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 鶴芝下線/ Tsurushibashita林道探索の書 〜今日もどこかで林道ざんまい〜 
探索日 2012.06.24 / No.Shi-029 
 終点で名無し系ダートに接続、高速巡行可能な走りやすさで楽しめるピストン林道


↑快適なフラットダートで高速巡行区間が続く鶴芝下線。完抜けしてませんが、雰囲気も良いので機会があったら1往復してみても良いでしょう。
士山麓の森林地帯に延びる半ダートのピストン林道。延長距離は3キロあるかないかといったところだが、小砂利質のフラットな路面も走りやすく、軽いアップダウンと適度なカーブがとても心地良い。道すがらには富士裾野の森林が展開、美しくそびえ立つ樹木の間を抜けていく落ち着いたコースで険しさは皆無、加えて見通しも良いので高速巡行も可能である。虫食いで現れる舗装区間の存在を差し引いても楽しめる1本であり、また、終点では名無し系のダートが接続しているので、アタック系の方にもお勧めとなる。

 [所在地]富士市
 [路面状況]半ダート / ピストン
 [接続林道]大淵林道
 [コース]大淵林道から分岐して山中に延びる

域林道富士山麓線からR469号線方面とを連絡する大淵林道(全線舗装)から分岐する鶴芝下林道の入口です。富士市「大淵」地区に展開する林道密集地帯の林道群を一網打尽にすべく行動中に発見しました。林道探索ではある程度の計画性も大切ですが、時として柔軟性をきかせた予定外のフレキシブルな行動も求められます。というわけで、この鶴芝下線は当初計画していた探索エリアから外れていたため、時間の関係上「またいつか次の機会に…」と思ったものの、入口からスタートしていたダートに魅かれて予定を変更、飛び込みで探索してみることに!
してこれが大淵林道から眺めた鶴芝下線入口の様子。林道標もきちんと設置されており、そしてなによりも、いかにも走り心地の良さそうな未舗装路が林道ライダーを誘ってやみません。となればここは見逃すはずもなく、もちろん速攻で飛びつきます。
、いざ鶴芝下線に乗り込んでみると、そのダートはこのような感じ。固く締まった路面はフラットでとても走りやすく、見た目にもきれいな森林の中をずんずんと進んでいきます。いわゆる林道のオフ的な刺激には欠けますが、走りやすさという点では合格ですね。
や、やられた…!」入線直後から心地良いダートで開始していた鶴芝下線ですが、いきなり舗装区間が出現。う〜ん、なぜ人はわざわざ土をなくしてしまうのでしょうか? 今どきは公園ですらコンクリで敷き詰められてしまうというからなぁ…。うむ、これはどこかおかしいですよ!
念な舗装区間の出現ですが、少し進むと再び未舗装区間が復活しました。たしかに狭い林道には待避所の整備も必要かもしれません。でもそれと同時になぜかその前後区間も舗装化されていたようです。うむ、「林道整備」それすなわち「要らない舗装化」という悪しき構図だな。
芝下線の開設年などについては詳しいことは知りませんが、ダートには見た目的にも雰囲気的にもどことなく真新しさが漂います。未舗装状態である限りは、林道でのこのホヤホヤ感も悪くはありませんね。走っていて気持ち良いし。
の後しばらく進むと怪しい分岐が現れました。手持ちの県別地図にも載っていません。進むべき方向に一瞬迷ってしまいましたが、鶴芝下線本道は緩い登り坂の右手側であると判断してそちらに進みます。根拠はないですが、左側はおそらくピストンにでもなっているのでしょう。
芝下線のダートはさらに途切れることなく続きましたが、途中ではこのような工事区間が出現。これ、おそらく舗装化に向けた作業だと思われます。そういえば林道入口に「工事中」との立看板がありましたが、それはこのことだったようですね。というわけで残念ですが、現在(2014年1月時点)はここ、すでに舗装化されているかもしれませんよ…。
の後も走り心地の素晴らしい鶴芝下線のダート区間が続きます。適度なアップダウンと緩いカーブがとてもイイ感じ! 誘惑に負けてハイスピードとなりがちですが、ここでは良い子しててもつまりません。多少カッ飛ばしても大丈夫だと思いますし、そのように行動してしまいました。
すが、残念ながらその後再びコンクリ区間が現れてしまいます。まあ、ここも短く、すぐにダートが再復活しているのですが、それにしてもなぜ虫食いでこんな短く鋪装する必要がある?
の後、再復活したダートを進んでいくと、やがて鶴芝下線の終点を示す林道標が現れます。ダートはここを境として軟弱な土質路面に規格ダウン、一気に廃れた雰囲気へと変化しますが、それでも途切れることなくその先へと続いていましたよ。「なぜここが終点?」と思ってしまいますが、林道区間としてはここまでみたい。なお、探索時にはここにバリケードが脇に置かれていましたが、脇へと移動させられていた様子からみて、本気で拒んでいるわけでもなさそうです。というわけで、終点を示す林道標が出現してしまったので鶴芝下線の探索はここまでです。
→探索終了!
→その先の様子をうかがう!
→振り返る!
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