このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

 常磐線/ Tokiwa林道探索の書 〜今日もどこかで林道ざんまい〜 
探索日 2010.03.20 / No.TO-057 
  成木川源流へと向かって植林を登坂していく全線舗装が惜しまれるピストン林道


↑ささやかな見所もあったりする常磐林道ですが、残念ながら所詮は舗装林道かと…。ただし、終点で作業道系ダートに接続していたりもします。
常磐」という林道名には実は物凄い歴史が込められているが、その実、全線舗装の残念なピストン林道。成木川に沿って源流部を目指すかのような勢いで植林地の山中を登坂して進み、最終的には封鎖された怪しい作業道系ダートの入口がある未舗装な回転場でエンドとなっている。途中には斜面を流れ下る滝が、終点にでは樋で導水された沢水などの見所があるものの、舗装林道ゆえの味気なさは否めないだろう。ちなみに、終点の回転場以降に続くダートが林道区間に含むかどうかは正確には不明。

 [所在地]青梅市
 [路面状況]全線舗装 / ピストン
 [コース]都202号線(成木7丁目の都道末端地点)から山中に延びる

梅市「成木」地区の常磐林道の入口です。都53号こと成木街道を名栗方面に進むと、埼玉県との境界の手前で行き止まり都道である都202号線が右折していますが、都202号線を道なりに進むと、都道区間の末端地点で常磐林道の林道標が出迎えてくれますよ。この付近ではその名がよく知られた「なちゃぎり林道」の入口を過ぎた先です。
も探索時にはここでなにかの工事を行っていたみたい。ひし形はごちゃごちゃとした資材に埋もれて、ちょっと淋し気にぽつんとたたずんでいました。なお、林道標と並んで「←舟ヶ滝方面」との道しるべが立っているので、ここはすぐに分かると思います。
道標を過ぎると、沢といった方がふさわしい成木川の小さな流れに沿って登っていきます。ただし、路面は残念なアスファルト状態。このエリアの林道にはダートも多いのですが、全てがそうであるとはいかないようで、ここ、常磐林道はあいにくフル舗装の林道となっていたみたい…。
切れることなく連続する勾配を登って行くと、再び林道標が現れました。この付近ではお馴染みのブルー鉄板タイプのものでしたが、見るとそれはベコベコ状態に。すぐそばには丸太や岩石が散らばっていたので、もしかしたらなにかの拍子に直撃を喰らったのかもしれません。なお、この地点にはチェーンタイプのゲートがありましたが、探索時にはそこにチェーンの姿は無し。
残雪だ!」この林道を訪れたのは春うららな3月の下旬。ここ、東京都の青梅市は雪国ではないはずですが…。まあ、早春の頃は山間部ではまだそれだけ冷えるということでしょう。
してこの常磐林道では途中に「滝」がありました。これが入口に掲げられていた「舟ヶ滝」であるかどうかはよく分かりませんが、見た感じそう悪くもない滝であったので、XRを路肩に寄せて一服がてらちょっと眺めておくことに。
→滝を眺める!
第に流れが先細りしていく成木川の沢に沿って登坂路が続きます。ちなみに林道名の「常磐」の由来は、あの有名な源義経さんの母堂である常磐(ときわ)さんに因るみたい。かつてこの地に常磐御前が一時隠れ住まわれたらしいので、ここを「常磐」というらしいですよ。
らにしばらく進むと、やがて行き着く未舗装状態の回転場で常磐林道はエンドをむかえます。といっても、ここは完全なる行き止まりではありません。実は鬼坂の作業道じみたダートが実はさらに続いているのですが、そこには立ち入りを拒む処置がなされていたんだっけ。というわけで、まともにやって来ることができるこの地点をもって常磐林道の探索は終了です。
→探索終了!
→その先の様子を眺める!
→周囲を眺める!
→周囲を眺める!
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