このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

 
  白馬岳

難易度A

1日目:このコースは場合によっては日帰りも可能だが、かなりきつい行程になるのでやはり頂上付近で一泊するのがお勧めである。
 猿倉に車を置いて猿倉荘のわきから一旦森の中を通って林道を行く。50分ぐらい林道を歩いて森のなかを歩くようになると少し登って白馬尻小屋に着く。ここの下の方に雪渓の末端が見える。さらに10分くらい行くと雪渓に取りつく。
ここでアイゼンをつけて雪渓登りだ。上の方はガスがかかっていてどこまで登ればいいのかはっきりしないが先に進む。しかし雪渓の上は寒い。40分くらい歩いて休憩をとるが、寒くて5分と休んでられない。ゆっくり歩いて休憩をとらないようにした方がよいだろう。汗をかくと余計に寒さが増すのでこれにも注意を要す。2時間15分くらいで岩場に取りつく。ここで大休憩と昼食にする。岩場の上をジグザグを切りながら少し行くと今度は雪渓を横切るとこに着くがここはアイゼンなしでもまず問題ないだろう。さらに少し登ると避難小屋があってここから村営頂上宿舎が見える。この辺りは高山植物がいっぱい咲いていてきれいだ。岩場に取り付いてから約2時間で村営頂上宿舎に着く。小屋前の雪渓から水が豊富にでている。小屋の裏側にテントを張る。
 
 

2日目:明け方に白馬岳頂上に向かう。村営宿舎から30分くらいだ。白馬山荘の間を抜けて頂上へ着くと眺めがすばらしい。南側は眼下に小屋と白馬杓子岳、白馬鑓ガ岳がみえその向こうに後立山連峰が連なっている。立山剣岳もよく見える。北東側には火打山、焼山が見える。焼山から噴煙が上がっているのがよく分かる。頂上の展望を楽しんだあとテント場に戻り下山する。下山は昨日来た道を戻り、頂上宿舎から猿倉まで3時間弱である。

頂上小屋付近からの白馬杓子岳



 

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