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 西大家戸林道/ Nishioogedo林道探索の書 〜今日もどこかで林道ざんまい〜 
探索日 2014.08.13 / No.AO-091 
 [ 所在地 ]むつ市 [ 状態 ]ピストンダート [ 接続林道 ] 蠣崎林道  [ 分岐林道 ]-
 身をもって下北山中の山深さを実感できるが、その実態はただただ草深いのみ!

奥湾に面したR338号線「蠣崎」地区に起点があって、旧川内町の山中に向かって延びる蠣崎林道をたどって進むと、枝分かれ式に支線林道を分岐していきますが、起点から数えて5本目となる支線林道が西大家戸林道です。どこを向いてもむせ返るような濃密な緑に囲まれた山深いこの場所に起点を示す林道標が設置されていました。林道名は「西大家戸沢」に由来しており、地図上では沢沿いに源流部へと遡るコースとなっているみたい。
の入口から眺めた西大家戸林道の様子。ぱっと見したところ、路面状況には本線となる蠣崎林道と大差ない感じですが、しかし、それは入口地点から眺めた限りのこと。その先の様子は立ち入ってみなければ分かりませんが、まあ、そこまでせずとも林道の草深い状況が容易に想像できるような、そんな雰囲気でしたよ。
感的中。入線直後はささやかな雑草のワダチ状態であったダートですが、路面にはびこる夏草の勢いがすぐに増してきました。関係車両といえども滅多に立ち入って来ない真夏のピストン支線のこと、それは当たり前過ぎることなんですね。
→周囲を調べる!
してこの程度の草深さであれば、ダートはいたって「まとも」だと言えます。山深い下北山中へと深く分け入るピストン林道の、そのまたピストン支線であることを考慮すれば、この状況はまだ御の字でしょう。ただし、真夏の暑さだけは容赦なかったですけど・・・。
道には思っていたほど木陰はなくて、照りつける真夏の陽射しにジリジリと焼かれながらの前進となりました。地図上ではすぐ左手に西大家戸沢が流れているはずですが、そんなのまったく見えません。沢のせせらぎで涼が感じられるどころか、そこには熱気のようなムンムンとした草いきれが充満していたのみ!
りつける強烈な真夏の陽射しですが、そのせいで路面がカチカチに固く乾燥していたのだけは良かったです。本来は土質っぽいダートなのですが、おかげでワダチはとても走りやすい状態。未だ見ぬ末端を目指して一騎駆けにWRを走らせます。
かし、林道の末端区間へと差しかかると状況は悪しき方向に変化。すなわち、路面にはびこる夏草の勢いが増してワダチ部分の土が見えなくなりました。走行的にはなんら問題はないのですが、それなりの圧迫感を覚えてしまいます。
の絨毯というには夏草がちと繁茂し過ぎる西大家戸林道末端区間のダート。真夏の薮に囲まれた林道はまったくの無風状態で炎暑地獄と化した過酷な状況でしたが、それでもサイトの更新のためとか、ネタのためなどで我慢して嫌々ながらに進んでいるわけではないですよ。おのれが楽しいと思うからこその探索なんですね。真夏のただ草深いのみのピストン林道、もしも気が進まなかったり、本当に嫌だと思ったならば立ち入ったりはしませんぜ!
してようやくたどり着いた西大家戸林道の終点です。ピストンではお約束の小さな回転場となった状態でダートはそこで途切れていましたよ。深い薮と樹林に取り囲まれた森の中にポツンと小さく開けた空間で、気になる物はなにもなく、また景観的にもなにも見えません。そしてご覧の通り、真夏の太陽から身を守る日影がまったく無いので、立ち止まるとすぐに玉の汗が噴き出す始末。速攻で今来た道を引き返して探索終了としておきました。
→探索終了!
→引き返して蠣崎林道に向かう!
→振り返る!
→その先の様子を探る!
→空を見上げる!
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