このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

探索日 2006.08.12
No.C-119

上井戸沢線■南房総市(旧富山町) ■全線舗装 ■接続→嶺岡中央3号線
■嶺岡中央3号線から分岐して県89号線方面に抜ける

 藪に侵食された舗装をただ下るのみに終わるショートな連絡林道 

 ↓夏場は藪の侵食が激しいようで、ここがダートであったならば、さぞかし楽
 しい状況になっていることでしょうが、それは決してかなわぬ夢となり…。


……こんな感じ……
■山の尾根筋に位置する嶺岡中央3号線から分岐、 山裾の県 89号線方面に抜ける連絡林道。とはいっても、車両の通行はほとんどなく、希に地元の軽トラが通行するくらいか。当林道も他の嶺岡線系の支線と同様に全線舗装だが、夏場は路面への藪の侵食がなかなか激しいようで、路肩が狭まり鬱蒼とした圧迫感を感じてしまう。コース的には嶺岡中央3号線から入線すると、細かくカーブを繰り返しながら山の斜面を急坂を一気に下り、すぐにT字路に突き当たって終点となる。全線に渡って周囲の視界がほとんどきかないので、ここは淡々と舗装路を下っていくのみとなり、よって林道標を見かけて突入してみても、ガソリンをムダに消費するだけかもしれない。

■「随分藪むした舗装路だな…」嶺岡中央3号線から分岐している支線の一つ、上井戸沢線の入口です。訪れたのが夏真っ盛りの8月であったので、それも無理ないですが、入線直後から両路肩が藪に侵食されて幅員が半分程度に狭まっていました。ここにはガードレールが設置されていましたが、完全に埋没状態です。
■びっしりとしたジャングル状態の藪の中をクネクネとカーブしつつ、急な下り坂が続きます。路面のアスファルトが傷んで所々で剥がれているらしく、僅かなその隙間からはど根性雑草の姿も。地元車も滅多に通らないような雰囲気です。
■周囲は視界の全くきかない藪の壁状態なので、視界も何もあったものではありませんが、はっきりとしているのは、ここが下り坂となっているということのみ。淡々と舗装路を下っていくと(進行方向は前方方向)藪の壁の向こうに僅かに下界が望める地点がありました。でも、藪の壁が高いので下り坂の手前側の高い位置に立たないと、それさえも眺めることはできません。
■藪越しに僅かに見え隠れする景色を眺めてさらに下って進むと、山の斜面に開かれた畑地が現れました。ここでは特に何も述べることはないですが、畑が現れたと言うことで、山裾の終点は近いと想像がつきます。なお、進行方向はXRのリア方向です。
■そして現れるのが農家の牛小屋の前に位置するこのT字路です。上井戸沢線はここで終点ですが、左折してしばらく進むと県89号線に抜けられます。 ただし、 T字路には林道標が設置されていないので、果たしてそのような酔狂が行われることがあるのかどうかは分かりませんが、県道側からアプローチする場合には、少々道に迷ってしまうかもしれません。ま、上井戸沢線はこんな感じです。
→探索終了!
→引き返して嶺岡中央3号線に向かう!
→終点を振り返る!

このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください