このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

北海道のDD51

(石北線貨物廃止問題)

○北海道のDD51は後継機のDF200に運用を譲り渡しかなり少なくなったが、ここにきてDD51の全廃を加速させるような問題が生じた。それが石北線貨物廃止だ。

♦DD51は御存じの方も多いでしょうが、日本国有鉄道の無煙化に最も貢献した形式といえましょう。特に北海道では非電化亜幹線というものが多かったので、大量に配置された地区でもあります。しかも冬季の雪と寒さは想像以上のも、山陰地区、四国、九州などではDD54やDF50といった形式が配置された所もありましたが、北海道では一部にDE10が配置された以外はほぼDD51でした。山陰、四国、九州では貨物列車の廃止や電化の進展でDLはほとんど残っていません。製造後40年近く経った今では後継機にほとんどの運用を譲り、貨物では札幌周辺の運用が若干残っている程度です。石北線は臨時貨物ながらDD51の独占場でしたが、DD51の老朽化に伴ない列車ごと廃止されるという急転直下の決断がJR貨物より出されました。

貨物列車では石炭石灰輸送の貨物も有りました。この頃は上砂川支線や歌志内線がありましたので。

函館線、石北線、根室線の貨物はDD51のオンパレードでした。

急行列車は昼間のニセコなど、夜行は大雪、利尻、まりもを牽引していた。

北海道のDD51のなかで一番の花形運用は特急「北斗星」の牽引でしょうか。

青函トンネル開通前は北海道のDD51に特急牽引の運用はありませんでした。

 

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