このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

探索日 2007.12.02
No.TO-020

久留見指線■日の出町 ■全線ダート
■都84号線から分岐して山中に延びる

 放置によって雑草むしたダートは自然回帰中、引き返し所の見極めも… 

 ↓進むにしたがってというか入線直後からすでに雑草深いダートです。所詮は
 ピストンなので、ダートとはいえ正統派の方は入らない方が時間の節約かも。


……こんな感じ……
■都184号線から山中に延びる放置系のピストンダート。入線すると急勾配で一気に山肌を登坂して延びるが、もはや道としての使命を終えたのか、それとも林業車両も含めて通行頻度が限りなくゼロに近いためか雑草の侵食が激しく、荒廃した状態にある。前回、いつ車両が通行したのかも定かではない僅かに残るワダチ跡には落ち葉が堆積、路面そのものが腐葉土化しつつあり、進むにつれて自然回帰が進行している模様。また、コース的にはやや急な登坂路が連続して続くが、沿道からの眺めは全くきかず、植林地帯特有の薄暗さが伴う。そういう状況なので引き返し所の見極めが求められるものの、アタック趣向的には人によっては面白いかもしれない。

■五日市方面から都道184号線をやって来ると、 やがて右手に現れる久留見指線への入口の右折路です。この辺りのダート林道は荒廃しているもの、もしくは整備されているかの両極端なので、一見して「なんだ意外とまともじゃん!」と思いつつ進路を右手にとると…。
■都道沿いに流れる平井川の小さなコンクリ橋を渡った地点に青い林道標があって、そこが久留見指線の起点になっていました。ちなみに都道から右折している整備された砂利道は民家への道であり、林道区間は正確には橋を渡ったすぐ先の地点にて右折スタートしているようです。なので、まともに見えた砂利ダートは久留見指線のものではなかったようで、しかもお目当てのダートはのっけから藪まみれで草ボーボー状態に。まさに「えっ?!」っていう感じです。
→状況を把握する!
■「聞いていた話と違うぞ…」何かの事前情報では走りやすいと聞いていたのですが、ちと状況が異なるようです。入線直後から始まる坂道は見るからに草ボーボーであり、もはやまともに車両の行き来するダートではないようでした。林道の状況は短期間に激変するのが常…ということですね。
→起点方向を振り返る!
■入線直後のストレートな勾配区間の末端地点です。この先でダートは左折して薄暗い山肌の森の中へと進路をとっていますが、起点からの距離はほんの僅か。なのにすでにこの有様とは…。ま、いくらなんでも数年も前の事前情報の状況を鵜呑みするほど初心者ではないですから、ある程度の心の準備はできていましたけど。
■「にしてもこいつは酷いな…」直線勾配区間の先の左カーブ地点を曲がると、道筋が見えないほどの壁を形成する藪の猛攻が! ここは引き返すかどうか少々迷いましたが、それは偵察してみてから決めても遅くはないでしょう。
■徒歩での偵察結果になります。行く手を完全に塞いでいると思われた枯れ藪の茂みでしたが、僅かに踏み跡程度の隙間があって、どうやらここは通過できそうでした。茂みの先にはやはり地面が見えないほどの枯草に覆われてはいるものの、はっきりとした道筋が確認できましたよ。まったく味な真似をしてくれますね。
■偵察結果をふまえてさらに前進します。そこには道筋に沿って踏み跡レベルのワダチの痕跡が見られましたが、車両の通行が途絶えてから久しいようで、今、ダートはまさに自然回帰中といったところです。この状況から察するに、これで久留見指線の先も見えた気もするのですが、それでいてワダチの痕跡は完全に消滅することもなく、さらに深部へと誘い込むかのように延びていました。
■「むぅ、ここまでか…」それでもまともに進めるのはここまでかと。かすかなワダチの痕跡はさらに続いていましたが、この先はさらに藪が深まってしまい、路面もホカホカな腐葉土状態に。見かけ上はまだまだ前進できそうな感じですが、はびこる雑草はともかくとしてそこに隠された地面がヤバそうです。無用なアクシデントを避けるためにもここは勇気ある撤退が肝要かと…。
→探索終了!
→その先を眺める!
→振り返る!

このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください