このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

 御行堀林道/ Ongyobori林道探索の書 〜今日もどこかで林道ざんまい〜 
探索日 2013.12.14 / No.C-186 
  林道であることの「証」もなく、もはやそれを知る者もいない忘れ去られた存在に…


↑よくある田舎の舗装路といった趣の御行堀林道。ここが林道であることを知る者はほとんどおらず、事実上のただの生活道路と化しています。
道標も設置されておらず、もはや事実上の生活道路と化した「紙敷」地区に存在する全線舗装のピストン林道。鋪装された沿道には民家が点在、雰囲気的にもいわゆる林道臭さというものはまったく感じられず、そうと言われなければとても林道であるとは思えないのが現状である。軽いアップダウン程度の勾配はあるが、全線ほぼ水平コースで延長距離も900mと短い。とくに見るべき物もなくあっという間に末端地点にたどり着いてしまう。ちなみに、「御行堀林道」としての存在は地元の方にも知られていない。

 [所在地]大多喜町
 [路面状況]全線舗装 / ピストン
 [コース]大多喜町「紙敷」地区内に延びる

多喜町の「紙敷」地区は町内でも林道の密集したエリアですが、残念ながら林道名を確認できる林道標が存在する林道は皆無です。そのような過酷な現状の中、ひょっとしたら…との僅かな期待を抱いて訪れたのがこの御行堀林道。もちろん、僅かに期待した林道標は当然のこと、林道名を示す微かな痕跡すら存在していません。「ここは林道である!」と言ってみたところで、所詮どうしようもない紙敷地区の鋪装された生活道路であり、同地区内のこの二股地点の左折側が延長距離900mの御行堀林道の入口となっています。
装され、事実上の一般生活道路と化していた御行堀林道。ちなみに、林道名である「御行堀」は紙敷地区の「字」地名です。したがって通常の県別地図などの記載地名からこの林道の所在地を見つけることは難しいですが、唯一のヒントとしては付近に「御行堀随道」があり、また、御行堀の屋号を持つ方が在住していることが挙げられます。ただし、それを突き止めてみたところで、ここは林道標なしの舗装ピストンなので、これはもう完全なマニア向けの話です。
→周囲を調べる!
かし我ながらようやるわ、そんなことを思いつつ進むと、やがて最奥の民家を過ぎて舗装路は先細りします。そして無人と化した廃屋の前を過ぎて少し進むと…。
のような感じで荒れ地の薮に突き当たって舗装は途切れてしまいます。そしてその先にはダート化した路面が続いていた…ということもありません。延長距離が900mであることを考えると、入口からここまでちょっと長過ぎるような気もしますが、とにかく御行掘林道の末端はこんな感じ。というわけで御行堀林道の探索はここまで。
→探索終了!
→その先の様子を眺める!
→振り返る!
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