このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

探索日 2006.11.12
No.C-104

古敷谷徳氏線■市原市 ■ピストンダート
■県道173号線「かづさCC」入口付近から徳氏地区方面の丘陵地帯に延びる

 市原エリアでは貴重なダートだが、その先に待ちかまえているものは… 

 ↓勾配や荒れもほとんど見られず、いたって走りやすいダートですが、雰囲気
  的には少々暗めです。一度訪れておけば十分、といったところでしょうか。


……こんな感じ……
■千葉県は全国でも有数のゴルフ場天国だが、そんな市原市のゴルフ場密集地帯の隙間に延びる半ダート林道。しかし舗装区間はごく僅かであり、ほぼ全線ダートといってもいいだろう。路面状況は砂利質フラットで走りやすい。丘陵地帯の谷間を進むため、アップダウンと左右へのカーブを繰り返すコースで、沿道にはただ荒れ地が広がるのみだ。途中、所々で 「富士C市原」ゴルフ場が右手に見えている。地図で眺めてみると完抜けしているような雰囲気ではあるが、ここはピストン。市原エリアでは貴重なダート林道だが、行き着く先には何もなく、雰囲気的にもここが舗装されることは当分ないだろう。少々陰鬱な雰囲気の漂う林道だ。

■古敷谷徳氏線の入口です。農道のような砂利ダートが民家脇から坂を下って延びています。なかなかエリア的に見つけづらい場所に存在している林道ですが、県道173号線を高滝湖方面から道なりに進み、「かずさCC」 ゴルフ場の入口が左手に現れたら、 その少し先の右手に林道標がポツンと立っています。この付近は車の通行量も少ないですが、ゴルフ客の車がやたらに飛ばしているので、アプローチには気を付けてください。
■入線後、谷間に向かって下り坂を進むと小川に架かるコンクリ橋がありました。この谷間が林道名にもなっている「古敷谷」でしょうか。ここまでは左手に水田が見えています。
→橋から川を眺める
■荒涼とした雰囲気の開けた谷間の荒れ地を進みます。右手には「 富士C市原」ゴルフ場が僅かに見えていますが、それ以外には何もありません。山ではなく丘陵地帯を進むので、周囲に険しさこそないですが、その代わりに殺伐とした景色が続きます。
■途中に送電線の鉄塔が立っていて、道はその根元をわざわざ半周して迂回しています。途中、路肩に乗用車が止まっていましたが、こんな場所で何をしているのでしょうか? 通りすがりに車内に目を向けましたが誰もいませんでした。こんな場所でキノコ狩りや山菜採りでもあるまいし…。
■谷間の崖に沿っていい感じでダートが緩やかに延びています。わだちがしっかりとしているところをみると、たまに車なども入り込んでいるみたいです。この時点では、林道は一体どこへ通じているのか皆目見当もつきませんが、ダートをたどって先へと進みます。
■おや、分岐がありました。左手の山というか、丘の斜面を急勾配で登っています。それにしても季節はもう冬だというのに、周囲には結構な藪が広がっていました。「今の季節でこれじゃあ、真夏は酷い事になっているな…」などと考えつつ、右手の本道をさらに進みます。
→分岐先の様子を眺める
■分岐から少し進むと、前方に何やら民家とも物置小屋ともみえる建物が見えてきました。ダートは一応、建物の前まで続いていますが、何だか私道っぽい雰囲気になっています。林道としてのきちんとしたダートはここで途切れていました。ここでUターンしても構わないのですが、とりあえずもう少しだけ前進してみましょう。
■…。ここ、一体なんなのでしょうか? 周囲を見渡すと、即席のあり合わせ資材で作ったと思われる右手の柵越しには菜園跡らしき空間がありますが、とっくに草ボーボー状態です。道自体も前方の小屋の横で藪に遮られて完全に途切れていました。路面がジュクジュクしていて、これ以上進むと反転させるのが困難だと思われたので、XRでの前進はここまでにしておきます。どことなく厭世感の漂う、寒々とした光景です。決してわざわざ訪れて楽しい場所ではありませんよ…。
→付近を調べる
→路面を調べる
→探索終了!
→とりあえず散策

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