このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

探索日 2006.09.09
No.C-137

浜荻線■鴨川市 ■半ダート
■「浜荻」地区から山中に延びる

 後半のダート区間は明るく爽快だが、自然災害が発生しやすい1本に 

 ↓舗装区間も含めた前半はやや薄暗いですが、ダート区間では進むにつれて高
 度を稼いで雰囲気的に明るくなってきます。普通に楽しめる本でしょう。


……こんな感じ……
■鴨川市浜荻地区から山中に延びるピストン。前半区間は生活道路および林道沿いにある清掃センター、火葬場施設へのアクセス道を兼ねているため路面は舗装されているが、火葬場施設を過ぎるとダート化。舗装区間についてはあまり一般道と変わりない雰囲気だが、ダート区間に突入するとひしひしと山深さを感じるようになる。路面的には元々は荒れなどはなく走りやすいが、地形的に険しいせいか崖崩れなどが頻繁に発生する模様。なだらかに続く登坂路の途中にはしばしその痕跡が見受けられ、ために通行止めの看板が掲げられることもある。前進するにつれて高度を増すため、明るく開けた雰囲気になるが、道すがらの展望などはほとんどきかない。

■鴨川市の浜荻地区にある浜荻線の入口です。 浜荻線へは海岸沿いに延びるR128号線からアプローチすることになりますが、入口付近では国道が天津バイパス(山側)と旧道(海岸側)に分かれているので、浜荻線の起点に向かうには旧道側を通る必要があります。鴨川方向からやって来た場合は、JR外房線の安房天津駅の少し手前で左に折れれば、やがてなんの変哲のない生活道路の脇に林道標が立っています。
■民家の建ち並ぶ住宅地の中ほどにある起点を出発しますが、しばらくは味気ない舗装路状態が続きます。これはその先に清掃センターおよび火葬場の施設があるためであり、お待ちかねのダート区間は火葬場を過ぎた地点から始まるので、しばらくは我慢するしかないでしょう。ちなみに画像のフェンスは清掃センターのものであり、火葬場を撮ったものではありませんよ。
■火葬場施設が左手に現れるとそのすぐ先にてダートが開始ます。探索時には「この先土砂崩落のため車両通行止め」なる看板と簡易鉄パイプ柵が置かれていましたが、通常ならばゲートの類はないので、ここは自由通行状態に。なお、林道の入口脇が墓地になっている(千葉県では富津市の竹岡線など)というのは、希に見受けられることですが、火葬場になっているのはほとんど見たことがありません。施設の性質上、民家から離れた場所に設ける必要があり、通行の少ない林道沿いなどは立地的にはちょうど良いのかもしれません。ですが、林道探索的には気持ちの良いものではないですね。なので、間違っても浜荻線の沿道で野営をしようなどとは思わない方がよろしいかと…。
■同じ山深い山中でも舗装路状態とダート状態とでは周囲から受ける印象もやや異なるようで、路面がダート化すると同時に一気に山深くなったように感じてしまいます。実際にはダート開始地点も既に山深いので状況的にはあまり変化はないのですが、これもダート路面のなせるマジックか。
■その後現れた極短の舗装区間です。これが何かの復旧後ならば、「わざわざ舗装するまでもなく整地するだけでよかろうに」と思いつつ前進します。入口に火葬場のある林道になんて、一般人はよほどのことがない限り立ち入ることもないだろうから…とね。
■極短な舗装区間を過ぎると、先述の看板に記されていた通り土砂崩れがありました。右手の斜面が崩落して一抱えもありそうな岩石が路面を覆っています。あちゃ〜、と思いつつ近づいてみると、四輪ならばアウトですが、オフバイクでなら通れる隙間があるようです。
→右手斜面を眺める!
■岩石や土砂に埋まってしまっても、しばらく寝かせておけば自然といつの間にか通り抜けスペースができてしまうのも林道の不思議ですね。あはは!
■斜面崩落地点を難なく通過、さらに延びるダートをたどって進みますが、どうもこの付近では崖崩れが頻繁に発生するようです。ダート沿いにはコンクリを吹き付けて擁壁区間が続きました。これでしばらくは大丈夫そうですが、薄皮一枚の擁壁など、いざとなったら役には立たないので、予断は許されませんけど。
■「またか!」コンクリ擁壁区間を過ぎるとその先にて再び土砂崩れが。規模的には先ほどのものより軽微なものでしたが、岩屑類と共に樹木が数本なぎ倒されていました。こいつはちと面倒くさいなと思ったものの、幸い、樹木の幹の細い先端部が左手路肩に向かって倒れていたため、そこを乗り越えてやり過ごすことが出来ました。
→現場をよく眺める!
■2箇所目の土砂崩れ地点を過ぎると、とある右カーブの途中に左折分岐が現れました。浜荻線本道の探索はまだその途中ですが、このような末梢的な分岐に気を取られて時間ばかり喰ってしまうのには、我ながらに苦笑です。
→左折分岐に突入!
■その後も軽微な路肩崩落や土砂崩れがありました。灰色の砂利が敷かれたダートに土砂塊の茶色が行く手の左右に点在、一見すると穏やかで荒れとは無縁な雰囲気の浜荻線ですが、そこはやはりダート林道。時としてこういう事態もあるでしょう。
■さらにしばらく進むと、やがてこのような感じで上空が開けてきました。ここまでの区間において特に急の付く勾配区間はないので、あまりそれを意識させられませんが、それなりに標高を稼いできた模様。これまでは木々の生い茂る山中を進んできましたが、以降は明るい開放的な尾根筋に沿って進むことになります。
■ダートは山腹の樹林地帯を抜け出して尾根筋に取り付きましたが、登り坂はなおも続きます。路面は砂地のような小砂利がまぶされた状態であり、通常走行している限りはなんでもないですが、必要以上にスピードが乗っているとズッてしまうかもしれません。
■尾根筋の山肌をダイナミックに切り崩して道を取り付けた区間が続きます。前半の薄暗い樹林区間とは打って変わって、高所を行く山岳ダートの雰囲気が濃厚に。路肩からも房総の奥深い山々の眺望が望めてなかなかよい感じですよ。ここは!
→展望を眺める!
■なかなかイイ感じになってきたなと思った矢先、ダートはいきなり途切れてエンドになってしまいました。ここは中途半端に山肌が掘削されており、雰囲気的には延長工事でも行われそうな感じですが、その先の山の木々はまだ伐採されていない模様。なので、今後はどうなるか分かりませんが、ちなみに、この浜荻線の終点の周囲四方は広域に渡って山また山に囲まれているため、抜けるとしたら付近の袋倉第一ダム方向しかないですが、果たしてそれも疑問ではありますけどね。というわけで浜荻線の探索はこれで終了です。
→探索終了!
→今来た方向を振り返る!

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