このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

 塚越林道/ Tsukagoshi林道探索の書 〜今日もどこかで林道ざんまい〜 
探索日 2007.05.11 / No.C-162 
 [ 所在地 ]大多喜町 [ 状態 ]ピストン鋪装 [ 接続林道 ]- [ 分岐林道 ]-
 ピストン舗装ながらも見所的な「素堀」が存在するまったりとした1本に

葉県ではメジャーな観光スポットである「養老渓谷」付近に位置する塚越林道の起点です。まったく目立つことのない入口ですが、県81号線沿いの養老温泉街から「奥養老バンガロー村」方向に進むと、サビまみれでくたびれたひし形が出迎えてくれるでしょう。
→起点を振り返る!
越林道に入線すると、舗装路はすぐに水田脇をなだらかの登り坂を登坂。付近には実にのどかな里の風景が展開し、坂道の途中にて振り返れば、まさに「明るい農村」といった趣が漂いますが、すぐに前方に位置する森の中へと進んでいきます。
→振り返る!
線直後の坂道を登り詰めて林道は森の中を進みます。森といっても昼なお暗くて陰鬱な感じのするものではなく、植生も殺伐とした植林ではないので、ここは意外と明るい雰囲気かと。そんな塚越線をですが、ここで前方にとあるものが見えてきましたよ。
「素堀だ!」そう、そこに見えてきたのは房総林道を巡れば必ずや1つや2つは目にすることになる素堀隧道ですよ。地形的には切り通しとすればてっとり早そうなものを、わざわざ素堀としているところが良いですね。入口壁面に絡まったツタ草も味な趣を演出しています。
道内部を通過中・・・といってもこの短さなのであっという間です。ちなみにこの塚越林道のものを含めてこの付近にはいくつかの素堀があって、その手の素堀マニアにはそれなりに知られた場所らしいです。林道としての知名度よりも素堀そのものの知名度の方が高いのは、これはまあ、当然といえば当然でしょう。なにせここは舗装林道なので。
、林道上にある素堀を抜けるとすぐにこのような右折分岐が現れます。右折側はなかなか特徴的な素堀の入口となっていて、 そちらに進むと「奥養老バンガロー村」経由でR465号線、もしくは周回して再び塚越林道入口へと抜けることが可能。興味のある方は塚越林道探索の帰りがけにでも立ち寄ってみるとよいでしょう。
→素堀を眺める!
折の素堀入口を過ぎると塚越林道は落ち葉が大量に堆積した尾根上の林間を抜けて延びています。房総の山はどこも低山ばかりなので、坂道で少し登るとすぐに尾根筋へと達してしまいますが、低山なのでそこには森が展開しているだけで残念ながら展望は望めません。
根筋のこんもりとした森の中をしばらく前進すると、やがてこのような場所に行き着きます。それまでは幅狭ではあっても四輪が通行できるだけの幅員があった塚越林道ですが、ここにいたって幅員が極端に狭まってしまいましたよ。以降の区間は雰囲気的には山道というにふさわしい状態ですが、それでいながら路面はなぜか舗装状態に。
して幅狭区間の入口には警戒板が外れて壊れかけたバリケードが3基、「通行止」の丸標識と共に置かれていました。これはひょっとしたら塚越線の林道区間はここまでで、その先は幅員が狭い山道であるため二輪系が立ち入らないようにとの処置なのでしょうか? 
→振り返る!
ょっくら横に移動させていただきますよっと・・・。
激に幅員の狭まった山道チックな区間を前進しますが、なんでこのような区間まで舗装されているのだろう。やっぱりここも林道区間であるから? それにしてもこの幅員の狭さじゃぁ、二輪系はともかくとして四輪では恐くてとてもじゃないけど入ってこられませんね。
、最終的にはこの山道のような舗装区間は、このようにとある地点でいきなり舗装が途切れてエンドになっています。道そのものはさらに続きますが、そこは誰が見ても見間違えることのない正真正銘の完全なる山道。XRで乗り込んでみるのも楽しそうでしたが、危険かつ様々な意味で躊躇われるので、ここはひとつ勇気ある撤退をしておくことに。それになんといっても、所詮ここはもう林道ではないしね。ということで塚越林道の探索はこれで終了。
→探索終了!
→振り返る!
トップへもどる林道探索の書 〜今日もどこかで林道ざんまい〜 

このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください