このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

 名能目林道/ Nanome林道探索の書 〜今日もどこかで林道ざんまい〜 
探索日 2018.12.29 / No.F-202 
 [ 所在地 ]矢祭町 [ 状態 ]ピストン鋪装 [ 接続林道 ]- [ 分岐林道 ]-
 簡易鋪装が施されているが、進むにつれて薮に埋没して廃れの雰囲気が濃厚に・・・

町との境界に近い内川「名能目」地区で通りがかりに発見した名能目林道の入口です。県196号線の茗荷「歯朶平(しただいら)」から町道をR118号線(JR水郡線「矢祭山駅」付近)方向に500mほど進むと右手に位置していますが、気をつけていないと見過ごす可能性は大きいでしょう。というわけで、さっそく突入したいところですが、名能目林道入口に立ったこの瞬間、泣き出しそうな鉛色の冬空から小雪が舞ってくるという事態が!
雪が舞い始めた氷点下の寒さの中、名能目林道起点に立ってその様子をうかがいますが、まっとうな林道ライダーならば寄り付きそうもない雰囲気がぷんぷんと・・・。町道からいかにも薮くさい山林の奥へとか細い簡易鋪装が延びていましたが、そこに林道標が立っていなかったならば、まず絶対に立ち入ることはない陰気さが立ち込めていました。
→ 林道標を眺める!
っそく名能目林道に入線させて頂きますが、そこは思った通りの状況でした。一応、簡易鋪装が施されていたものの、幅員は軽トラ1台の通行がやっとなほどの狭さで路面は落葉まみれ。勾配の傾斜角度もかなり大きかったなぁ。
線直後から続くきつい勾配を構わず登っていくと、車両の立入りの希薄さを現してか、すぐに路面がコケむしてしまいました。こうなるといかに簡易鋪装が施されていても路面は滑りやすいので、その点だけは注意して進みます。
かし林道に漂う雰囲気は暗かったです。ただでさえ薄暗い植林地の林道なのに、鉛色の冬空の日とくれば陰気さも倍増するというもので、路肩の冬枯れした薮やコケむした路面状況が気を滅入らせて仕方なかったですよ。
ぅ、これは嫌な予感。通行の希薄さという状況を通り越して路面に廃れの臭いが漂い始めます。しかし、それでもここは曲がりなりにも舗装路なんだぜぇ。
雪が降って寒いし路面は薮まみれだし、雰囲気は暗いわでなんとも素敵な状況。名能目林道は延長距離が1キロにも満たない極短林道なのに、末端地点までたどり着けるのか、これはちょっと怪しくなってきましたよ。でもコンクリに覆われた鋪装路がここまで薮まみれになってしまうなんて、一体この林道になにがあったのでしょうか?
メだこりゃ・・・。冬枯れの薮まみれな路面を掻き分けながらさらに前進しますが、ここいら辺でもういいかな。とある急カーブ地点で草深さがついに限界突破。路面が薮に飲まれて埋没している地点が現れてしまいます。鎌持参でジョキジョキと薮刈りすればまだ進めるのでしょうが、生憎と鎌は持ち合わせていないので、薮のツルが絡みついてちょっと無理そう。おそらく名能目林道の終点はもうすぐそこなはずですが、ここは未練を潔く断ち切って勇退を決意。よろしくない事態に陥る前に今来た道をさっさと引き返して探索は終了!
→ 探索終了!
→ その先の様子を眺める!
→ 振り返る!
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