このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

 浅間台支線林道/ Sengendai-shisen林道探索の書 〜今日もどこかで林道ざんまい〜 
探索日 2011.03.13 / No.C-157 
 [ 所在地 ]君津市 [ 状態 ]ピストンダート [ 接続林道 ] 浅間台林道  [ 分岐林道 ]-
 進めるダートの延長距離は短いが、道すがらの静寂な雰囲気は素晴らしい

道標の存在しない浅間台林道から右折分岐している極短ダートピストン「浅間台支線林道」。その探索はおろか、目にすることも難しい千葉県下でもかなりレアな存在の林道ですが、その訳は分岐元である浅間台林道が、寝かせく○り抜け以外に強○突○不可な封鎖状態にあること、さらには林道標が存在していないため気に留めることなく素通りしてしまいがちな存在であることが大きいかと。したがってこの浅間台支線林道は、勇気を持って名無しまがいの浅間台林道へと立ち入った者のみがたどり着くことが出来ると言えるでしょう。しかも徒歩で…。
→起点を振り返る!
道である浅間台線から右に折れて浅間台支線林道に入ると、このような下り坂で砂利ダートが延びています。まだ冬枯れしている雑草が路面を軽く覆って薄いワダチが形成されていました。上空も明るく開けて雰囲気的にも悪くはありません。
線直後の下り坂を降りきると今度は登り坂が始まります。それは森の中にある窪地を下ってまた登る、といったところでしょうか。
、なんか開けた場所に差しかかりましたよ。モコモコとした土埃っぽさそうなダートが植林地帯に開けた空間の中を、ススキの藪を掻き分けるようにして延びています。当然ながら、ここに人の気配というものは全く感じられず、周囲はシンと静まりかえって静寂そのものでした。なんだか荒涼としてここは千葉県とは思えないような原野じみた雰囲気に。
っ子一人いない淋しい原野じみた光景の中に蛇行するダートをさらに進むことしばし、さらに大きな広場のような地点にたどり着きました。生い茂る枯れススキ原が切り払われたその空間には一面に砂利が敷き詰められており、関係車両が刻み込んだ無数のタイヤ跡も見られます。木材集積場の土場になっているわけでもないようで、一体ここはどういう場所になっているのでしょうか?
、一面に砂利の敷かれた広大な広場のような空間を突っ切ると、そこでダートは消滅。いや、正確には道筋はその先にも続いているのですが、ご覧の通り藪に覆われて自然回帰状態に。これは災害系ではなく、如何なる理由によるものかは不明ですが、まさに放置による荒廃だと思われます。
の先はオフバイクであれば怯んでしまうような藪具合です。でも杉の森の切れ目から分かるように、そこには確かに道筋があり、もう少し進んでみようかとも思いましたが、やっぱりやめておくことに。徒歩なので物理的障害は藪のみですが、人の背丈ほどもあるその中にガサゴソと入っていくのはゾッとしませんからね。というわけで、ここより先は道として放棄されているため、浅間台支線林道の事実上の終点はここであると判断、あっけないですが、これで探索は終了です。
→探索終了!
→引き返して浅間台林道に向かう!
→振り返る!
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