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探索日 2007.11.18
No.TO-005
大岳線 | ■あきる野市 ■全線舗装 ■都201号線から大岳鍾乳洞を経て山中に延びる |
砂利運搬道および観光道の役割を兼ねた全線舗装のピストン林道 |
……こんな感じ…… ■都201号線から分かれて山中に延びるが、途中には採石場と大岳鍾乳洞が存在するため、砂利運搬道として、また僅かながらも観光道路的な役割を持つ全線舗装林道。起点から入線すると、沢沿いにカーブを繰り返しつつ緩やかな登りが続き、最終的には山道に接続してエンドになる。景観的には、寄り添うように流れる渓流を眺めつつ走ることができるが、コース的に山中の山深い谷間に沿って延びているため、道すがらの展望は皆無。鍾乳洞見物を目的とする以外には、わざわざ当林道に入線する価値は低いだろう。なお、途中の採石場付近では、トンネルならぬ落石防護のシェルター区間が存在する。 |
■都道201号線上養沢付近より大岳鍾乳洞方面へと延びる大岳線の起点です。都道からの分岐地点には確か大岳鍾乳洞の看板が掲げられていたと思いますが、林道標は分岐地点から少し進んだ地点に設置されていました。 →起点を振り返る! | |
■林道標の立つ起点から先は沢沿いコースで進みます。景観的にはまんざらでもない渓谷の流れを横目に眺めつつ、ゆるい登り坂で舗装路が続きます。 →沢を眺める! | |
■渓谷沿いにしばらく進むとやがて採石場に差しかかりました。まるで知らず知らずに土建業者の敷地にでも入り込んでしまったような感じですが、大岳線は採石場を突っ切る形で延びています。平日には砂利トラが猛威をふるっていそうな場所です。 →付近を調べる! | |
■採石場の事務所前を通り抜けて舗装だかダートだかよく分からない砂埃まみれの道を進みます。道端にはモミジが紅葉していましたが、砂埃を被って何だかかわいそう…。行く手にはハデに切り崩された採石場の山肌が見えていました。 | |
■事務所前から砂埃まみれの道を少し進むと採石場に現場に差しかかり、前方にシェルター区間が現れます。ここはトンネルになっているのか、とも思いましたが、よく眺めてみると、ここは先ほど見えていた切り崩された山肌の直下です。落石等の防護シェルターといったところでしょうか。 | |
■シェルター内部です。薄暗いシェルター内にはポツンと電灯が灯り、なんとなく幻想的でいい雰囲気でした。でも、固く締まった舗装だかダートだか分からない路面上には細かな砂が散乱しているので、ここはゆっくり走らないとスリップするので気を付けてください。 | |
■で、シェルターの出口です。このシェルター区間はどことなく鉱山っぽい雰囲気が漂っていて面白いですが、路面はここから通常の舗装路に戻ってしまいます。なお、シェルター出口脇の資材小屋にはよく分からないゴチャゴチャとした機材が置かれていました。 | |
■シェルターを抜けてさらに進むと左手にキャンプ場とおぼしき敷地が現れます。道端には料金が記載された案内板が掲げられていましたが、探索時は秋も深まったオフシーズン。そこに人影は全くありませんでした。 | |
■無人状態のキャンプ場を過ぎて少し進むと、やがて大岳鍾乳洞にたどり着きました。狭い駐車スペースと土産物屋を兼ねた鍾乳洞事務所の建物があり、その奥に鍾乳洞入口があるみたいです。なお、大岳線自体はここで途切れることなく右カーブでさらに登坂して続いています。 →鍾乳洞観光! | |
■大岳鍾乳洞を後にして先へと進みます。舗装路は沢の流れと並行して岩肌の切り通しなどを抜けつつ登坂しており、ここは小規模な滝が連続する沢の流れが特にきれいでした。 | |
■その後、沢沿いの舗装路をたどっていくと管理釣り場らしき施設がありました。車が数台止まっていましたが、生け簀でアユとかイワナでも釣っているのでしょうか? 釣りはやらないので、ここは立ち止まることなくパスして先へと進みます。 | |
■そしてたどり着くのがこの地点。舗装路の途切れるこの場所が大岳線の終点になっていますが、その先には沢沿いの上流にある「大滝」へと続く山道が延びており、探索時には滝見物にでも出かけたと思われる主人の帰りを待つバイクがポツンと止められていました。ならば自分も…とも思いましたが、ここは寒いので、やっぱり早々に引き返して大岳線の探索は終了です。 →探索終了! →山道を眺める! |