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探索日 2010.03.20
No.TO-032
栗平線 | ■青梅市 ■半ダート ■都193号線「成木」地区から山中に延びる(成木8丁目317番地1[起点]〜黒沢3丁目1640番地12[終点]) |
林道ライダーよりもマラソン愛好家に知名度のある連続登坂のピストン林道 |
……こんな感じ…… ■都193号線沿いの「赤仁田バス停」脇に入口があるピストン林道。付近に無数に存在するピストンの中では比較的延長距離が長い1本だが、ダート区間は終点直前の僅かな区間のみで全行程のほとんどは舗装されている。途中に民家が存在するため序盤は山間部に延びる生活道路的な雰囲気で、息を付く連続登坂が続く後半においていわゆる林道らしさが現れるが、所詮は舗装林道なので淡々と進むことになる。ちなみにこの栗平線は青梅市で開催されるマラソン大会(トレイルラン)のコースにもなっており、その時期には各種案内板や車止めのゲートが設置される模様。終点は山道へと接続する何もない広場状態となっている。 |
■都193号線「赤仁田バス停」そばに入口のある栗平線の起点です。ここはご覧の通り入口からアスファルトの路面が続く半舗装林道(終盤僅かにダート区間あり)であり、まっとうな林道ライダーには用のない1本かと思われます。ただし、林道ライダーには用が無くてもマラソン愛好家には密かに知られた林道となっている模様。その理由は当林道が青梅市でしばし開始されるトレイルランのコースとなっているためであり、探索当日には林道入口にその告示看板が設置されていました。ま、林道探索には直接関係ないですが、これも一応参考までに。 →告示看板を眺める! | |
■栗平線に入線すると小さな沢に沿って僅かな登りコースが続きます。なお、舗装路沿いには生活臭漂う電線が延びており、よくある山間部に延びる生活道路的な雰囲気は正直言って否めません。 | |
■快適な舗装路を淡々とさらに進むと途中に民家がありました。道沿いに張られていた電線はどうやらこの民家へのライフラインとなっていたようです。というわけで、栗平線もここまでは生活道路を兼ねていたということか。 | |
■民家脇を抜けて舗装路沿いの電線が途切れると、登坂の傾斜角度がいきなり増大。クネクネとしたカーブであからさまに高度を稼ぐ、いわゆる林道らしさが感じられてきます。と言っても路面は相変わらず舗装路状態ですけど…。 →路肩を眺める! | |
■「…!!」蛇行しつつ登坂する舗装路を突き進むとこのような好ましくない仕掛けが…。進入禁止ではなく駐車禁止の看板が設置されていることから察するに、マラソン大会(トレイルラン)開催につき、この先にてハイカー系の自動車の路駐を防ぐのが目的だと思われました。 | |
■予想外のチェーンゲートの出現に驚かされたものの、その脇をス○ーさせていただき、さらに前進したところ、路肩山側の崖に鉄はしごが設置されていました。一瞬「?」と首をかしげてしまいますが、各地の林道を数多く回られている方ならば、これも林道では希に見かける光景ですね。 →はしごを眺める! | |
■特にこれといって見るべくものもないままさらに舗装路をたどって進みます。このように大きく山肌の斜面を巻くように登坂路が続き、林道はさらに高度を稼いでいきますが、残念ながら下界を見下ろすような展望ポイントは現れません。 →行く手を眺める! | |
■「ダート出現!!」山肌の斜面を巻きつつ連続する舗装路を登り切ると、いきなり舗装が途切れてダートが現れました。ここに来てようやくといった感じです。やはりトレイルランのコースに舗装林道では味気ないだろう、と思いつつ前方のカーブを曲がると…。 | |
■すぐに山の頂のような地点に広場が現れて栗平線は終了。せっかくダート区間が生き残っていたものの、その長さは極短あったことが判明してしまいました。数ある林道の中にはこのようなケースもあるということで、なんだか物足りない感じもしましたが、こればかりはダダをこねても仕方ありません。これで栗平線の探索は終了です。 →探索終了! →振り返る! →その先を眺める! |