このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

 水足林道/ Mizuashi林道探索の書 〜今日もどこかで林道ざんまい〜 
探索日 2013.12.08 / No.C-183 
 [ 所在地 ]市原市 [ 状態 ]ピストンダート [ 接続林道 ]- [ 分岐林道 ]-
 まさに忘却林道、訪れる者もなく薮にまみれたショートなピストンダート

原市の林道はそのほとんどが残念な舗装林道ですが、ネットで検索すれば必ずヒットすることからも分かるように、そのほとんどがすでによく知られた存在となっています。ただし、そのような現状にでも水足林道についてだけは話は別。その名称は全くと言ってよいほど知られておらず、したがってこの林道を紹介するサイトは現在(2013.12時点)皆無です。その理由は正確な所在地が知られていない(というかいくら探してもわからない、もしくは場所を間違えている)の一言に尽きます。というわけで、このままでは誰も、そして今後ともまず紹介されることはないであろう水足林道のおかれた現状を打破すべく、ここに紹介してみたいと思います。具体的な入口は県160号線にある万田野林道入口から音信山林道入口までの区間に存在しているこの曲り角です。
道から「万田野」地区の舗装路に入るとすぐにこのような分かれ道が現れるので、ここをを左折します。「本当にここでいいの?」と思ってしまうでしょうが、ここは焦ってはいけません。目指す水足林道はその先ですよ。
るとほれ、その少し先で舗装が途切れて水足林道のダートが開始しています。しかし、その雰囲気は農道そのものであり、とてもここが名のある林道には見えませんけどね。「でも肝心の林道標が無いじゃないか!」と思ってしまうかもしれませんが、まあ、それも無理はないでしょう。疑心暗鬼に陥りつつ少し進んでみると・・・?
「林道標発見!!」なんと、そこには「林道水足線」と記されたひし形が! このように、実は万田野林道および音信山林道入口のすぐそばに水足林道は存在しているのですが、これじゃあ、まず気がつきませんね。おそらく、ここが「水足林道である」と意識して知っている近在の住民の方もほとんどいないと思われます。とまあ、前置きはこれくらいにして未知なる水足林道へといざ突入せん!
→ひし形を眺める!
→振り返る!
の存在が知られていないためか、水足線のダートは車両の立ち入りの希少さを物語るがごとく、落ち葉にまみれてフカフカ状態でした。その下に隠された路面もモコモコとした土質であり、おそらく雨天後にはかなりヌタヌタな状態となっていそう。雰囲気も暗いです。
面に厚く堆積した落ち葉は時季的なものでしょうが、その下のモコモコな路面状況は恒久的なものだと思われます。そしてコース的にも下り坂が連続して続くため、乾燥時はともかくとして、雨天直後の探索はなるべく控えた方が無難かもしれません。
「路肩崩落!」フカフカなダートを慎重に下って行くとこのような路肩崩落地点が! 土のうが積まれて応急処置がなされていましたが、ほとんど用をなしていない状況です。ほとんど通行の途絶えている水足林道ならば珍しくもない光景だといえますけどね。
原市に存在する他のダート林道と比較するとかなりの荒廃感が漂っています。四輪のワダチが形成されているので、死んで(廃道化)いるわけではないですが、当然ながらオフバイクのタイや後などは全くなし! まさに「忘れられた林道」といった趣がプンプンした。
のような忘れ去られた林道に立ち入る者など誰もいない・・・と思ったのですが、さらに下って前進すると前方になにやら人影が! それは全く微動だにしないので、一瞬、黄色と赤をまとったお地蔵様にも見えてしまいましたが、そうではないみたい。あれ、何者だろう?!
→接近する!
足林道の公式延長距離は502m。もうそろそろ終点は近いと思っていると、前方の坂を下りきった地点に四輪の溜まり場が。おそらく、そこで林道区間が終了していると思われますが、あれは先ほどのハンターの仲間の四輪だと思われます。
してここが水足林道の末端地点、すなわち終点でした。大量の落ち葉でカムフラージュされていますが、地面は恐ろしくフカフカな山土質で、XRのスタンドを立てておくのも難しいくらいでした。おそらくここ、雨天時やその直後は泥海状態と化していることでしょう。そして、ハンター達はここからさらに山林内部へと獲物を求めて進んでいったらしく、付近に人影はありません。とくに見るべき物もありませんが、必要なくウロウロとして撃たれるのもイヤなので、ここは早々に今来た道を引き返して水足林道の探索は終了です。
→探索終了!
→その先の様子を眺める!
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