このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

 松山沢林道/ Matsuyamazawa林道探索の書 〜今日もどこかで林道ざんまい〜 
探索日 2014.08.13 / No.AO-086 
  入線直後に立ち塞がる猛烈な薮の壁、事実上はすでに廃道化した失意の松山沢林道…


↑ていうか、ここはもう道じゃないです。事実上の廃道化現象ですね。虚しく延長距離が記された林道標が泣いています。合掌・・・。
北の国有林を行く蠣崎林道から枝別れ式に無数に分岐する支線ダートの1本。入口に林道標が設置された、決して廃道ではない林道だが、とにかく薮深くてオフバイクで立ち入ることなど話にもならない状況にある。林道奥地でなんらかの自然災害が発生、復旧されずに放置が続いてこのような状況になったのかは不明だが、薮の繁茂は凄まじく、探索時においては入口から進めた距離はなんと10mのみであったという過酷さだ。冬枯れするか、除草されるまでは近づくだけムダな1本である。

 [所在地]むつ市
 [路面状況]全線ダート / ピストン
 [接続林道]蠣崎林道
 [コース]蠣崎林道から分岐して山中に延びる

北半島先端部の広大な国有林を行く蠣崎林道探索中に発見した松山沢林道。その名の通り、蠣崎林道沿いに流れる男川の支流である松山沢に沿って山中深くピストンで、起点に設置された林道標によれば延長距離は3010mとのことでした。
長距離3kmといえばショートな部類に入る林道ですが、それが廃れて荒れた人里遠く離れた下北山中のピストンとなれば話は別でしょう。「ここは荒れ系のオフが楽しめるかも!」そんな淡い期待でいざ松山沢林道へと乗り込みますが…。
えぇ〜ッ、入口からほんの僅か10mほどで路面を全面的に埋め尽くす鬼薮が! やっぱりこの松山沢林道、そんなに甘くはなかったです。さて、どうしたものか酷い薮を目前にしてしばし呆然と立ちつくしますが…。
くら思案してみても結果は同じでした。ここはどうやっても立ち入る隙はなさそうです。というわけで、僅か3kmの延長距離が絶望的なまでに長く思えてしまう松山沢林道。退散するしかなさそうですが、それでも徒歩による偵察だけはしておきます。
わぁ、物凄い圧迫感! ここ、一応は廃道とはされていないむつ市の林道なのですが、もはや道としての態をなしていません。もはや魔境かと…。
の先で状況が好転するかとしばらく頑張ってみましたが、徒労に終わりました。猛烈な薮地獄にもう我慢の限界! とてもじゃないですが、ここ、オフバイクでなんて話になりません。くぅ、それにしても緑の魔境とはよく言ったものだなぁ…。
いうわけで、真夏の過激な薮にまったく歯が立たなかった松山沢林道。ここは逃げ出すようにして退散するしかなかったです。ぽつんとご主人様を待っていたWRも諦めムードで仕方ないといった表情でした。む、無念なり…!
→探索終了!
→引き返して蠣崎線に向かう!
→トップへもどる林道探索の書 〜今日もどこかで林道ざんまい〜 

このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください