このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

 生田入林道(自2)二号支線/ Oidairi2goushisen林道探索の書 〜今日もどこかで林道ざんまい〜 
探索日 2012.11.24 / No.IBA-051 
 [ 所在地 ]常陸太田市(旧里美村) [ 状態 ]ピストンダート [ 接続林道 ] 生田入林道  [ 分岐林道 ]-
 かつての林業華やかし頃の活気を偲ばせる林業小屋のあるショートなピストン支線林道

田入林道の探索中に発見した生田入林道(自2)二号支線の起点です。県245号線方向から生田入林道を進んで来ると2本目となる名のある支線林道で、入口脇に林業小屋が立っているのがトレードマーク。この地を訪れたことのある林道ライダーならば見覚えのある方も多いと思います。なお、本線の生田入林道の延長距離は5.7kmほど。一気に駆け抜けてしまってもつまらないので、当然のことながら立ち寄りピストンしておくことにした次第です。
業小屋の正面に位置する生田入林道二号支線入口の様子。そして入口を見張るかのように位置する林業小屋。支線の奥で林業作業が盛んであった頃に使われていた休憩小屋ですが、もはや現役で使われてはいないみたい。無人状態であることは百も承知なのですが、「いきなり戸がガラリと開いたらどうしよう・・・」と、やけにドキドキしてしまいました。
ぜって、林業小屋の目の前にはちゃらちゃらと銀色に光り輝く一条の鎖が・・・。
「おっとあんちゃん、どこへと行くつもりで?」と、いかつい屈強な林業作業員が顔をのぞかせそうで戦々恐々でしたが、林業小屋はすでに廃屋化しています。そういう事態はなかったんですね。その日の造林、伐採作業で汗を流して林業小屋で一服、薬缶から水をグビグビと直飲みするような男たちの豪快な現場の賑やかさはとうに失われていました。そんなかつての林業華やかし頃の雰囲気を想像しながら、ここはそっと失礼させていただきます。
→林業小屋眺める!
いうわけで生田入林道二号支線の探索を開始しますが、ダートを覆い尽くさんばかりの枯れ薮のはびこり具合はちょっと意外。林業小屋が立って林業華やかし頃の雰囲気を色濃く残す起点の様子とは裏腹に、二号支線がここまで草深い現状だとは思わなかったなぁ。
置でそれなりに草深い状況に陥っていたダートを前進してゆきますが、繁茂した枯れ薮がわさわさと身体に擦れて仕方なかったです。伐採の現場最前線が生田入林道二号支線沿道の森から別の場所に移動したことで、林道は半ば役目を終えた状態になっているのでしょう。なのでここ最近車両が立ち入った痕跡は皆無でした。
害となるほどの荒れは認められなかったですが、両脇に蔓延りまくった薮によって廃れ感が否めないダート。秋枯れしていて多少の見通しがきくとはいえ、林道にはそれなりの閉塞感が漂います。以前は砂利が敷き詰められていたと思われる路面も、表層が洗い流されて土質っぽくなっている箇所もありました。
らに前進するに従って濃厚となる放置による廃れの雰囲気。生田入林道二号支線は延長距離800mほどの短さなので、ここまであっという間ですが、早くも植林地のピストンの末端にて見られがちな状況を呈してきたみたい。気がつけば地面もヌルっとした状態に・・・。
ギの木立と薮が混生する植林地の暗い森の深部。生田入林道二号支線の向かった先はこのような場所でした。僅かに幅員の広がった回転場が設けられているだけの終点です。伐採跡地に再び植林されたスギやヒノキがひょろっと育ちつつある森の真っただ中であり、周囲にはとくになにもありません。
して終点の先へとさらに続いていると思われたカーブの先を眺めてみても、自然消滅しているような感じですぐに道筋は途絶えていたんですね。ここは長居をするような場所でもなく、すぐに今来た道を引き返して生田入林道二号支線の探索は終了としておきました。早くも心は次の支線林道探索へと向かっていたというのが正直なところです。
→探索終了!
→引き返して生田入林道に向かう!
→振り返る!
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