このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

 八十五林道/ Yattoko林道探索の書 〜今日もどこかで林道ざんまい〜 
探索日 2012.11.24 / No.IBA-055 
 [ 所在地 ]高萩市 [ 状態 ]ピストンダート [ 接続林道 ]- [ 分岐林道 ]-
 県道から人知れずひっそりと山林内へと延びる見過ごしがちな雑草まみれのピストンダート

萩市上君田「大荷田」地区の県22号線を走行中、偶然発見してしまった八十五林道の入口です。直前に上君田林道こと大荷田林道の探索を終えた直後の事であり、大荷田林道出口から常陸太田市方向(画像前方)へと500mほど進んでいくと、右手に起点が出現! 当日の探索予定にない林道でしたが、見過ごすはずもなく急遽飛び込んでおく事にした次第です。
道から眺めた八十五林道入口の様子ですが、斜面に面した田圃の脇を緩くカーブしながら草深い状態でダートが登坂しています。しかし、実に農道くさい雰囲気ですね。入口にの脇に目立たず、ポツンと立っていた林道標の木杭を目にしたから良かったものの、そうでなかったならばここは農道にしか見えないと思います。
からさまに一面の雑草にまみれたフワフワのダート入口と、そこに存在していた木杭の林道標。しかし、肝心の林道名は文字がかすれてほとんど判読不可状態でした。しかし、たまにあるんですよね。林道標があって、そこが林道である事は分かるのに、林道名が分からないというなんとも嫌な状況。ではなぜ「八十五」という林道名が分かったかについては後述しますが、とにかくそのような状況でした。まあ、それはさておきとりあえず入線します。
→林道標を眺める!
線直後から開始して断続的に続く登り坂を進んでいきますが、両脇は薮の壁状態。ダートも地面の土が全く見えていません。ワダチ部分の雑草が見つけられているため、ここが車道である事が分かるような状況ですね。車両の通行・・・あるのでしょうか、ここ?
草まみれの坂道をしばらく上っていくとコースはなだらかになりましたが、草深さは相変わらずでした。秋枯れで薮の猛威も鳴りを潜めた状態であったので楽に進めましたが、夏場は酷いことになっていそうです。しかし、林道標に記されていた延長距離は1030m。僅かな距離なので、この際、多少の草深さは考慮しなくていいか。
のに現れてしまうチェーンゲート。長さ1km程度の林道なのに進めるのはここまでだったとは・・・。脇をスルーできそうにも見えますが、意外にもここは少し厳しいので、たまには勇気を持って潔い撤退としておく事にしますよ。どうせその先は短いだろうしね。というわけで八十五林道の探索は強制終了となりましたが、それを慰めるかのようなものをここで発見できたんだっけ。画像にも写っていますが、なんだか分かります?
→あ、あれは!
お、ゲート地点で振り返るとこんな感じでした。支柱の脇の右手は 落ち込む斜面 に、山側はスペース的狭過ぎるので無理だったんですね。かといって、なり振り構わぬ捨て身の攻撃をするような林道でもないし・・・。
なみにこれはチェーンゲートの先に続くダートの続き区間。そんなわけで探索終了と同時に「八十五」という林道名は判明しましたが、難問がまた一つ。林道名の読み方なんですね。そのまま読めば「はちじゅうご」ですが、地名の読みは難しいもので、そこまで単純でもないでしょう。さんざんあちこち調べていたら岡山県に「ヤットコ」という地名があるのを見つけました。「八十五・・・ヤットコ?」その事例からおそらくですが、林道名の八十五はヤットコの当て字だと思われました。そのようなわけで当サイトでは「八十五(ヤットコ)林道」としていますが、もちろん間違っていても一切の苦情は受け付けないですよ。
→探索終了!
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