このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

 桧山林道/ Hinokiyama林道探索の書 〜今日もどこかで林道ざんまい〜 
探索日 2018.12.28 / No.F-200 
 [ 所在地 ]矢祭町 [ 状態 ]ピストン半ダート [ 接続林道 ] 下河原林道  [ 分岐林道 ]-
 入線直後の鋪装は味気ないが、後半には密かにフラットな残存ダート区間もあり!

祭町の下河原林道を探索中に発見してしまった桧山林道。本線たる下河原林道の探索を無事に終えて、一般道への退出の途中で立ち寄ってみました。ブルーの鉄板および鉄杭タイプの2種の林道標が立つこの起点から、いきなり切り返しの急カーブとなったキツい坂道状態で開始しています。入口脇にバリケードが除けて置かれていましたが、桧山林道にゲートの類は設けられていなかったですよ。
線の下河原林道から切り返して名もなき小さな沢筋沿いの斜面に取り付くと、その後は途切れることなく登坂路が続きます。しかし、路面は期待していたダートではなくて味気ないアスファルト。林道を進んだ先に「檜山(ひのきやま / 509.7m)」があり、林道は登山道へのアプローチルートになっているらしいので、そのための鋪装でしょうか?
寒の冬枯れした山林内に延びる落葉とコケにまみれた鋪装路を黙々と登坂。積雪や路面凍結は見られなかったものの、しかし冬の午後3時を過ぎた林道の寒さは格別! 山裾の一般道での気温が0℃近だったので、ここでは氷点下の寒さになっていたんだよなぁ・・・。
トレート気味に沢伝いに登っていくと、やがて九十九折りのカーブ区間が現れて勾配の傾斜角度が増大。一気に斜面を登り詰めていきます。道すがらの森の木々はすっかり葉を落としてハダカ状態だったのが淋しい限りで、冬の寒さがことさら身に染みてしまいます。
続九十九折りで高度を稼ぎつつ進みますが、坂道具合はこんな感じかな。冬枯れで針の山状態となった樹林の中を落葉まみれの舗装路で登っていくんですね。しかし、積雪や路面凍結がなくてよかったです。極寒のアスファルトで転倒すると痛さもまた格別だし・・・。
→ 路肩を眺める
しも凍結や積雪していたならば、確実にスリップ転倒の約束された鬼坂が連続します。しかし、一体どこまで登り詰めていくのでしょうか? 桧山林道起点の標高は190mですが、現在地点の標高はおよそ300m。高低差100mを短距離で一気に登ってきます。
「終点?」心臓破りの急坂を上りきるとこのような場所にたどり着きました。てっきり終点科と思ってしまいましたが、ここからダートとなって桧山林道はさらに続く模様。ちなみに同地点の路肩には白旗が掲げられていましたが、そうやらここが「檜山」への登山道入口になっていたようです。目印の白旗と共に道標も立っていましたが、冬のクソ寒かったこの日に、しかも知名度ゼロのマイナーな山へと向かうハイカーの姿がなかったのは当たり前か!
→ 白旗を眺める!
→ 付近を調べる!
面がダート化すると、あれほどキツかった勾配は鳴りを潜めて打って変わった穏やかさを見せる桧山林道。地理院地図には山道を示す破線でしか記されていませんが、フラットダートのなだらかに水平チックな尾根筋区間が続きます。ここ、悪くない雰囲気です。
「林道標発見!」冬の山林の寒さは厳しいものの、冬枯れで明るく開けた雰囲気が清々しい尾根筋ダートをトコトコと進んでいくと、何気ない路肩に林道標が! どうやら現在の桧山林道は延長工事を繰り返してきたらしく、これは延長地点の起点を示しているようでした。
→ 林道標を眺める!
持ちのいい尾根筋コースをしばらく進んでいくと、やがて下りになった左急カーブが現れます。路肩に「桧山登山道ルートマップ」が設置されていますが、それによれば檜山の山頂へはいくつかのルートがあるらしく、ここも数ある登山道入口の1つでした。林道探索には直接関係のないハイキングや登山系の道標がやたらと設置されています。
→ 案内板を眺める!
→ 付近を調べる!
→ 付近を調べる!
→ 付近を調べる!
してルートマップ案内板地点から数十メートル進んだこの地点が桧山林道の終点でした。車道としてはここが終点ですが、左手の斜面には檜山へと向かう山道が延びており、途中で見かけた三角形の白旗がここにも掲げられているのを発見。しかし、ここでは長居をすることなくすぐに今来た道を引き返します。現在時刻は午後4時間近。夕刻が迫って山の気温が急激に下がり始め、早く本日のお宿「 里見屋旅館」の温泉に入りたかったのでね。
→ 探索終了!
→ 引き返して下河原林道に向かう!
→ 振り返る!
→ その先を眺める!
→ 白旗を眺める!
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