このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

 百鉾林道/ Mofuku林道探索の書 〜今日もどこかで林道ざんまい〜 
探索日 2014.03.08 / No.C-199 
  山道化をみてなおもダートは深部へと続くが、気持ち的にその気になり難いピストンダート


↑百鉾林道は僅かな距離を進んで途中から山道化。物理的にはさらなる前進も可ですが、そういうのが好みでない方なら話にもならない状況です。
多喜町に多く存在する林道標をもたない林道の1本。そうと言われなければとても林道とは思えず、またそれを疑いたくもなる存在である。入線してみてもオフバイクといえどまともに進める距離はとても短く、せいぜい200メートル程度か。事実上、そこを境としてダートは山道化してしまう。さらにそこから数百メートル進んで最終的には山林内の沼のほとりに至っているらしいが、なにぶんにもこの百鉾林道、よほどのことがない限りそれを確かめてみようなどという酔狂も起きないような林道でもある。

 [所在地]大多喜町
 [路面状況]半ダート / ピストン
 [コース]「百鉾」地区にて山林内に延びる

格的な林道探査の季節到来を前にして、初春の頃は近場のマニア林道の探索にいそしむ。そんな思いでやって来た大多喜町の「百鉾(もふく)」地区です。R465号線に平走するいすみ鉄道「西畑駅」脇の 踏切 を渡って進む(画像では手前から前方方向)と、やがて小湊バスの「百鉾バス停」が現れますが、これが目指す林道の唯一の目印。
してこれがお目当ての百鉾林道の入口(画像左手)。といっても当然ながらそこに林道標があるはずもなく、ここはせいぜい畑の入口程度にしか見えません。それでも国土地理院の地図を眺めてみると、山道を示す破線状態ながらもその道筋はきちんと記されています。う〜ん、どのような林道であるのか楽しみ! ちなみに百鉾バス停は前方数十メートル地点にありますよ。
鉾林道はれっきとした「名のある林道」であり、よく眺めてみると確かに道筋がその先へと続いています。ですが、ここは普通の感覚ではまず立ち入ってみようなどとは思わない状況であることもまた事実。いつもながらの「我ながらようやるわ…」との思いが脳裏によぎりますが、そういう時は付近の住民の方に怪しまれないうちに突入しておくことが大切だったりします。
線直後の極短な坂道対策舗装を過ぎるとこんな感じで急な坂道が続きます。ここ、見た目にはなんて事もないように見えたのですが、路面は湿り気を帯びてかなりヌルヌルとした土質状態。いくらも進まぬうちに早くもスタックしてしまいました。
ほぇ…?!」入線直後のちゅるちゅるな坂道を登りきりました。ですが、入口からいくらも進んで来ていないこの地点で路面状態が一気に規格ダウン! その状況は、瞬間的にここが百鉾林道の末端地点かとも思ってしまうほどでしたが、よく眺めてみれば、なんと、ここから左折する形でダートはさらに続いているじゃないですか!
→振り返る!
もその先の状態はこんな感じ。国土地理院の地図で百鉾林道の道筋が破線で記されているだけの事はありました。ダートはここで事実上の山道と化しています。物理的にはさらなる前進も可能ですが、この状況はちょっと…、というわけで道筋自体はさらに続いていたものの、まともに進めるのはここまでだったようです。極短と言えるほどの僅かな距離でした。
林内に続く山道状態のダート。ちなみに、百鉾林道の行き着く先ですが、ここを2、300メートルほど進んだ山林内の沼のほとりへと至っているようですが、山道区間へと立ち入ったわけではないため真偽のほどは不明。まあ、わざわざ訪れてみるほどの場所ではないと思いますけど…。
っという間に終了した百鉾林道の探索。帰りがけに入線直後のヌルヌル坂を下りますが、行きがけのタイヤ跡がこんなに刻まれていたんだっけ。田圃の脇なので 滑る んですよ、ここは。
→探索終了!
→トップへもどる林道探索の書 〜今日もどこかで林道ざんまい〜 

このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください