このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

探索日 2006.11.24
No.F-124

二本川線■いわき市 ■半ダート ■接続→鶴石山線
■三和町渡戸地区「二本川」から鶴石山線とを結ぶ

 虫食い舗装区間が存在する生活道路を兼ねた地味な雰囲気の完抜け林道 

 ↓虫食いで舗装区間が存在している二本川線。ダート区間はフラットで走りや
 すいですが、延長距離的にもさほどなく、総じて地味な林道です。


……こんな感じ……
■いわき市三和町渡戸地区付近の林道密集地帯に存在する完抜け林道。終点で接続する鶴石山線から一般道とを結ぶ連絡道となっており、林道沿いの二本川集落への生活道路を兼ねているため区間的に虫食い状態で鋪装されている。延長距離はさほど長くはなく、田圃脇の起点から入線すると二本川集落を過ぎた先で山林内部へ進み、その後の断続的な登り坂で終点へと至る。ダート区間の路面は通行する車両によって固く踏み締められた状態で走りやすくフラットなものに。ただし、景観的には沿道の景色に見るべきものはなく、雰囲気的にも地味目な1本となる。あえて探索するだけの価値は低いが、アプローチは鶴石山線側からが圧倒的に簡単で分かりやすいだろう。

■磐越自動車道いわき三和インターからほど近い三和町渡戸地区にある二本川線の起点です。いわき市でも三和町から遠野町地区にかけてのエリアは複雑なネットワーク網が張り巡らされた、超高密度な林道密集地帯であり、この二本川線はその入口的存在にもなっている林道。したがって、その起点は何の変哲のない鋪装された田舎道の一般道に位置しています。もしも、入口に林道標が設置されていなかったならば、ここは農道の類にしか見えないことでしょう。
→振り返る!
■路面も一般道のごとく鋪装されており、見た目的には市道となんら変わりはないですが、それは途中にある「二本川」集落への生活道路を兼ねているからです。田圃のど真ん中に位置する林道区間に突入すると、すぐに集落の民家が集落の民家が見えてきました。
■二本川の集落を過ぎるとその先で舗装が途切れてダート区間が開始します。それと同時に、前方の行く手に見えていた山林内部へと進んでいくことになります。探索時には途中に盛土されたなにかの工事現場があったくらいで、特にこれといった気になるものは何もありません。
■びっしりとスギが植林された山林内部に入ると、やがて蛇行を交えたやがて連続した登り坂が現れます。砂利ダートの路面は幅員も広く、かつ安定して走りやすい状態でしたが、そういえば少し手前にはアスファルトが剥がれかかった舗装とも未舗装とも言えないような区間があったっけ。
■どうやら、この二本川線は虫食い状態の半ダートになっていたようですね。埃っぽい砂利ダートの勾配を登って進むと、途中にはまたしてもに短い舗装区間がありましたよ。ほんの数十メートルを鋪装してみたところで、一体何の意味があるというのやら…。
■探索時には起点直後と途中に2箇所の虫食い舗装を確認しましたが、その後は舗装が現れることはありませんでした。こんな感じで杉林の山林内部を登坂して二本川線は延びていましたが、ここでは連続した坂道を登り詰めた先で鶴石山線へと合流しているということが容易に想像できました。
■その後、左へ左へとカーブしながらダートをたどって進むと、左右に走る鶴石山線のダートに突き当たって二本川線は終点を迎えます。コース的には途中の二本川集落を過ぎてからは登り坂オンリーでしたが、それはこの林道が山腹に延びる鶴石山線から、下界の里山とを結ぶ連絡道となっていることを考えれば当然のことですね。というわけで、ただそれだけの存在に過ぎなかった二本川線の探索は終了。 ちなみにここを左折すればR49号線方面ですが、右折すると鶴石山線経由で硯石線、官沢線へと乗り継げるので、ここは右折してみるのがお勧めですね。
→探索終了!
→振り返る!
→鶴石山線に突入!

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