このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

 柴石林道/ Shibaishi林道探索の書 〜今日もどこかで林道ざんまい〜 
探索日 2016.05.01 / No.AI-002 
 [ 所在地 ]設楽町・東栄町 [ 状態 ]完抜舗装 [ 接続林道 ]- [ 分岐林道 ]-
 林道そのものは残念な存在ながらも、かなりレアな「?」が密かに存在するフル鋪装

427号線を茶臼山高原道路方向(手前)から進んでくると、やがて左に県431号線が分岐する「柴石峠」に差しかかります。しかし峠より先は県別地図にも記載されている通行止め(前方)区間となっているため、ここは左折するしかありませんが、そこで偶然発見してしまったのが柴石林道の入口です。県427号線の通行止めですねていたところ、まるでご機嫌を取るかのように現れた黄色の林道標。それを目にして思わず嬉しくなってしまい、予定外ではあったものの、立ち寄りで飛び込んでみた次第です。
431号線にある柴石林道の入口です。左右に延びる県427号線から分岐した直後のこの地点に位置しており、コース的には県431号線沿いの右手の山中を巡って再び県431号線へと戻る、完抜け迂回ルートになっているんですね。
も柴石林道はすでに全線鋪装済み。路面に堆積したスギの枯れ葉でうっすらとワダチが形成されていましたが、まあ、なんてこともない残念な鋪装林道の状態ですなぁ・・・。入線するとすぐにそんなアスファルトを登坂していきます。
なみに柴石林道の県道からの入口の標高は720mで、林道の最高所地点はおよそ750m。登り坂が連続しますが、その高低差は30mしかないので大した傾斜角度でもなかったです。そして道すがらにびっしりと林立するスギの樹木で展望等も望めません。
してあっという間に無名な峠地点に至って下り坂に転じます。位置的には左手の下方に県道が並走しているので、わざわざ一般車両が立ち入ることはほとんどないらしく、あってもそれは地元の林業関係車両くらいでしょう。
「残存ダート区間?!」アスファルトな下り坂を淡々と降りていくと、とあるカーブ地点で未舗装な路面が現れましたが、でもそこは単に鋪装が剥がされていただけ。路面補修かなにかで一時的にそうなっていただけみたい。ちぃ、つまらん!
り出されて搬出されるべく、路肩に積まれ木材がているのを見かけたりしながらスギ林の中を降りていきます。こんな感じでとくに見所も見当たらない柴石林道ですが、実は林道沿いに「大平のモミ」なる巨木があるそうですよ。大きなモミは伐採されてほとんど残されていない中、伐られずに残された1本らしく、幹回りは3.84m、樹高28mで樹齢は150年以上とのこと。でも記念物扱いされているわけでもないため、案内板もなくて探索時には気づかずにそのまま通り過ぎてしまいましたが、「林道ライダー」兼「巨木・名木ファン」ならば、柴石林道を訪れてどこにあるのか探してみるのも楽しいかもね。
一ささやかな林道での見所であった巨木に気づくことなくそこを通り過ぎて、やがて一般町道に突き当たる柴石林道の終点です。林道出口には2つの林道標が掲げられており、そのうちの一つはとても珍しいタイプになっているんですね。林道好きならば一度は自分の目で眺めておきたくなるような、そんな代物です。林道そのものはフル鋪装でつまらんですが、それ目当てならば一度は訪れてみたくなるかもしれません。それは画像にもちゃんと写っているのですが、どういった林道標であるのか分かります?
→探索終了!
→振り返る!
→林道標を眺める!
→林道標を眺める!
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