このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

探索日 2013.04.29
No.F-131

二岐山線■天栄村 ■全線ダート ■接続→二岐線
■二岐線から分岐して「天栄村風力発電所」とを結ぶ

 風力発電所を目指して連続勾配を駆け登る砂利の深めな明るいダート! 

 ↓ズルズルとした深い砂利ダートで一気に登坂していく二岐山線。スリップに
 は注意ですが、猛然と砂埃をあげて駆け抜ける爽快感が味わえるでしょう。


……こんな感じ……
■全線舗装の二岐線から分岐して「天栄村風力発電所」を目指すダートのピストン林道。入線すると山の尾根を目指して連続勾配で一気に駆け登り、発電所手前のゲート地点で終点となっている。発電施設へのアクセス路であるため、深くバラストが敷き詰められた路面は常に整備が行き届いた感じ。ただし、コースはほぼ全線が勾配区間であるため、深い砂利にリアがズリがちとなる。砂利ダートは砂埃が凄いが、落葉樹の樹林を行く道すがらの雰囲気は明るく開放的。大きく開けた上空は快晴に恵まれればかなりの爽快感が味わえるだろう。途中には二岐山への登山口もあり、深い砂利と対向車の出現に注意してさえいれば気軽にダート走行を楽しめる1本である。

■現在は快適な2車線舗装路と化してしまった二岐線を二岐温泉からR118号線へと下って進むと、やがて左手に現れるのが二岐山線の入口です。林道は平成12年12月に完成された天栄村風力発電所へのアクセスルートとなっているため、入口にはゲートも設置されていません。事実上の一般道と化してしまった二岐線を味気なく走行中、これ幸いとさっそく突入してみることに!
■いきなり純白な砂利ダートで開始している二岐山線の入口からの眺めです。なだらかな登りが連続して続いており、風力発電所へのアクセスルートも兼ねているだけあって、維持管理はとどこおりなく行われている模様。ちなみに、林道の入口には「林道標」もそのまま設置されているのですが、実はこのダートは厳密には「 村道二岐岩山線 」となっています。まあ、実際のところは何が変わるというわけでもないので、当サイトでは「林道」として紹介しますが、この付近で現在も「林道」であるのは皮肉にも全線舗装されてしまった残念な「河内線」くらいです。
■入線直後からスタートしている登り坂は途切れることなく続きます。路面が整備されているのは良いですが、この砂利ダート、とにかく砂ボコリが酷かったなぁ。所によって深い砂利にリアもズリ気味でしたよ。アクセルを必要以上に開くと砂利を後方へと跳ね飛ばします。
■林道の路面的には整備され過ぎている感も否めませんが、沿道に展開する道すがらの森に雰囲気はなかなか気持が良かったです。まだ本格的な緑の芽吹きを迎えていないのか、見通しも良好であり、いたって明るい雰囲気の充満した林道ですね、ここは。
■その後も相変わらず1本調子でダートは登坂し続けます。これが徒歩や人力での林道行であったならば、それこそダウンしてしまうことでしょうが、そこはオフバイクの本領発揮です。そのような連続勾配でも常に爽快感を感じつつ前進することができたな。
■路面のは砂利はやや深く、これといって道すがらに特別な見所は現れませんが、ここでは開放的な雰囲気が何よりの御馳走。そして徐々に高度を増して行くというのは、それだけで気分が良いものですね。ここはエンジンにものをいわせてスポーティーに駆け登ります。
■連続勾配を登って行くと二岐山登山道がここにもありましたよ。二岐山(1544.3m)はこのエリアを代表するような山なので、至る所に登山道が張り巡らされているみたいでした。そういえば、帰りがけにはここで登山者の四輪が2台ばかし止まっていたっけ。
→登山道入口を眺める!
■二岐山登山口を過ぎてもまだ勾配が続きます。そういえば、この先には自治体経営の天栄村風力発電所があるはずなのですが、その風車はなかなか見えて来ませんね。かなり標高の高い場所に設置されているのでしょうか? 風力発電所を目指してズルズルな砂利ダートをさらに進みます。
■そしてようやく山の尾根へとたどり着いたのか、入線以来途切れることなく続いた連続勾配区間はこの辺りでひとまず終了。傾斜角度が緩くなって平坦コースっぽくなってきたようです。どうやら、林道はここから尾根筋に進んで風力発電所を目指しているみたい。そして路肩の木々の隙間から遠方の尾根上に風車の姿が見え始めてきましたよ。
→風車を遠望する!
■「…ん、なんだあれ?」
■「うそ…!?」風力発電の風車が見えてきたことで高揚感が高まってきましたが、風車の元へとさらに前進しようとすると、無情にもその先には閉じられたゲートが…。そして路肩に存在していた林道標を眺めてみたところ、なんとそれは二岐山線の終点を示すものでした。というわけで二岐山線は、こから手前が林道区間、さらに続く風力発電所までは管理道となっている模様。林道区間の走破は叶ったものの、タイミング悪く閉じられていたゲートによって、真近で風車を眺めるという目的は残念ながら拒まれてしまいました。あちゃ〜、ここまで来てなんてこった!
→探索終了!
→振り返る!
→立て看板を眺める!
→秘技「ガチャガチャ」!
→林道標を眺める!

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