このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

探索日 2006.09.30
No.C-107

鎌倉1号線■木更津市 ■完抜舗装
■木更津市矢那地区下田付近から市営霊園方面を結ぶ

 木更津市の「鎌倉」シリーズ第1号線、ここに健在! 

 ↓道の両脇の林に僅かに林道っぽさを残していますが、もはや一般道と化して
  生活道路と何ら変わりはありません。こんな所にまだ生き残っていたとは…。


……こんな感じ……
■木更津市郊外に存在する全線舗装林道。平野部を走るため勾配などは一切無く、ほぼ終点まで一直線に伸びている。付近には造成地や住宅があって、途中には特に見るべき物はない。強引に特徴付けるとすれば、館山自動車道を陸橋で越えていることぐらいだ。終点付近には畑が点在しており、やや田園チックな景色が広がっている。とはいえ、もはや完全に生活道路化しているので、車の往来もそれなりにあるようだ。従って、ここでは道筋であまりウロウロ行ったり来たりしていると、挙動不審で怪しまれてしまうかもしれないので注意したい。いづれにしても、わざわざ走って楽しいような林道ではないことだけは確かだろう。

■これが本当に林道なの!? と思わせるような鎌倉シリーズ第1弾、鎌倉1号線の起点です。国道や県道に比べると交通量は少ないものの、舗装された幅員の広い立派な路面は付近を走る県道と何ら変わりがなく、ひょっとしたらそれ以上かもしれません。やけに背の高い林道標が無ければ、ここが林道であると気が付く者はいないでしょう。市街地付近に存在するため、地図を眺めてもアプローチはなかなか困難ですので、 その道順をざっと述べておくと、 まず県道23号線と館山自動車道との交差地点を目指してください。ここでは県道が高架下をくぐっていますが、ガード下を抜けるとすぐに木更津駅方面側を高速道路と並行して延びる道(館山自動車道木更津南IC方面に向かって右側となります)があって、その道をたどっていけば起点付近に出ることができます。それでもやや迷いがちなので、その場合には県道との交差地点から数えて1本目の高速に架かる陸橋を目印にするとよいでしょう。ちなみに、スーパービジネスマップ首都圏版などには「鎌倉林道」と記載されているものもあります。
→付近の様子を眺める
■起点から出発すると館山自動車道の陸橋を渡って舗装路が真っ直ぐに延びています。高速の陸橋を越えた先で道の両脇にある雑木林の雰囲気に、かつての林道の面影を僅かに残しているといったところでしょうか。林道とはいえ、付近の住民の方にとってはただの生活道路であり、わざわざオフバイクで訪れてみても、もはや近所を走っているのと感覚的には何ら変わりはありませんが…。
陸橋を渡ってしばらく直線区間を走った先の緩いカーブを曲がったこの地点が終点です。距離にすればアッという間ですが、丁寧なことにこちら側(最上部の写真参照)にも林道標が立てられていました。思うに、宅地化開発が始まる以前のこの辺りには、今となってはその名もうかがい知れない無数の林道があって、そのほとんどは誰に知られることもなく、ひっそりと開発の波間に消えていったのでしょう。ちなみに、ここから道なりに直進するとそのまま鎌倉2号線に接続しています。
→探索終了!

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