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探索日 2010.03.20
No.TO-029
石神入線 | ■青梅市 ■全線ダート ■R411号線「二俣尾」地区から山中に延びる(二俣尾1丁目123番地3[起点]〜二俣尾1丁目172番地[終点]) |
延長距離は短いが、みっちり探索すると豊富な分岐で貴重な時間を消費する |
……こんな感じ…… ■JR青梅線「石神前駅」そばの山間部に延びるダートピストン。当林道は付近の山間部を巡る「青梅丘陵ハイキングコース(雷電山コース」)の一部となっており、そのため路面には荒れやガレはないが、深部へと進むにつれて枝分かれ式に分岐を繰り返す。徒歩レベルでは林道経由で二俣尾、宮ノ平、青梅駅方面への完抜けが可能らしいが、オフバイクで走る林道的には完全なピストン状態となっている。沿道は杉の植林に囲まれて雰囲気的には暗めで見通しも悪い。心躍るような1本ではないのは確かだが、豊富な分岐のしらみつぶし的探索に徹すれば、その手のマニアならば楽しめるかも。ただし、その場合はそれなりの探索時間を要するのはいうまでもない。 |
■JR青梅線 「石神前駅」そばに入り入口がある石神入線の起点です。 青梅線の線路沿いに併走する国道から踏切を渡ったすぐ先にひっそりと林道標が存在。国道からも見えてはいるのですが、意外と見過ごしやすい場所にあるのでアプローチする場合には注意が必要でしょう。で、その入口にはこのエリアではお馴染みのグリーンの支柱に張られたチェーンゲートが…。ただし、その本気度は低いので、事実上は自由通○状態にあるようです。 →振り返る! →周囲を調べる! →!! | |
■チェーン○ート脇をゆっくりとママチャリ手押しでスルーして行ったお婆さんの後ろ姿に、何となく脱力感を覚えたものの、こちらもいざ石神入線の探索開始! 起点から少し進むと古びたコンクリ橋があり、そこを渡りきった地点の左路肩には石神林道改修記念碑が立てられていました。 →記念碑を眺める! | |
■コンクリ橋を渡ると、ダートは小さな無名な沢の右岸に沿って延びていました。山中に入り込む林道は沢沿いに設けられている事が多いので、よくある見慣れた光景といったところです。 | |
■小さな沢沿いに緩い登り坂でダートは続きます。周囲はびっしりとした杉林に囲まれており、見通しも悪くやや暗めな雰囲気ですが、よく眺めてみると沢に面したダートの路肩には石垣が組まれた箇所もありました。これは先述の記念碑にあった改修によるものなのでしょうか? →沢を眺める! | |
■実は付近の水道水にもなっていた小さな沢沿いにさらに進むとこのような分岐が現れました。林道入口にあった案内図によれば、 ここを右折すると 「四阿屋倉台休憩所」を経てJR宮ノ平駅、青梅駅へと抜けられるとのことで、一応、道標も設置されていました。ただし、石神入線本道は直進側であると判断したので、ここはまっすぐ進みます。 →道標を眺める! →右折ダートの様子を眺める! →右折ダートに突入! | |
■こちらが本道であると判断した直進側の様子。僅かに四輪の刻み込んだタイヤ跡が残されていましたが、車両の通行はほとんど途絶えたような状況で、どことなく作業道の匂いがそこに…。 | |
■車両が通行していないため、フワフワ状態となっている山土ダートをさらにたどります。路面は荒れているというよりも、放置されているといった方が適切な感じであり、いかにもピストンの末端的な雰囲気がそこにありました。 | |
■山土ダートをたどってさらに前進すると、そのうちこのような地点にたどり着きます。薄くではありますが、路面一面に雑草がはびこり、「もうこの先には道はないぞ!」とでも言いたげな怪しい状況にそろそろエンド地点の予感がビンビンと…。 | |
■そして行き着いたのがこの地点。どうやらここが石神入線の終点となっているようで、以降は踏み跡レベルの山道に規格ダウン。林道入口にあった案内図によれば、これより先にもハイキングコースとして道筋自体はさらに続いており、 JR二俣尾駅、 もしくは「幸垣城跡」および標高494mの「雷電山」を経てJR軍畑駅へと抜けられるそうですが、そうはいっても所詮は山道。一般オフライダーにはもう用のない区間であり、マニアハイカーやその類の領域と化していました。 →探索終了! →振り返る! |