頂戴し、本当に充実を感じます。
またブログ移設との事、更なるご発展を祈念致します。

アクチニウムMM殿
ありがとうございます。
おかげさまで、皆様のご意見を頂戴でき、感謝しております。
今後とも、どしどし運営してまいりたいと思いますので、宜しくお願いいたします。
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 Re: 3万ヒットありがとうございます。 椋好き - 2005/09/05(Mon)
椋好きです、前回は素早いレスありがとうございました
我が家のハナちゃんは、気が付いたら5.0kになってましたヾ(≧ω≦)ノ"
久しぶりに例の板に画像をUPしておきましたので、見に行って下さいネ
ジャレてる姿がかわいいです。
小野田寛郎氏の8・15靖国での演説
投稿者:ナポレオン・ソロ 投稿日:2005/08/23(Tue)
<多事X論より、引用開始>
■平成17年8月21日(日) 靖国神社 〜小野田寛郎さんのスピーチを忘れまい〜
8月15日に靖国神社に参拝された方は御存知だと思うが、当日は境内の特設ステージにおいて日本会議・英霊にこたえる会主催による「終戦60年 国民の集い」が開催された。そして、多くの有識者や政治家が提言をされたのだが、その中で、私は小野田寛郎さんのスピーチがとても印象に残ったので、ビデオをよりテキストに起しました。御承知のとおり、小野田寛郎さんは陸軍中野学校を卒業し、遊撃指揮及び残置諜者の命を受けフィリピン・ルバング島に派遣されたが、終戦後も同島で任務に就き、昭和49年に日本に帰還された方だ。この間、昭和20年から35年までの15年間は靖国神社に御祭神としたて祀られた経験があり、そのそのような観点から英霊や大東亜戦争について、魂を込めて語っておれれます。どうぞご覧ください。

【小野田寛郎さんのスピーチ】ご紹介頂きました小野田でございます。私は今までこの席を借り、あるいは他の会合で「黙って靖国神社にお参りして頂きたい」それをお願いしてまいりました。今、平沼さんが言われたように、靖国神社に15日にお参りすると言ったのは他でもない小泉首相であります。命を掛けてと言って所謂解散をしました。なぜ命を掛けて今日お参りできないのか。私はあえて・・・・ありません。しかしながら、一国の首相たるものが、この靖国神社にお参りして「心ならずも」と英霊に対して言葉をかけております。果たして私達は心ならずもあの戦争で命を散らしたのでありましょうか?私は国の手違いによって15年間靖国神社にお祀りをして頂きました。もし、私がその時に本当に死んでいたとすれば、「国の為に我々が戦わなければ、誰が戦えるのか」、そういう自分達の誇りを持って力一杯笑って死んでいったのであります。また、私だけでなしに、私の仲間もみんなそうであります。それが、なんで・・・・なんでしょう。誇りを持って死んだ人に対して、なぜただ黙って「ありがとうございました」と感謝の念を捧げられないのか、私は小泉首相に大反対であります。靖国神社について、あるいはまた戦後の所謂国際裁判のこと、いろいろ先程から諸先生方にお話を伺いました。またここにお集まりの皆様方は十分その事を御承知の事と思います。事後法など裁判ではありません。A級戦犯とは敵国が占領中につけた名前であって、決して我々が認める名前ではありません。私はただ一言だけ、時間の関係で皆様になんとしても申し上げたい事があります。それは、先ほど陛下の終戦の御詔書を拝聴いたしました。しかしながら、現在の日本において、なぜ開戦の御詔書を拝聴する機会がないのかという事であります。ものにはは終わりがあるという事は、初めがあるからであります。結果があるという事は原因があるからであります。開戦の詔書は私は本当に入隊するまでの間、しばらく何ヶ月か・・・・。今でもよく覚えております。「帝国ノ真意ヲ解セズ、徒(いたずら)ニ」所謂中国の事を言っている訳でありまして、そして、「剰(あまつさ)ヘ与国ヲ誘(いざな)ヒ、帝国ノ周辺ニ於テ武備ヲ増強シ、経済断交ヲ敢(あえ)テシ、斯(かく)ノ如クニシテ推移セムカ、東亜安定ニ関スル帝国積年ノ努力ハ悉(ことごと)ク水泡ニ帰シ、帝国ノ存立、亦(また)正(まさ)ニ危殆(きたい)ニ瀕(ひん)セリ。」「豈(あに)朕ガ志ナラムヤ」と仰せられているのであります。終戦の詔書にもそのことは言われておりますけど、「帝国ハ、蹶然(けつぜん)起(た)ッテ一切ノ障礙(しょうがい)ヲ破碎(はさい)スルノ外(ほか)ナキナリ。」と陛下が言われているところに、大東亜戦争の真の目的がはっきりと示されているのであります。何が侵略戦争でありましょう。それをはっきり日本国民が自覚すれば、この靖国神社に黙ってお参りをし、そして黙って感謝の気持ちを捧げられるはずであります。その感謝の気持ちこそが、国を護るという大きな気持ちに繋がっていく、私はそれを死ぬまで皆様方に申し上げたいと思います。どうか皆様、私が今申し上げた開戦の詔書には一部言葉の違いがあるかもしれませんが、意味においては私は絶対に間違っていないと思います。私は国の為を信じて30年間戦い続けてきました、だけど生きていたから靖国神社では落第生であります。だけど、私と同じ時に死んだその仲間の気持ちは私と同じでありまして、私が今生きているからこそ皆様にそう伝えたいのであります。ご清聴ありがとうございました。※一部聞き取りにくい箇所は・・・・と表記しました。
 更に、
 国神社の参拝について、今大きな問題になっている。戦争を知らない政治家があれこれイチャモンをつけるのは、まったく馬鹿らしいことだ。
彼らに言いたい。貴様は目の前で友が殺されたことがあるのか、銃弾が耳元を掠めていくときの戦慄がわかるのか、と。
『靖国で会おう』を合言葉に私たちは戦場に赴いた。
靖国で英霊たちと会えると思うからこそ身を賭して戦ってきた。そして多くの命が散っていった。英霊たちとの約束を反古にするなんて許されるわけがない。
日本人はそんなこともわからなくなってしまった。戦争に負けて、良心さえも失ってしまったのか。
(小野田寛郎)
<引用終わり>
 

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 Re: 小野田寛郎氏の8・15靖国での演説 ナポレオン・ソロ - 2005/08/23(Tue)
 開戦の詔勅について、学校で、若しくは報道で、詳しく為された事例を私は寡聞にして知りません、学校で習ったのは、唯々、米国の主張のままに「宣戦布告無き不意打ち」で、日本が卑怯な手を使って始めた戦争、と言う事だけで、其れに対する反論めいたモノは大半が、憶測、証拠も無い言い訳、と言う扱いでした。

 これら、日本の教育界、マスコミ界の「営々と日本精神を築いてこられた祖先と、肇国以来の大国難に命を捧げた200万人の英霊に対する裏切り」は如何にすべきや、重大なる反省を自らを「日本人仁足る」認識から起して、自らに課すべきではないか、世界の何処の国に、国の為に戦って死んだ先人を、子孫自らが貶め、辱め、足蹴にする国民がいようか。

 朝鮮戦争後、マッカーサー元帥が米国議会での証言に立った時、
①日本には開戦するしか選択肢は無く、日米戦争は自衛戦争であった事を認めていた事、極東軍事裁判が、リンチ的な内容で「誤り」であった事を認めている。
②元帥が朝鮮半島での原爆使用を主張した事が元帥の解任理由の主であったのにも拘らず、証言台に立つまで、ヒロシマの犠牲者の数を知らず、15万人を8万人と間違えているのに、驚いている事
③戦勝国側の元帥が、憲法9条のの内容の様に「戦争を無くしたい」と述懐しておられる事。

 これらを考えると、天皇陛下がお示しになられた終戦の詔勅の内容も、正に、正しく世界の現実を捉えておられ、敗戦を受け入れる理由が敵方の非人道的な大量の民間人虐殺にあり、敵方の戦争目的がそれ程のモノと予測できなかった自らの不明を責任として痛感しておられたか、と言う事が解る内容だった。

 思うに、日本は米国有史以来、最強の敵国であった筈、故に、サイパンで、グアムで、そして沖縄で、米軍の民間人・兵士に対する住民が自殺に至るに十分過ぎる程の残虐行為が報告されているし、戦後、旧日本軍の協力があったが故にインドネシアの独立を赦してしまったオランダの切歯扼腕ぶり、旧日本軍兵士の捕虜に対する残虐行為も報告がある、彼等には、ナチスの残虐行為を批判する資格は無い。

 人類は、第1次世界大戦で、其れまで起きた大戦争での数倍に上る死傷者を出し、この様な戦争が二度と起こらない様努力をしたが、誤った方針の為に、更に、その数倍に上る戦死者と、其れまでの戦争では見られなかった民間人・非戦闘員の空爆、虐殺によって戦死者と同数の、若しくは其れを超す死者を出してしまっている。

 戦争の齎す罪過が増大した事と、戦争を齎す利益が大きく変化した事で、人権に対する考えが生まれ、戦前、大陸(満州)に権益を拡大・展開しようとした米国の目論みも、極東・東南アジアにおける権益を護ろうとした英・仏・蘭も、戦後に植民地の独立を赦し、アジア住民の搾取によって得ていた国益を大きく損なったが故に経済は失速し、国力は著しく衰えた。

 最早、戦争は破壊と憎悪を産み出すだけのモノとなり果て、如何なる正義の戦争も有得ない状況を醸している、しかし、だからと言って、戦争がなくなるワケでは無いし、嘗て、国を護る為に一命を捧げた人達の行為・志が、単なる「人殺し」であったかの様に、喧伝し、戦争への備え迄、否定するのでは、国として拠って立つ精神を滅ぼし、新たに侵略者を招き入れ、国を、民族を滅亡に至らしめる事になると思います。

 武器があるから戦争になる、のではありません、武器がないから戦争が起らない訳でもありません、護るべき家族や隣人が住む権利・財産・土地があり、住民の国を護る明らかな意思の下に政治を行い、常に非常に備える心が存していれば、永世中立国スイスがそうである様に、平和が保たれるだと思うのです。
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 Re: 小野田寛郎氏の8・15靖国での演説 管理人 - 2005/08/25(Thu)
ナポレオン・ソロ殿
ご紹介ありがとうございます。

そういえば、先日の報道でも靖国の参拝者は年々増え、また若人が増えているのが特徴とのことです。
これを朝日的サヨク史観でみれば、由々しき事態なのかもしれません。しかし、朝日が、中韓をあおってなサヨク空気を作り、靖国を阻止しようとはしているみたいですが、かえって逆効果みたいです。これは、かつて大戦大戦大戦第一次後の敗退、嫌戦気分、政争のなかでナチスが育ったことを考えると、朝日が目指している事は逆効果でしかない様におもいます(なにしろ、いまじゃあの2chの"ネタ本"ですしね)。

また御紹介のもの、これはそのまま、歴史の教科書に載せてみたいですね。
いうまでもなく、左巻きの方の反発は来るでしょうね。最近何かと話題の歴史教科書を例に出すまでもなく。
件の教科書への反発も、だんだんと反発するという行為が目的になっている気もしたりします。

なにしろ、歴史背景を書くだけで、政治的に云々、ときたもんで、反対している人の言説は、これまでの歴史教科書が政治・イデオロギー的整合で作られたとばらしてしまっているとも感じることすらあります。いまや2chの見物アイテムにすらなっていますし。
共産党のアジビラに『「朝鮮半島は…日本の安全保障にとって重要」(教科書)と』という点を問題視してみたりとか。その背後にいるロシアの存在は認識されていないわけです。
なるほど、共産主義が広がるのは正義で、共産主義が広がる上で武力を伴うのは、正義に基づくのだから、良いのだとおもってらっしゃるから、その背後の存在が、すかっと抜けてしまうわけで、そうした上での反発なんでしょう。
引き上げられた北朝鮮不審船を見物して、不審船の乗組員の屍だけ心配し、これで持ち込まれる麻薬が闇社会を潤わせて市民を脅かすことや、かつては拉致被害者を運んだことにはまったく言及しない女性議員がいたりする政党だけのことはあります。
また件は共産主義の駄目っぷりがわかる様になっていますが、これが"戦争を賛美"とかの反発の正体なのだとか。先日の東京での不走者教科書反対運動をあおった議員は、かつて共産革命を目指した過激派がその運動の構成員がいることを承知で、またその構成員は自らの派閥が起こしたテロ殺人は、別の過激派の派閥闘争だからいいのだという趣旨の発言をしていたりします。
本当に歴史なんて、闘争のネタに使うときって、かならず史観を反映して編集しなおされているんだなとも感じます。

>武器があるから戦争になる、のではありません、武器がないから戦争が起らない訳でもありません、
>護るべき家族や隣人が住む権利・財産・土地があり、住民の国を護る明らかな意思の下に政治を行い、常に非常に備える心が存していれば、永世中立国スイスがそうである様に、平和が保たれるだと思うのです。
この部分、まったく今の日本、少なくとも教育現場では、ここの部分から否定されていると感じます。
国境が無ければ戦争がなくなるとか、武器を捨てて花束を配備して平和をとか(目の前の海で中国が大軍事演習をやっているというのに)。
なんか、故意にこうしたものを投下し続けて議論そのものを成立させないようにしているのか、ともかんぐってしまいます。
先日も引用しましたが、掲示板でもばんばん、こうした武器がなければ戦争にならない説は登場しているみたいですし。
さらに、学校でこの武器が無ければ戦争にならない説に疑問を持ったあまり、先生からレッテルを貼られ差別され、先生の軽蔑があったことからイジメの対称になったと2chで告白していた人もいました。なんか、このての先生って平和のためと称して、何をしでかすか、わかったもんじゃないですね。

今回ご紹介いただいた演説内容は、まずこうした主張を知る機会となります。どう感じ、どう考え、自分に社会に反映するかは、人それぞれ様々でしょうけれども、機会があれば、今後、なにかと考える材料になること請け合いです。

歴史を知ることはいろいろと発展的に考えることも出来ると思います。
先日からサヨク化激しい韓国では、歴史の書き換えの結果、現在は在韓米軍への感情的反発がすさまじいそうです。
日本でいうなら、外務省が戦前戦後と如何に無能であったかとかも、考えるきっかけになるでしょう。さらに、外務省がしっかりしていれば避けられた戦争だったかどうか、とか、いろいろ考えられます。

というわけで、ばっちりログにも保存してHPでも読める様、編集してまいります。
(まあ、昨今の若人は、教科書のゆとり教育で授業内容が軽くなり、知る理解する機会が激減し、考えたり自己を鍛錬する能力までもが育っていないとは聞きますが)。
最近読んだ本
投稿者:NAO 投稿日:2005/08/27(Sat)
最近、以前から読みたくて読めずにいた本を、読むことが出来ました。「血脈」佐藤愛子「楡家の人びと」北杜夫、いずれも作者の一族がモデルになった小説ですが、いやあ〜これは面白いというか、悲惨な内容なのに、笑ってしまう本ですね。「血脈」では、佐藤紅緑が、最初の妻(サトウハチロ−の母)を捨てて、二番目の妻(佐藤愛子の母親)と一緒になったことで、佐藤家の数十年にわたる悲劇が始まります。佐藤紅緑の息子も娘も、本当にダメ人間で、佐藤愛子が「現在佐藤家の人間が健在なら、ワイドショ−で今週の佐藤家というコ−ナ−ができたと思います。」と言うくらい、トラブルメ−カ−ぞろいです。「楡家の人びと」は、斎藤茂吉とその妻の一族がモデルになっています。大病院のお嬢様でプライドの高い龍子は、北杜夫の母親がモデル。後年、斎藤茂吉が、「自分はもっと優しい女と結婚するべきだった。」と嘆いたほどの猛女として、描かれています。「血脈」も「楡家の人びと」も、現在よりも封建的な時代だったのに、その人生たるや横紙破りもいいとこです。

それとほとんど同時期に読んだ本が「個性なんかいらない!」小林道雄(講談社+α新書)です。小林さんは1934年生まれのノンフィクション作家。教育現場の取材を多くこなしている方ですが、学生や幼児教育の先生のタマゴのような人の前で「個性を多くの人が勘違いをしている。自分は個性がないと感じている人は、常識人で慎み深い人が多い。常識人であることは立派な個性だ。幼児教育も学校教育も、常識人を育てることを、目標の1番に置くべきだ。」と話すと、ものすごい反応があるそうです。聞いている人の多くは、「個性が大事」と言って育てられた年代で、それにもかかわらず、もうひとつ個性という物がピンとこない、自分は個性がない人間なのでは?と疑問に思っている人が多いからでしょう。小学校の低学年で、大声で無駄話をする、教室をうろつくといった授業を妨害する児童の親に会ってみると「うちはのびのび育てていますから。」と判で押したような返事が返ってくるそうです。小林さんは、中途半端な知性を持っていると、意味ありげな言葉に迷わされると主張しています。

「個性なんかいらない!」とは、現在世間で使われている個性という言葉の無責任さを表している題です。この本の中には、「つながってなくちゃなんない症候群」にも触れ、友達作りが、「自分はいい人だ」と思われるための、わけのわからない連帯保証人作りになっている、それが20代、30代にも広がって、職場の人間関係や母親同士の軋轢にまで及んでいると、警告しています。若い年代の、異常なまでの携帯電話への執着がそうですね。
近代社会は個性を重んじる割には、「血脈」や「楡家の人びと」のような凄まじい人生を送る人がいなくなった、そのかわりに行儀の悪い、他人への関心を示さないダメ人間が増えてきた、常識が薄くなったから、個性のきらめきも消滅したのだということを、しみじみ感じた夏でした。

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 Re: 最近読んだ本 アクチニウムMM - 2005/08/27(Sat)
「個性」の脅迫神經症、多いやうですね。以前福田和也が書いてゐましたが、教室の學生に帽子を取れと言つたら、これは僕の個性です、と答へたとか。個性が帽子ひとつとは、哀れな程にしみつたれた個性ですなあ。だいたい昨今言はれてゐるやうな個性なるものを國民みんなが持つてしまつたら、そりやもう大變。ごく普通の仕事をする人がゐなくなつてたちまちみんな飢ゑ死にですぞ。
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 Re: 最近読んだ本 管理人 - 2005/08/28(Sun)
NAO殿
ご紹介と感想をありがとうございます。

アクチニウムMM殿
ありがとうございます。

「血脈」佐藤愛子「楡家の人びと」北杜夫と、暑い夏を読書ですごすとは、さすが。
それにしても、これらは悲惨な有り様を笑って読ませる、いい文章でしょうね。
簡単に離婚なんてしませんから、猛女でも、どうしょうもない。
そうした男女ともに、いわゆる封建的雰囲気の中にあったのでしょうが、それでも横紙破りまくりは居た、それが痛快だからいいんでしょう。

また「個性なんかいらない!」のご紹介ありがとうございます。
なんといっても、これ。個性・個性の世の中にありながら、
>そのかわりに行儀の悪い、他人への関心を示さないダメ人間が増えてきた、常識が薄くなったから、個性のきらめきも消滅したのだ
とは実感します。本当に。なるほど、これです。

>自分は個性がないと感じている人は、常識人で慎み深い人が多い。常識人であることは立派な個性だ。
これも共感します。私は広くいろんな趣味を広く浅くかじっておりますが、趣味を大成し、たしなんで、人生の糧にしている人は、実は常識人で慎み深い人が多いんです。写真、オーディオ、プラモデル、古本、ドライブ旅行、いずれも個人プレイな代物です。それでも尚、他人とのコミュニケーションもろくに出来ないとか、他人と軋轢を生む人は、たかが趣味であっても大成した例はないですね。ただし、ひたすら買い揃えるコレクターは別で、これは揃うことに執着する異常心理を伴うからかもしれませんが、それで同好の士の輪が広がるのはやはり無いです。

>教室の學生に帽子を取れと言つたら、これは僕の個性です、と答へたとか。
かわいそうな学生です。
履歴書に「フリーター」「ニート」とか書く時代ですし、個性はキャラクターをいうこととでも思っているんでしょう。アニメ化ゲームのキャラ設定みたいです。
「自分らしさ」「個性」「自分を表現する」というのは、ごっちゃにされ、だいたい似た雰囲気で使われていると思います。
小中学校では男らしさ女らしさをやめよといわんばかりのキャンペーンの元、性器教育で、これらに代わり、「自分らしさ」「個性」「自分を表現」というのが強調されています。
そんでもって、私が知りえた範囲の性器教育でも、これらは「個性はオリジナリティ」「個性は一人ひとりの輝き」だとか。あのなぁ、芸能人募集じゃないんだからさ、、、。
さらに社会が決めた、らしさを受け入れてしまうと社会に組み入れら、そして戦争に加担する、などいう趣旨での書籍もあったりします。
しかし、進学就職社会参加と成長する中で、都度、その他大勢の一人であることを自覚させられることは少なくないと思います。
で、個性は人と違っていないといけないとかの脅迫があるので、とりあえず帽子に、とかおもってしまいました。
また、個性というハードルが漠然とあるために社会性が育っていないかもしれず、そこでとりあえずは口答えがしたかっただけかも。
また、就職をしない(したら負け)とかいう人種がニートの中には多いそうですが、それは女性の社会参加なんかで、仕事をしてきらきら輝いていないといけない、というヘンテコ仕事の理想像を見せ付けられるからかとも思っています。
 
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 Re: 最近読んだ本 管理人 - 2005/08/28(Sun)
今日では、自分らしさ=個性というものを尊重しようと、学校までもが総力戦だそうです。しかし、私の個性はこれですと個性なるものを表せる人って少ないというか、表現出来ても痛いというか。
こうした個性のあり方に対し、それでも自分らしさを大切にすることを訴える文章を見つけました。女性精神科医のものです。
まず、ここでは個性について自分を出すことの勘違いを挙げています。
・現状不満のはけ口にする(自分をちゃんと表現すれば物事がうまくいくはずだというもの)。
・自分を出しすぎる人(聞く人を無視しては何も伝わらない)。
・自己主張だけで終わる人(単なるわがままでしかない)。
・理想の自分を訴える人(理想の自分像にとらわれ、自分の欠点を見ていない)
まあ、さすがは精神科医でしょうか。個性なるものにはまる人の痛さの分類はなるほどと思います。
しかし、先にあげた個性に対して良くない状態を分類したことに対し、これらの解消としての答えは
「もう少し自分の言葉や言動に自信を持ったらいかがでしょうか。」
ですって。
がっくし、、、。
自分で自分に自信を持つ?それは、個性・個性と煽られた挙句、自分の個性が無いと落ち込んでいる人に対し、がんばれって応援するということにも見えます。なぜこんな抽象的なことになるのでしょう。
ごく当たり前に社会人になり、常識人となれば、自然と他人から言葉や言動に信頼をもたれるのだから、個性だの自分を表現するだの自分らしさだのという前に常識人であること、当たり前の社会人になることが優先するべきです。
さらにこの女性精神科医の社会観は変です。ここにこの人の個性というもののゆがみがあると思います。簡単にまとめますと
『日本は個性というオリジナリティーは強く求められていない、
過程では父親母親という役割、会社では部長係長といったポジションがあり、そうした役割を演じさえすれば世間から認められる。そこには共有する父親らしさや母親らしさというものがあったので、安心して演じられた。
優先順位は昔とは逆転、私よりも公の優先ではなく、私的なものの法が大切。』
だと。
この社会vs個人、これからは個人個性の時代と最初から決め付けて変えない、まるで左巻きです。
>授業を妨害する児童の親に会ってみると「うちはのびのび育てていますから。」と判で押したような返事が返ってくる
という現場の現実を聞いたら、この女性精神科医はなんというのでしょう。
さてこれを書いた女性精神科医とは、だれあろう、あの香山リカ大先生です。引用は『自分を表現することとは?』PHP研究所から。
大体、男らしさ女らしさから個性へ、と子供をはじめ押し付けした挙句に
>自分は個性がない人間なのでは?と疑問に思っている人が多い
という実態に至ったとか思っております。そこの反省があるかと思ったんですが、一言もありませんでした。

香山リカというと、フェミでご存知の方も多いかと思います。また先日も「憲法を変えて戦争が出来る国にしない」とかいう本に参加、核をバックに軍事拡張を言う中国政治家が聞いたら泣いて喜ぶ活動を展開されています。
さらに、どうも男性差別主義者らしいですね。
精神科医でTVコメンテーターとしてよく呼ばれるらしいんですが、佐賀少年バスジャック事件で
「男の精神科医は感情的になってしまうから駄目。これからは女の精神科医だけに発言権を持たせれば良い」
「少年犯罪を犯すのは少年だから、少年を去勢して少女にしてしまえば少年犯罪は無くなる」といったとか。
その他、東電OL事件を「自分の価値を認めてくれない男社会への反発から売春に走った」と説明している人の一人だとか。売春の肯定にすら見えます。
W杯の時には「ぷちナショナリズム症候群」という言葉でサッカーファンをナショナリスト扱いして揶揄しました。だいだい、サッカーファンがサッカーの応援するとナショナリズムとは?
それをいうなら、世界第二位になる日本のシンクロナイズドをほとんど流さず、同じ大会で16位の北朝鮮をずーっと放映、美少女軍団だとか将来性がどうだとか、挙句に贔屓の選手が居るなどというニュースステーションとその司会者のほうがナショナリズムでしょう(他所の国に対して、ですが)。

とまあ、悪口まで書いてしまいましたが、こういう罵りを自分に自信を持ってする人、やはり個性を優先率先して生かす人は、痛い人なのかもしれません。また香山リカ自体、確かに個性的ですが、それは理性と常識がある人ではブレーキがかかることを、ノーブレーキでやっている、脳内妄想までも垂れ流しているとも言えます。香山リカのいう個性は、自身の投影が少なくないかもしれませんね。

兎に角、個性・自分らしさは結果としてついてくれば充分でしょう。我々は社会の中で生きているんですし。
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 Re: 最近読んだ本 直諒 - 2005/08/28(Sun)
こんにちは。

自分の個性を尊べと主張する人ほど、他人の個性を否定する人が多いのは何故でしょうか(笑)。
個性と単なるワガママ(もしくは社会不適応)を勘違いしている人が多いと思います。
たぶん、他者の「圧倒的な個性」で自分が何かのダメージを受けないと理解できないんでしょう。

世の中、食べていくために没個性的(でも社会的には価値のある)労働をしている人が
大部分だと思うんですけどね。

> 香山リカ
あ、この人はダメですね。エッセイなんかを見ていると「あーあ」と思うばかりです。
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 Re: 最近読んだ本 アクチニウムMM - 2005/08/29(Mon)
> 「これからは女の精神科医だけに発言権を持たせれば良い」
> 「少年を去勢して少女にしてしまえば少年犯罪は無くなる」
まあリカちやん、女といふ權力者にたまたま生まれついてよかつたわね。もしもたまたま男といふ弱者に生まれてゐたら、これだけボロカスに言はれてもただ默つて耐へるしかなかつたのよ。

でも「少年を去勢して少女にしてしまえば少年犯罪は無くなる」つてのは意外と正しいのかも。だつて、そいつらの犯罪は既に「少年犯罪」ではなく「少女犯罪」だもんね。

> 香山リカ あ、この人はダメですね。
同感。實はお付き合ひでこの人の話を聞かされたことがあるのです。『まれに見るバカ女』で「バカ女」扱ひされたことを自分でネタにしていました。本人は、程度の低いやつからバカ女呼ばはりされたことを一段高い所から鼻でせせら笑つて、それをしやれた話のマクラにするつもりだつたらしいのですが、そこは悲しいかな藝が無い…。どう見ても私には、バカ呼ばはりされてムキになってきーきー金切り聲を上げてゐるやうにしか見えませんでした。痛い… 私は途中で退出されてもらひました。

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 Re: 最近読んだ本 小人閑居 - 2005/08/29(Mon)
 北杜夫は中学生のころ、「さびしい王様」などのユーモア小説や「マンボウもの」のエッセイを愛読していました。しかし北杜夫はそのようなユーモアの一面で、「幽霊」などの叙情高い作品を書いていますね。「楡家の人びと」は斎藤家の様子を生き生きと描いており、今後も読み継がれてほしい作品です。

 「個性」については皆さんと同感です。何度も言いますが、音楽で個性を発揮しようと思えば、楽譜の読み方や楽器の演奏の仕方をしっかりマスターし、古今の音楽への深い造詣がなければなりません。今「個性」なんて言っている連中は、でたらめに楽器を弾き鳴らして音を出せばそれが音楽だと言っているようなものです。
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 Re: 最近読んだ本 小人閑居 - 2005/08/31(Wed)
 北杜夫というと、小生が中学生のとき『さびしい王様』を学校に持ってきたものの、この文庫本のカバーには「オッパイを見ては『あ、オレンジ!』というほどのおく手な彼が…」という一文があるのですね。これがクラスの悪ガキの目にとまり、しばらく小生は「エロ小説読んでる」とバカにされました。
 以上、思春期のころのほろ苦い思い出です。
 マスコミ・ツッコミ 御巣鷹山
投稿者:管理人 投稿日:2005/08/28(Sun)
今年で、あの日航機123便墜落事故から20年が経過。
今日も尚、現場からは洗い流された土砂から機体の破片が見つかるそうです。
ご遺族の20年、さぞお辛い日々であったものと思い、言葉もありません。
亡くなった大勢の方々のご冥福をお祈りします。

さて、毎年夏の事故現場での慰霊祭、ふうふう息をきる遺族に、待ってましたとカメラが群がるのは、失礼ながら夏の風物詩になってしまった感もあります。
今年は特に20年というキりのいい数字だっただめか、節目の年だとしてマスコミは「高齢の遺族のために登山道を整備せよ。」との論調が目立ちました。
で、そのマスコミですが、こちらをご参照。
もう、マスコミという名の暴君です。

【マスコミが信頼されないワケ、御巣鷹山の事故追悼現場で
日航ジャンボ機墜落事故現場の御巣鷹の尾根の登山口にひしめくマスコミ車両の長蛇の列。12日午前6時半ごろ、群馬県上野村 (撮影:小田光康)
【PJニュース 08月14日】− 12日早朝、日航ジャンボ機墜落事故関連の取材のため、群馬県上野村の御巣鷹(おすたか)の尾根に向かった。国道から折れ、事故後に開通した道を十数キロ登ると、登山口に到着した。午前6時半。報道用の駐車場はテレビ中継車などで、すでに満車。狭い山道の脇には500メートル以上にわたってマスコミの取材車両が列をなしていた。

 テレビ局のスタッフ用大型ワゴン車や、新聞社の大型四輪駆動車などさまざま。細い林道に大型四駆は無用の長物だろうと思いながらも、その中で異様に写ったのが東京ナンバーの黒塗りハイヤー。人里離れた深い山あいにマスコミの高級車が10台以上も待機しているのは、何とも形容しがたい光景であった。「どんな記者が乗ってきたのだろう」。こんな疑問も抱いた。

 御巣鷹の尾根での取材を終え、遺族の方々と一緒に下山途中、民放キー局の中継車の横を通り過ぎたとき、その中継車の中から破天荒な笑い声が聞こえてきた。中をのぞいてみると、スタッフがいすにふんぞり返り、電話で誰かと歓談していた。一緒に下山した遺族の方から「いやな感じですね。場違いです」と声が漏れた。

 登山口に到着したのが午前9時半過ぎ。その頃になると参拝に訪れた遺族らも増え、登山口付近は遺族を乗せたタクシーや乗用車でごった返していた。山道に駐車する車両の列は1キロ以上に伸びていた。そして、登山口の一番近くに大手マスコミのハイヤーが記者の帰りを待っていた。しばらくすると、山登りには不釣り合いないでたちの記者が1人、帰ってきた。日本航空社長の同行取材をしていた記者だった。

 その記者はハイヤーの後部座席に乗り込むと、車の窓を開け、パソコンを起動しながら、たばこを吹かした。そのすぐ横を、ひしめくマスコミ車両を遠慮しながら通り過ぎるお年寄りの遺族がいる前でである。皮肉混じりに「いいご身分ですね」と声をかけたが、その記者からは返事はなく、そのハイヤーは登山・下山している遺族らをかき分けるように出発した。

 これにはさすがに憤りを感じた。たった一人の記者のためにハイヤーを数時間待たせるのなら、なにも登山口間近でなくてもよかろう。この記者はこの日、多くのお年寄りの遺族が登山してくることを分かっていたはずだ。御巣鷹の登山口には、我がもの顔でハイヤーを待たせる、多数のマスコミ記者のごう慢が存在した。他方、そのおかげで、数多くのお年寄りの遺族が、1キロ以上も余計に山道を登らねばならなかったという理不尽が存在した。

 マスコミは日航や国に対して、お年寄りの遺族のために、より良い登山道を整備せよ、などとの論調を掲げたが、他人を批判する前に我が身を省みなければならない。こんなありさまだから、マスコミは市民から信頼されないのだ。お年寄りの遺族へのいたわりのない記者など、少なくとも市民を代表して取材し、それを市民に伝える役目を担う存在ではない。】
http://news.livedoor.com/webapp/journal/cid__1336090/detail

事故の遺族は被害者です。
事故そのものの被害と、そこ退けそこ退けのマスコミ様の被害ですね。

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 Re: マスコミ・ツッコミ 御巣鷹山 NAO - 2005/08/28(Sun)
わたしは、この事故で忘れられない画像があります。
奇跡的に生き残った、少女Kさんに群がった、醜いマスコミの姿は、今でも目に焼き付いています。怪我が多少癒えてインタビュ−に応じられるようになった少女に、テレビのレポ−タ−が、
「全国の皆さんが、あなたのことを応援しています。皆さんに笑顔を見せてあげてください。」
と猫なで声で言ったこと、それに対して少女のKさんが憮然としてニコリともしなかったこと、他人とはいえ、レポ−タ−の悪くどさに腹が立ってしょうがありませんでした。

マスコミのひどさと言えば、個人的に忘れられない事件があります。ずいぶん昔の話になりますが、わたしが中学を卒業するときに、NHKが卒業式を取材しに来たことがあります。校長先生は、おそらく卒業式を適当にビデオに取って、帰っていくのだろうと考えていたのでしょう。もちろん取材は、NHKの方から申し込んだことで、こっちから頼んだわけではありません。卒業式の途中で、「はい、そこで止まってください。校長先生を後ろから撮影しますので、何か話すふりをしてください。」卒業生が退場した後で、「はい、今の退場はいい絵ではなかったので、もう一回退場し直してください。」と、まるで、映画の撮影でもしているかのようなゴ−マンさで、あれこれ指示をしていました。たかだか、10秒ぐらいしか流れない画像に、そんな演出を加えるのです。中学の卒業とは、NHKのためにやるものではありません。それより少し前、田舎で決まった季節に行われる神事を、番組に収録したいので、やって見せてくれないかという依頼がNHK(まただよ〜!)から、持ち込まれたことがありました。これは、今は亡き私の父親や地元の人たちが、大激怒!「神事とは、天地の神々のためにすることで、時期をずらして見せる物ではない、NHKといえば、田舎の人間がみんなひれ伏すとでも思っているのか!」NHKが地域の皆さんの都合を何一つ考えていないことは、大昔から同じです。マスコミは、自分たちが神々になったとでも、思っているのでしょうか?プンプン。

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 Re: 驕ったNHKに民営化の鉄槌を ナポレオン・ソロ - 2005/08/29(Mon)
>NAOさん
 NHKについては、もぅ完全民営化の時期に来ていると思ってます、NAOさんのお怒りの方向とやや異なっている部分があるかもしれませんが、8・15の際の反戦を言い募る余り、自虐的歴史認識に偏向して、恰も、戦前の日本人が全員犯罪者であったかの様な、報道姿勢、本年初頭に発覚した朝日とのドタバタ劇の中身と言えば、4年も前に放送した戦時法廷云々の国民の象徴たる天皇陛下に、架空とは言え、弁護士も付けない人民(何処の人民じゃ?)裁判で「死刑」判決を下すと言う、反戦・人権擁護を装った明かな反国家のレベルにある番組を朝日と手を組んで制作、放送したが、朝日が、NHKのサヨク粛清策への反撃として、落日の海老沢体制に追い討ちと、北朝鮮や中共に批判的な2人の政治家への牽制を絡めて、「報道の自由の侵害」を主張したが、NHK上層部迄話が通っていなかったと見え、「仲間割れ」の為に双方が相争う話になるましたが、「手打ち」した様で、中と半端な形で騒ぎが終息していますが、NHKは、肝心の「明かな反国家的プロパガンダを含む偏向番組を国民の税金で制作・放送した」事への謝罪も、弁明も、或いは、説明さえも未だにしていません。

 NHKの存在のメリットって何でしょうか、TVやT放送付帯設備が普及していない・充実していなかった時期には、「TVの普及促進」と言う果たすべき役割もあったかに思いますが、衛星放送が始まってからは、200チャンネルを超そうかと言う有様ですから、「不偏不党」のモットーが前例の様に崩壊してしまっては、最早、メリットと言えば、CMが無いので、静かにTVが楽しめる位では無いでしょうか。

 この程度のメリットしかない放送局に年額6000億円の補助金を投入し、且つ、新聞代と較べても遜色無い額の受信料を払っているのですから、「2重取り」の疑いさえあります、受信料の徴収は、法的に保護されていると言いますが、NHKのこの様な偏向実態と、唯でさえ「既に役目を終わっている」と観て良い部分があるのに、昨年に発覚した「既得利権を揮って、業界に君臨している」実態、「補助金使途の不明朗さ」に対して、120万件を超えると言う受信料不払いは、国民の「声無き抗議」と言う面が強いと思います。

 難視聴区域の有線化等、NHKがやるべき仕事は残っている様にも思いますが、「完全」民営化に向けての検討を始める時期に来ていると思います。
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Re: 8月15日のNHK「日本の、これから」 疲れ果てた國民 - 2005/08/29(Mon)
表題の通り、8月15日にNHKで例の「日本の、これから」が放送されていました。内容は「歴史認識」についてでした。痛快だったのは、視聴者からのメールやファックスで、サヨクNHKの思惑とは反対の声が多数。携帯による視聴者アンケートもNHKの重いとは逆の方向へ(笑)。

当日は靖国神社や護国神社に出かけられた方も多かったようで、ご覧になった方も少なく、ここでもフェミナチ板でも話題に上がりませんでした。

↓のブログで番組の概要は?めますので、ぜひ!
http://kukkuri.jpn.org/boyakikukkuri/index.php?eid=110  
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 Re: マスコミ・ツッコミ 御巣鷹山 ナポレオン・ソロ - 2005/08/30(Tue)
 NHKのこの番組、以前に放送予定が入っていて、そのキャプションや構成から、酷い内容が予想され、他の板に紹介した事もあって、観ていたんですが、暗〜い顔をした30代と思しき男性教師(橋本氏)や眼鏡をかけた50〜60台の日教組バリバリの女教師(安達さん)が意見を言い始めた途端に、我輩の低容量NFBは飛んでしまいました、TVに大声で怒鳴ってしまった直後、女房からチャンネルを換えられてしまいましたので、前半の1/3くらいしか観てません、よって、國民殿のご紹介、真に有難いワケです(爆)。

 NHKに限らず、マスコミの横暴・非常識は、目に余るものがありますね、今朝TVを観てましたら、朝日が亦、捏造をやらかして、西山とか言う記者がクビになっていましたね、でも、記事の内容からすれば、「やってないインタビューを捏造」したのですから、ばれない訳が無いレベルで、サスガに…と言う事かと、問題はこの「メモから起した」とされる記事が、チェック有る無いに拘らず、実際の紙面を構成してしまった事でしょう、つまり記事以前に、「ウラ取りは行われていない」事が明かで、記事の内容も速報性の価値が勝っていたとは言えない事から、これが、朝日の常態である可能性が高い、朝日は自滅への階段を亦一段登りましたね。

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Re: NHK話・続き 疲れ果てた國民 - 2005/08/30(Tue) 09:45:12 No.3118
ナポレオン・ソロ殿
おはようございます。

>TVに大声で怒鳴ってしまった
我が家では息子が左翼教師や留学生に怒鳴っておりました。ちと薬が効きすぎたか・・・(苦笑)。
この番組では、桜井よしこさんが大活躍で、群がる敵をバッタバッタと切り倒すのを痛快に思って見ていたのですが、意外や意外、我が家の女性陣(母・妻)には彼女は不評でした。曰く「いくら正しい事でも、大勢の前であそこまで相手を叩きのめす事は無い。町村外相のように、ソフトに話して相手に少しは逃げ道を与えてあげなければ」ですと。無論、息子と僕は「妄言や戯言にはあれくらい当然!」と反論しましたが、ついに最後まで平行線でした。

ところで今回の選挙、桜井さんにでてほしかったな〜。なぜ出馬されなかったのでしょう?ご事情ご存知の方は教えてください。

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 Re: マスコミ・ツッコミ 御巣鷹山 アクチニウムMM - 2005/08/31(Wed)
> 朝日は自滅への階段を亦一段登りましたね。

社會黨とかけて朝日と解く。そのこころは、放つておけば自滅する。早く朝日も社民黨と同じやうに自滅してくれれば、世の中平和になるでせうね。

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 Re: マスコミ・ツッコミ 御巣鷹山 疲れ果てた國民 - 2005/08/31(Wed)
T元K美が自党を絶滅危惧種と称しました。
が、誰も危惧してないってw
期待種だっつーの。
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 Re: マスコミ・ツッコミ NHKのバカ 小澤英治郎@鞍馬天狗 - 2005/08/31(Wed)
わしなぞ五年前の反戦番組には、あまりの酷さに

ウダウダウダウダ抜かすんじゃねぇぞバーカ!そんなに戦争が嫌ならオウムに行け!!

とまでに怒鳴りましたからね。今では愛想もコソも尽き果てて、今度は見ないことにしました。

五年前など、宅八郎の便所本とも変わらない中傷本を公然と出すわ、その作者の勤めた高校を出すわ、戦史研究も歴史学も本気にやらん奴が『戦争責任を果たす』と言うわ、出る連中はろくに仕事をしてない暇人ばかりだわ・・・・それで、戦争では殺されるか殺すかの修羅場を見れば、「戦争は嫌だ」と言うわ・・・・と今思い出すだけで反吐の出るバカ番組でした。


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