このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

探索日 2010.01.31
No.C-134

実谷支線■御宿町 ■全線ダート ■接続→実谷線
■実谷線から分岐して山中に延びる

 雰囲気的には明るいが、崖状になった路肩が少々危うい腐葉土ダート 

 ↓崖っぷちの路肩は半崩れを起こしている地点もアリ。木漏れ日が差して意外
 と明るい雰囲気で悪くはないですが、若干路面の荒廃が進んでいます。


……こんな感じ……
■実谷線から分岐して沢沿いの崖っぷちに延びる支線ピストンで、末端区間は完全に山道化。分岐元の本道である実谷線からしてそうだが、ここはそれ以上に車両の通行がないようで、ダートは半ば放置状態にあるといっていいだろう。よって路面は枯草や落ち葉に埋もれた状態にあり、進むにつれてフカフカな腐葉土化してしまう。走行可能な区間に勾配は見られずコース的には険しくはないものの、通行が途絶えたことによる荒廃によって路肩が少々危うい状態に。なので路面の濡れた雨天後には入線しない方がいいだろう。コース的には藪じみた山中に延びるが、陽当たりがよいので天候さえ良ければ雰囲気的にはさほど暗さは感じられず、逆に穏やかさを覚える。

■「実谷支線」…その確実な存在は分かっているものの肝心の林道標の存在は確認できないのが現状であり、各地に無数に存在する林道標未設置の林道の1本と思われます。本来なら「名無し」として分類すべきかもしれませんが、断片的な情報から察するにおそらくここが起点である可能性が高く、林道標が無いのみで林道名も判っているため当サイトでは独断にて、このダートを実谷支線として紹介しておきます。
■実谷線から左折していざ実谷支線へと突入です! それにしてもここは一応は「林道」であるものの、状況的には作業道とあまり大差ないような気が。路面は枯草に完全に覆われており、地面の土が全く見えていません。こんなじゃ、一体どこまで前進できるのやら、と入線早々にしていきなり不安を感じてしまいました。でも、ピストンの場合はそれが楽しくもあるんですけどね。
■手持ちの地図には記載されていませんでしたが、ダートは小さな沢の崖状になった岸辺に沿って延びているようです。ここは山陰になっておらず陽当たりが良いので、明るく穏やかな雰囲気が漂っていますが、その見かけに反して路肩はかなり脆くなっている模様。慎重に進めばそのようなこともないでしょうが、まさかの崖落ちに対する用心だけは必要です。
■ダートはこんな場所に延びているためいうまでもなく土質です。入線直後は枯草が堆積していましたが、進むにつれてそこに落ち葉が加わりフカフカとした素敵な腐葉土状態に変化。永らく車両の通行が途絶えた状態にあるらしく、その痕跡やワダチといったものが全く見当たりません。
■こんな重要度の低いダートでも極希に藪刈りが実施されているらしく、そのせいで道としての体裁は辛うじて保っているようですが、これはもう山道状態と言ってもいいかもしれません。落ち葉や枯草にカムフラージュされているため、あまり危険度の感じられないそんな崖っぷちダートをたどって進むことしばし、やあてとある左カーブ地点に差しかかりました。
■で、左カーブの先はこんな感じになっていました。ただでさえ狭い幅員がここにきて一気に先細りして完全に山道化しています。加えてここから急坂が始まっており、その気はあるのですが、勢いだけでは進めそうにもありません。なのでとりあえず偵察の必要がありそうですね。
■「うはぁ…!」先細りで山道化したダートをほんの少し進んで偵察した結果、前方には幾重にも重なった杉の倒木が! 携帯ノコなんて持っていないし、これじゃあどうしようもありません。山道化した道筋自体はさらに山肌の斜面を登って続いていましたが、こんな状態なので実谷支線の終点は事実上はここであるといってもいいでしょう。ということで実谷支線の探索はここまでです。
→振り返る!
→引き返して実谷線に向かう!
→探索終了!

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