このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

 日影沢林道/ Hikagesawa林道探索の書 〜今日もどこかで林道ざんまい〜 
探索日 2016.05.03 / No.SHI-051 
 [ 所在地 ]静岡市 [ 状態 ]ピストン舗装 [ 接続林道 ]- [ 分岐林道 ]-
 観光スポットへのアクセスルート化して林道臭さが完全消滅した失意の舗装ピストン

倍川伝いに静岡市街から「梅ヶ島温泉」へと至る県29号線(梅ヶ島街道)。梅ヶ島温泉はツーリングスポットとして訪れるライダーも多く、また梅ヶ島温泉から山梨県身延町とを結ぶ豊岡梅ヶ島林道(全線舗装)も有名ですが、県道沿いの山中に無数の林道群が点在していることはほとんど知られていません。そんな林道を求めてやって来たのがこの日影沢林道。林道入口は梅ヶ島温泉から4キロ下流の安倍川に架かる「金山温泉」入口のこの橋です。ただし、県道からの入口に林道標は存在していません。
→安倍川を眺める!
倍川を対岸へ渡るとすぐに左折します。その先には金山温泉やら「魚魚の里」などの観光スポットがあって、林道はそのアクセスルートになっているんですね。なので一般観光客の乗用車の通行も多く、まあ、どう見てもここは林道には見えない状況かと・・・。
の後、安倍川の右岸伝いに舗装路を進んでいくと、すぐに金山温泉の入口が現れます。温泉はナトリウム炭酸水素塩泉で、日帰り入浴は1000円とのこと。温泉巡りが目的ではないので素通りさせていただきますが、それにしてもここは全然林道っぽくないなぁ。ちなみに、どうでもいいですが、金山温泉は「きんざん」と読みますよ。
近の日帰り入浴としては高めな価格設定の金山温泉を素通りして少し進むと、やがて前方に「ととの里へようこそ!」なる看板が見えてきます。その名称に「とと?」と思ってしまいましたが、その正体はどうやらヤマメの釣りとつかみ取り体験ができる釣り堀施設。ちなみに、どうでもいいですが、ととの里は「魚魚の里」と書くそうですよ。
生敷の公園となっている「魚魚の里」施設の脇をさらに前進中。しかし、ここが日影沢林道であることの確信が次第に揺らいできました。林道の証も見当たらないし・・・。
や、これは?! 半ば諦め気分でとりあえず舗装路を進んでいくと、釣り堀施設の入口地点で林道標を発見! しかもそこには「林道日影沢線(終点)」との記載が! うむ、やはりこれまでの舗装区間が林道で間違いなかったようですが、でもなぜに起点ではなくて終点に林道の証が? とまあ、こんな感じで梅ヶ島温泉周辺エリアの林道は意外と気がつきにくいものが多いのですが、ここはその良い例かもしれませんね。
道標はその手前に設置されていますが、本来はそこから僅かに未舗装路を進んだ堰堤脇のこの地点が終点なのかもしれません。そしてここにはチェーンゲートで封印された、その奥へと続くダートの入口がありますが、これは「林道」ではなく遊歩道とされているみたい。というわけで、林道臭さがとても薄かった日影沢林道の探索はここまで。
→探索終了!
→封印ダートの様子をうかがう!
→振り返る!
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