このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

探索日 2009.02.15
No.TO-009

ミカン沢線■日の出町 ■全線ダート
■都165号線「落合」地区付近から日の出団地付近を結ぶ

 山を挟んだ住宅地を相互に結ぶ、抜け道的存在の薄暗いダート林道 

 ↓延長距離は短めながらもコース的には山越えをしており、全線ダートである
 ので林道的には合格か。沿道は昼なお薄暗く淋しい雰囲気が漂います。


……こんな感じ……
■日の出町周辺に無数に点在するショート林道の一つ。起点および終点のすぐそばには宅地が広がり、こんな所にダート林道が…?! といった趣だが、小規模ながらも山越えする完抜け林道となっており、路面は全線ダートが保たれている。都165号線側から入線する場合は住宅地の外れの公園脇が入口となり、緩い登り坂で薄暗い杉林の奥へとダートは続く。入線直後は自然散策路のような感じもするが、進むにつれて路面には冬枯れした雑草が生い茂り、やや通行の途絶えた放置系の雰囲気が漂う。途中、僅かに住宅地が見下ろせる箇所もあるが、基本的には展望はきかず閉鎖的。ダラダラ進んで峠のような地点を越えると、再び住宅地の外れに抜けて終点となる。

■林道風景からかけ離れた何気ない住宅地の風景ですが、前方の坂道こそがミカン沢線への入口であり、ここを登った先に林道標の立つ起点があります。ミカン沢線の起点は都165号線から住宅地に入り込んだ地点に位置しているため、距離的には都道からは僅かな距離ですが、やや分かりずらいので参考までに載せておきました。坂の入口に「スポーツパーク」と記された道標があるはずです。
■で、先述の坂道を登った少し先に現れるのがこのミカン沢線の入口です。チェーンで車両通行止めの処置がなされていますが、両脇だけは空けられているようなので、失礼して突入させていただきました。雰囲気的にはどこにでもあるような裏山の散歩道、といった林道らしからぬ感じです。
→起点の様子を眺める!
■林道標の立つ入口を後にして緩く登り坂となったダートに乗り込みます。路面は土質というか、何となく砂地っぽかったですが、湿っていたので固く締まっていました。
■入線直後のストレートを抜けると、ダートはやや薄暗い杉林の中をヘアピンカーブで登坂していきます。幅員はやや狭く、車1台が通れるほどでしょうか。といっても車両通行止めがなされているので、そこに車のタイヤ跡はなく、路面はならされた状態になっていました。
■進むにしたがって路面には冬枯れした雑草が進入、枯れ草によるワダチが形成されていました。若干、放置系の荒廃した雰囲気が漂いますが、走行には全く問題ありません。
■途中には小規模な土砂崩れ地点もありました。深山とした険しい山岳林道とは異なりますが、それでもここはダートですから、やはりこういう自然災害も起きるようです。パラパラとした岩屑が扇状に積み重なっていました。
■枯れ草で覆われたダートをさらに登って進みます。すぐそばには住宅密集地があるというのに、ここには人の気配が全くありません。昼なお淋しい雰囲気が漂い、ひょっとしたらここは近所では一人歩きの危ない道として認識されているのかも…。
■緩い登り坂をしばらく進むと、その後ダートは下りに転じます。路面を覆っていた枯れ草が見られなくなり、変わって緑色のコケが地面に見られ始めると、やがて前方に住宅地が見えてきます。どうやら、終点はもうすぐそこのようです。
■苔むしたダートを下りきると住宅地の片隅に出てダートは終了、ミカン沢線の終点にたどり着きました。どうやら都道から山一つを隔てた日の出団地付近に抜けたようです。というわけで距離的には短いものの、峠を経て山越えしているミカン沢線の探索はこれにて終了となりました。
→探索終了!
→終点を振り返る!

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