このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

探索日 2008.09.23
No.C-117

大田代線■大多喜町 ■全線ダート
■町道老津線から分岐して山中に延びる

 麻綿原高原周辺の森にひっそりと延びる自然色豊かな森林ダート 

 ↓ダートは原生林じみた森の中に延びており、若干の暗さは否めませんが、陰
 鬱とした暗さはないので、藪刈り直後であればなかなか楽しい1本です。


……こんな感じ……
■町道老津線から分岐、緩やかな下り坂で森の奥へと延びるダートピストン。入線直後より麻綿原高原周辺に広がる鬱蒼とした森の中を行くため、周囲の視界は全くきかず、ここはひたすら曲がりくねった道筋に沿って進むのみとなる。路面は土質だが、当林道は封鎖状態にあるため一般の通行は途絶えており、探索時には綺麗に藪刈りがなされて走りやすい状態にあったが、通常は藪まみれ状態にあると思われる。密林状態で路肩に壁をなす藪や草木によって鬱蒼とした暗さは否めないが、植林地帯で見られる陰鬱な暗さはない。見方によっては原生林っぽい自然の色濃さを感じることができるだろう。ただし、残念ながらその入口は通年封鎖状態にある。

■R465号線老川十字路から山の尾根伝いに延びる町道老津線を麻綿原高原方面に進むと、 星井畑線との分岐の手前右手に現れる大田代線の入口です。ちなみに町道老津線からは 星井畑線伍参線 ・大田代線が分岐していますが、この大田代線は伍参線と共に全線ダートで当エリアでは貴重な存在に。ただし、共にピストンであり、なおかつ通年閉鎖状態ではありますが…。
→入口の状況確認!
→?!
■我慢も限界、起点のチェーンゲートを捨て身で○行○破、遠目に眺めると芝生のようなダートに突入します。この路面、その時季には相当に藪が猛威を振るっていたと想像されますが、探索時にはきれいに藪刈りされた直後であったらしく、ご覧の通りです。
→起点を振り返る!
■最悪時にはワダチまでも藪に侵食されていたと思われる、藪刈り跡のダートを進みます。路面には刈り切られた雑草が堆積、フワフワとした感触で地面の土は全く見えていませんでしたが、おかげでとても走りやすくなっていました。でも路肩部分に残された藪塊はかなりのものです。
■沿道は鬱蒼とした草木と藪に囲まれており、周囲の視界は全くききません。加えて大小のカーブが連続するので、どこをどのように走っているのかよく分かりませんが、ダートは途切れることなく断続的な緩い下り坂で延びています。ここは行き着くところまで前進するのみですね。
■さらに進むと、山肌の斜面とおぼしき少し開けた区間に差しかかりました。少し開けた、といっても周囲はご覧の通り藪の壁状態に…。これじゃあ、景色や眺望もあったものではありません。なんだかここ、空がとても狭いです。
■ここはダートというよりも藪の真っ直中に切り開かれた空間、といった方が似合っているかもしれません。雑草を踏み付けるモコモコとした感触がどこまでも続き、なんとなく不思議な雰囲気の漂うダートです。相変わらず路面に土は見えていません。
■僅かながらも開けた区間を進むと、ダートは再び鬱蒼とした森の中へと入っていきます。周囲は藪深く密林状態なのに、道筋だけはまるで芝生が敷き詰められたかのごとく、美しいと言ってもよいほど綺麗であるのは、やはりちょっと不思議な光景です。藪刈り直後限定のダートならではですね。
■昼なお暗い森の中を下って進みます。道を通すために所々でこのような小規模の切り通しが通されていましたが、そういう地点ではせり出た草木で、まるでトンネル状態に。それにしてもこのダートはどこまで延びているのでしょうか?
■上空を草木で覆われた薄暗い区間がなおも続きます。ここは陽当たりが悪く雑草もさほど繁らないのか、進むにつれて路面には落ち葉が腐葉土状態でやや堆積してきました。シンと静まりかえった森の中、カサコソとそれらを踏み付ける音だけが辺りに響きます。
■そして薄暗い木々のトンネルを抜けた先でたどり着くのがこの地点です。森の中にそこだけポッカリと開けたような広場で、ピストンではよくある終点の光景ですが、車や人が立ち入ることもないため、空き缶やビニールなどのゴミも落ちてはおらず、一面に芝生のような下草が生えてまったりとした気持ちの良い空間になっていました。
→探索終了!
→今来た道を振り返る!
→周囲を眺める!

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