このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

 山田谷林道/ Yamadayatsu林道探索の書 〜今日もどこかで林道ざんまい〜 
探索日 2006.01.29 / No.C-002 
 [ 所在地 ]長南町 [ 状態 ]全線舗装 [ 接続林道 ] 蔵持水沼林道  [ 分岐林道 ]-
 のどかな谷津の水田伝いに蔵持水沼林道から県道へとシュートカットする事実上の舗装農道

持水沼林道から分岐している山田谷林道の起点です。その名は以前から知ってはいたものの、地図上で正確な位置を特定するには至らなかったのが正直なところ。林道名でもある「山田谷」の地名でそれらしい場所を探してみたりもしましたが、山田谷なる地名は地理院地図にも記載されてません。おまけに林道標が設置されていないとあっては、場所の特定は限りなく困難でしょう。そんな山田谷林道ですが、最後の手段として これ のお世話になって、ようやくその起点に立つことができたという次第です。
してこれが山田谷林道起点の様子。どことなく林道っぽくもありますが、やや暗い雰囲気の舗装路が森の中へと延びています。まあ、特別な用がなければ、普通はまず立ち入ろうと思わないような道ですね。ではさっそく突入させていただきます。
→振り返る!
線するとすぐに切り通しにさしかかりました。一面緑にコケむしたそびえ立つような高さと圧迫感が凄かったです。林道を通すために相当深く切り崩したようで、その方が安上がりであったのか、ここに隧道を掘る選択はなされなかったみたいだな。
り通しを過ぎると、森だか薮だか分からない鬱蒼とした区間を通過。路面は舗装されているのですが、ここに車両の通行はほとんどないとみた! 腐葉土化して堆積した落ち葉がワダチを形成、そこに雑草が生えていましたよ。
じみた森に延びる舗装路。終点までこんな感じなのかと淡々と前進しますが、やがて水田が現れました。切り通しで山向こうの谷津へと抜け出したみたいです。周囲を樹林に囲まれたこの谷津を「山田谷」というのでしょうか? 探索時には前方の水田で農作業をしている農家の方の姿がありました。
→農作業!
津の谷間に開かれた水田に沿って進みますが、ここは事実上の農道ですなぁ。これっぽっちも林道臭が感じられません。あぁ、オフタイヤが空しく擦り減っていく・・・。
くに気になる物もなく、その後も幅狭な舗装路をたどって進みます。ちなみにこの山田谷林道が全線舗装化されたのは平成4(1992)年のこと。今では見るかげもありませんが、それでも昭和59(1984)の林道開設以来8年間はここにダート状態が保たれていたんですね。人は生まれる時代を選べませんが、できればもう少し早くこの世に生まれたかった。
んなこんなで進んでいきますが、気がつくと県148号線に突き当たって山田谷林道の終点です。蔵持水沼林道にある起点からここまで延長距離は僅か995m。ダラダラと紹介してきたので、もうちょっと長さがあると思ってしまうかもしれませんが、この短さなので、実際はあっという間に走破してしまいます。というわけで、その実情は農道状態であった山田谷林道、よほどの林道マニア以外の方は訪れてみてもガックリするだけでしょう。
→探索終了!
→振り返る!
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