このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

 三ツ沢林道/ Mituzawa林道探索の書 〜今日もどこかで林道ざんまい〜 
探索日 2014.11.24 / No.To-063 
  ショートな林道が多い東京都にあってはそこそこの延長距離でダートが楽しめる!


↑全体的に雰囲気は暗くてやや草深い三ツ沢林道。極短でもなく、ダートにも荒廃や荒れはないのでそこそこ楽しめるでしょう。
521号線の和田峠から延びる醍醐林道の支線でピストンの全線ダート林道。ショートなピストンが多い東京都の林道の中にあって延長距離は長めの1733mとなる。チェーンゲートの構築された入口から入線すると、細かなカーブを繰り返してなだらかに登坂、哀愁的には何もない広場でエンドとなるコースで後半はやや草深い。途中に四阿が存在する他、とくに見所はなく、雰囲気的にも暗めの1本である。総じて土質っぽいややがたがた感のあるダートだが、基本的に荒れはない。

 [所在地]八王子市
 [路面状況]半ダート / ピストン
 [接続林道]醍醐林道
 [コース]醍醐林道から分岐して山中に延びる

醐林道から分岐する支線林道、三ツ沢林道の入口にやって来ました。都521号線「和田峠」方向から醍醐林道の坂道を下って進んでくると右手に現れ、ここにはオムスビ形の林道標が設置されています。なお、分岐地点は駐車帯のように路肩が膨らんでいるので、たまにハンターの四輪が止まっていたりもします。
ツ沢林道の入口の様子です。すぐ脇をガードレールに固められたチェーンゲートが設置されていますが、嬉しいことに南京錠は無し! その状態は「通行止」ではなくて「通行規制」というらしいですが、ならばセルフでオープンさせていただきましょう。
ざ三ツ沢林道へと入線するとすぐにダートがスタート! 本道である醍醐林道はでは味気ない舗装路が淡々と続くので、未舗装で開始する三ツ沢林道の入口を見たならば、間違いなく誘い込まれてしまいます。ダラダラと舗装路を走らされた後ではとくにね。
わッ、物凄い落葉! 一面に厚く積もった落葉で地面の土が完全に覆い隠されていました。滑りやすい大量の落ち葉は朝露に濡れており、気がつくと足回りがびしゃびしゃに・・・。
さこそと落ち葉を踏みしめながら進んでいきますが、鬼のように落ち葉が堆積した区間は部分的なものでした。その後は通常の路面状態に戻り、薄暗い山林内を蛇行しながら三ツ沢林道のダートは続きます。
に垂直な断崖じみた斜面沿いに進みます。人気のない鬱蒼とした雰囲気がいかにもピストンらしく、関係車両もそう頻繁には立ち入って来ないのでしょう。これといった荒れはなかったですが、それなりに傷んでガタガタであった三ツ沢林道のダートです。
暗く鬱蒼とした雰囲気のコースが続きますが、探索したのは紅葉の時季。暗さを感じさせるスギやヒノキの深緑に混じって黄色がポツポツと。目を見張るような紅葉ではないですが、植林の暗い雰囲気の中では逆にその鮮やかさが目についてきれいだったなぁ。
こんな場所に?」その後とあるカーブ地点でボロボロな四阿(あずまや)がありました。風雨に晒されたボロ状態に休む気も起きず、もはや利用する者はいないと思われます。いたとしてもマニアなハイカーくらいかも。
→四阿!
阿付近から路面が土質っぽく変化してきました。もうそろそろ末端地点が近いと思われます。落ち葉が積もっていたり、雑草が覆っていたのであまり気にはなりませんが、ちょっとスリッピーな状態でした。雨天後にはちゅるちゅるになっていそうな予感も。
ストンではその深部へと進むにつれて草深くなるのはよくあることですが、三ツ沢林道もそうでした。ただし、荒廃感を覚える伸び放題ではなくて路面表層を軽く覆う程度。まったく問題ありません。ごく希に路面維持の手入れが入るのでしょう。
草まみれのフカフカダートを進んでいくと、終点らしき広場が見えてきますが、その直前で路面に突き刺さるような形で3本の倒木が! 身をかがめてくぐるか、路肩ぎりぎりを迂回しなければならないという、なんともいやらしい絶妙な配置で前進を邪魔していましたよ。
、倒木をやり過ごした直後の三ツ沢林道の終点です。車両が反転できるだけの小さな広場となっていますが、ここ最近は車両の立ち入りもないらしく、一面に雑草むしていました。その先には鬱蒼とした植林が立ち塞がっているだけで山道もないみたい。雰囲気的にも暗くて長居をするような場所でもありません。草々に今来た道を引き返して探索終了です。
→探索終了!
→引き返して醍醐林道に向かう!
→振り返る!
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