このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

 栗生林道/ Ao林道探索の書 〜今日もどこかで林道ざんまい〜 
探索日 2009.12.12 / No.C-194 
  途中の山林にそれらしい雰囲気もあるが、やはり千葉県では最低林道に違いはなし…


↑とある施設へ向かう特種車両の走行ルートにもなっているため、一度訪れれば、まず再訪することのない林道です。つまらんですよ、ここは。
金市街地郊外の丘陵地帯に存在する完抜け舗装林道。かつての林道開設目的はさておき、現状としてはとある施設へのアクセスルートとして重要な路線となっているが、それがためにいわゆる林道的な魅力が千葉県でも最低となっているのが実情でもある。延長距離は短く、県道から入線すると開始する坂道を登りきればそこが終点であり、コース的にも味気ないが、それでもこの林道には千葉県下では唯一とも言える物が秘かに存在していたりする。ただし、一度眺めておけばもちろんそれで十分ではあるが…。

 [所在地]東金市
 [路面状況]全線舗装 / 完抜
 [コース]県119号線「粟生」地区から「酒蔵」地区とを結ぶ

金市の県119号線沿いにある粟生林道の入口にやって来ました。場所は「新千葉カントリー倶楽部」入口のすぐそばで、「粟生バス停」が目印。ちょっと気が付きにくいかもしれませんが、県道からの入口には立派なプレートタイプの林道標が設置されています。ちなみに、画像では前方にゴルフ場の入口があって、手前が東金市が一方向ですよ。
してこれが粟生林道入口の様子です。付近は普通に民家の立ち並ぶ、ちょっと田舎な住宅地であり、見た目的にもここはほとんど林道には見えません。それと知っていなければ、たとえここを通りかかってもまず気が付かないと思います。それくらい何気ないです。
れにしても、林道にしてはなんとも立派な舗装路なことよ。粟生林道に入線するとすぐに蛇行する坂道が開始しますが、これはもう普通の一般道路と変わりないです。探索時には前方にママチャリを押して坂道をトロトロ進むお爺さんなんかも歩いていたし。で、その後ろで秘かにデジカメを構える自分もなんだかなぁ…。
つては、いわゆるまともな林道状態であった粟生線ですが、ここまで立派な舗装状態となっているのには理由があります。それは、この味気ないアスファルトを無駄にタイヤのブロックをすり減らしつつ終点まで進んでみればおのずと明らかになります。
おりやって来る対向車の目を盗むようにして、サッとデジカメを取り出して一瞬で撮影、そして速攻でしまい込みます。盗撮じみた悪いことでも秘かに行っているような罪悪感じみたものを感じてしまいますが、ここが粟生林道である以上、これはもう自分との約束なのでね…。
街地にほど近い林道なので、理不尽な 宿命 というか、 そういうこと も頻繁に起きるみたい。その証たる看板がやたらと乱立していたっけ。
、延長距離1651mの舗装路を進むと、最終的にたどり着くのがここ「クリーンセンター」ことゴミ焼却場でした。道理でただの林道がここまで立派な舗装状態となっていたわけですね。そういうことなので、時間帯によってはゴミ収集車が頻繁に走行しそうな粟生林道です。それにしてもクリーンセンターのすぐそばで不法投棄が頻発している事態って一体…?!
ミ収集車の走行ルートと化していた粟生林道、いわゆる林道的には最悪ですが、その代わり、ここには千葉県ではかなりプレミアムな「オムスビ形」林道標が存在していましたよ。埼玉県ではよく見られるタイプですが、千葉県下では粟生林道以外ではまずお目にかかれません。まあ、林道標ハンターとして「オムスビ」を拝められただけでここはヨシとしておきますか。
→探索終了!
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