このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください |
難易度A
白馬岳から見た立山剣岳
1日目:扇沢からトロリーバス、ケーブルカー、ロープウェイ、もう一度トロリーバスを乗り継いで室堂へ。ここから立山に登ることにする。まずは一ノ越山荘を目指す。室堂ターミナル付近は道がいろいろあって良くわからないが、一ノ越山荘が見えるのでそこを目印に進む。ゆるい坂を少しずつ登って少し道が急坂になるとすぐに一ノ越山荘である。ここから立山頂上まではちょっとした登りである。息を切らしながらゆっくり登って45分くらいか。東側を見れば、黒部湖の谷を隔てて針ノ木岳が目立つ。立山の頂上には神社があって御払いなどをやっているが、拝観料が要るのでここをパスして先へ進む。ほどなく雄山頂上。ここが最高峰である。富士ノ折立から少し下って真ッ平らな頂上の真砂岳を過ぎ、また少し下って別山の登り口に出る。ここを左へトラバースして別山尾根の上に出る。ここから眼下に剣沢と小屋が見え一気に下りとなる。すでに5時間以上歩いたあとの急な下り坂で足がガクガクであるが、30分程で剣沢に下り、すこし行って剣沢小屋である。ここにテントを張る。
2日目:剣岳を往復して室堂まで行く今日の行程は長い。6時前に出れば12時頃にテント場に戻って来れる計算だが。剣山荘までは剣沢を横切って平坦な道だ。剣山荘からやや急な登りを行く。40分程登るとひとつ目のピーク一服剣につく。ここから50mくらい下ってしばらく登ると鎖場となる。今となっては何カ所登っておりてがあったか定かではないが、とにかく鎖の連続だ。一服剣から1時間程で前剣の上に出る。前剣からまたすこし下って、また登っておりてを繰り返す。一体何ケ所鎖場があっただろう。鎖場がなくなって少し登って傾斜がゆるくなってくるとすぐ剣岳頂上である。頂上は険しい山にしてはわりかし広い。天気が良ければ眺めがいいのだろうがガスがかかっていてあまり良く見えない。剣沢小屋までは今来た道を戻るが鎖場は昇り降りが別ルートになっている。が、登っておりてを繰り返すのには変わりない。一服剣まで戻るとホッとする。小屋までは下りだけだ。テント場で昼食をとり1時間以上の大休憩をとって室堂へ。別山乗越までは登りで小屋が遠くのうえの方に見えるので気が引けるが、剣沢から別山乗越までは50分ぐらいだ。別山乗越にくると雷鳥平や室堂が一望できる。雷鳥平までも遥か下に下っていくように見えるが、歩くと1時間くらいだ。テント場を過ぎてホテルの方へ登っていき石畳の道を行くと室堂のターミナルが見えるが、やはりターミナルの周りは道が交錯していてどれが近道だかよくわからない。室堂からはトロリーバスにのって扇沢を目指す。
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