| 県32号線を「菅野」地区にて大福山(292m)方向に折れて、今は完全な生活道路と化しているかつての林道養老線を道なりに進むと、途中の「石塚」地区にて左手に分岐しているのが長者林道。ここが林道標の立つその入口ですが、以前ここを通りかかった時には確か存在していなかったような気が。千葉県下には正式な林道でありながら林道標の設置されていない林道が無数に存在していますが、この長者林道もかつてはそんな1本でした。 |
| 入口に林道標が設置されたことは林道探索者にとっては実に喜ばしい出来事ですが、だからと言っていわゆる林動的な魅力の状況はそれによってなんら変わることはありません。長者林道はご覧の通り入口から完全舗装となっており、入線するとすぐに下り坂が始まります。 |
| 長者林道の位置する「大福山(292m)」周辺は比較的豊かに自然林が残っている地域です。休日などに自家用車にて訪れる林道探索とは縁のない一般人からすれば、豊かな林間に延びる気持ちの良い林道ということになるのでしょうが、オフバイク的にはダラダラとした下りが続くのみで単調です。 |
| 沿道には雑木の森が展開していますが、道すがらに展望が望めるわけでもなくその光景に変化は現れません。なので、長者林道は「こういう林道だって千葉県にはあるんだぞ」っと、もうなにも述べることはなく惰性で下っているといった感じでしょうか。 |
| 特になんということもなく緩い下り坂をしばらくたどって進むと、やがて右手の路肩に終点の林道標が現れて林道区間は終了します。ちなみに、林道区間はエンドを迎えても舗装路自体はさらに続いており、最終的には県32号線へと抜けられますが、 これ以上進んでみても意味ないなと、 大福山方面を目指して速効で今来た道を戻って長者林道の探索はあっという間に終了となりました。
→探索終了! |