このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

 サイノ草林道/ Sainokusa林道探索の書 〜今日もどこかで林道ざんまい〜 
探索日 2009.03.21 / No.F-191 
 [ 所在地 ]いわき市 [ 状態 ]完抜ダート [ 接続林道 ] 遅川林道萱山林道  [ 分岐林道 ]-
 延長距離は短めなれど、事実上の廃道化で林道ライダーを怯ませるに十分な灌木と薮!

わき市三和町下市萱の遅川林道から三和町中寺の萱山林道とを連絡するサイノ草林道の起点にやって来ました。遅川林道を「葭平」方向から進んで来ると右折する入口が現れますが、付近一帯に展開する林道群の中にあっては異彩を放つ廃れた状況に、思わず「えぇ?!」と唖然としてしまいます。すなわち、薮にまみれて廃道と見分けのつかない状態は、とてもじゃないですが、立ち入る気を萎えさせるに十分だったんですね。ちなみにこれは平成21(2009)年3月時点の状況。立ち入ることなく退去するしかなかったです。
→ 林道標を眺める!
めてその姿を目にした時は退散するしかなかったサイノ草林道ですが、その後どうなっているのか気になっていたので、4年後の平成25(2013)4月に再び訪れてみました。でもやっぱりダメですね。状況が改善された痕跡は全くなくて、相変わらずの薮まみれでした。以前はそこに置かれていた単管パイプのバリケードは無くなっていましたが、状況的に良くなるどころか、むしろ蔓延る薮が以前より勢いを増しているみたいだし・・・。
→ 林道標を眺める!
つの間にかチェーンゲートに強化され、相変わらず薮まみれであったサイノ草林道入口の状態。以前と比べて両路肩からの薮の蔓延り方が酷くなっており、チェーンの右側の支柱などは滅茶苦茶に絡み付いた蔓草の薮で覆い隠されていましたよ。そして酷い蔓草に絡み付かれたチェーンが、薮刈りされることなく放ったらかしの放置を物語っています。うむ、初めて訪れた時よりも立ち入りにくくなっていますね。
ェーンゲート左手の状況を眺めてみます。先述した通り、林道標の杭のすぐ脇にチェーンゲート支柱がが立っているため、さらに蔓延る蔓草系の薮が蔓延って回り込みスペースがなくなっていました。強引にいこうとしても蔓が絡まってしまい、物理的にまずダメかと・・・。
わぁッ! こちらはチェーンゲートの右側ですが、滅茶苦茶に蔓延った蔓草系の薮で手がつけられなくなっていました。チェーンゲートの支柱はおろか、張られたチェーンまでもが薮に飲まれてしまい、物理的な回り込みスペースが無くなっています。強引に突っ込んで回りきろうとしても、エンジン周りに蔓が絡まってしまい、それも無理かと・・・。
口からなんとも酷い有様なサイノ草林道ですが、やはりその先の状況が気になります。入線直後に開始する左カーブの急勾配の登り坂を徒歩にて登って偵察してみましたが、それも空しい結果に。チェーンゲートをす◯抜けてみても、その先には気の滅入るような薮状態・・・。放置は数年来続いているため、雑草はもちろん、灌木の類が路面のいたるところに生えていましたよ。灌木が茂ってしまうまで放置されているのは廃道の証かもしれません。一目眺めてチェーンゲートを◯り抜ける気力がまたしても萎えてしまいました。
かし、幸いなことにサイノ草林道は完抜け林道です。遅川林道からの入口がダメなら反対側に迂回すればよいだけのこと。そちらから進める地点まで探索してみようというわけで、正確には終点となる反対側の入口、すなわち萱山林道からの分岐地点へとやって来ました。
→ 萱山林道に突入!
「お、行けるじゃん!」路面状をうっすらと芝生のように雑草が覆っていますが、遅川林道側の滅茶苦茶に薮った状況に比べればまとも状態であった萱山林道からのサイノ草林道入口。しめしめ、川林道側には設置されていたゲートの類もありません!
思ったものの、ちょっと甘かったです。分岐直後の右カーブを曲がった先にチェーンゲートが出現。遅川林道側で見られた薮の繁茂はなかったものの、す◯抜けのための隙間がない状況なんですね。左手の支柱の脇は斜め45°に落ち込む斜面なので確かめるまでもなく、もう一方の右手の支柱の脇は斜面となっているためオフバイクが通過するだけのスペースが確保できない状況。強引に回り込もうとすると、斜めった斜面で横滑りで支柱にガシっと挟まれてしまいます。なりふり構わぬ勢いならばなんとかなるかもしれませんが、たとえゲートを越えてもその先の見えていた薮状況は一気にヤル気を消失させるに十分。というわけでまたしてもサイノ草林道の探索は指をくわえたままで終了。あはは、ダメだこりゃ・・・。
→ 探索終了!
→ 林道標を眺める!
→ 引き返して遅川林道に向かう!
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