このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

探索日 2006.09.02
No.C-129

三川線■君津市 ■全線舗装
■君津市「加名盛」地区より山中に延びる

 陽射しの照り返しで夏場の暑さは地獄、鬱蒼たる森に延びる舗装ピストン 

 ↓平坦コースで鬱蒼とした森の中を進む比較的ショートな1本です。途中に何
 があるというわけでもないので、わざわざ訪れる価値はないでしょう。


……こんな感じ……
■君津市の「加名盛」地区の山中に延びるピストン舗装の林道で、鬱蒼たる森の中に道筋が延びている。途中には勾配はほとんど見られず全線に渡ってほぼ平坦路が続くが、密林状態ともいえるような木々の密生した中を進むため景観的なものは望める術はない。コース的にはすぐそばに位置する細野線と併走する形となっているが、実際にはどのように進んでいるのか把握しにくい。ただし、延長距離的には短いので、途中で立ち止まらなければあっという間に往復することが出来るだろう。なお、林道標の立つ起点そばには開設記念碑が、中間地点付近にて作業道を1本分岐しているが、沿道には特に見るべきものもないので、あえて突入する価値は限りなく低い。

■君津市の亀山湖周辺エリアの目玉的林道といえば、ダートでしかもヌタヌタな 細野線 が知られていますが、そのすぐそばに忘れられたように存在しているのがこの三川線です。ただし林道標の立つ起点は「加名盛」の集落の奥まった地点に位置しているためとても気が付きにくく、その反面、ヤレたひし形を目にすると「こんな所にも林道が!」と嬉しくなってしまいます。とはいっても三川線の実態はショートで全線舗装のピストンなので、マニア林道愛好家に限っての話ではありますが…。
■おおよそ、いわゆる林道的な面白さは皆無であろうと容易に想像が付くマニア的な1本であり、常識的な林道探索者であれば速効で引き返すところですが、千葉県の林道を極めるのならば見逃すことは出来ません。早速突入してみます。で、ここは起点の林道標を後にして数10メートルほど進んだ地点ですが、右手の路肩に林道開設記念碑が設置されていたっけ。
→林道開設記念碑を眺める!
■集落の外れに設置されていた記念碑を過ぎると、木々が鬱蒼と生い茂った森の真っ直中へと入っていきます。路面はきれいに舗装されているので何ら問題はありませんが、周囲の森は草木が過激なまでに密集した密林状態にありました。もしもここが未舗装であったなら、道はあっという間に激しい藪に飲み込まれていたことでしょう。なお、この地点では右手の森の奥へと作業道らしきダートが分岐していましたが、その行く手は藪まみれでどのようになっているのか見当も付きません。
■そして探索時は暑い盛りの真夏です。辺りにはムンムンとした草いきれが充満し、しかも日陰が無いので、僅かでも立ち止まるとアスファルトで照り返す陽射しで焼かれてしまい、あっという間に汗ダラダラの灼熱状態に陥ります。一般的に森の中は涼しそうなイメージもありますが、まったく夏場の森の林道ほど暑い場所はないですよ。そんな状態で舗装路は延びていました。
■で、その後しばらく密林状態の森の中を進むと、いきなりアスファルトの道筋が途切れました。この先には山道すらないようで、正真正銘の行き止まりとなった三川線の終点です。周囲には特に何があるというわけでもなく、かといって延長されるような気配もなし。ま、だいたい想像していたとおりの1本であり、XRを止めて一服できるような日陰もなかったので、ここはすぐに引き返して探索終了としておきました。
→探索終了!
→今来た方向を振り返る!

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