このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

 北土代沢林道/ Kitatuchiyozawa林道探索の書 〜今日もどこかで林道ざんまい〜 
探索日 2014.11.24 / No.To-074 
 [ 所在地 ]八王子市 [ 状態 ]ピストン舗装 [ 分岐林道 ] 南土代沢林道
 完全封鎖されてはないが、わざわざ立ち入るほどでもない暗く陰気な全線舗装の林道

王子市「上恩方町」の都521号線沿いの「夕やけ小やけふれあいの村」そばにある北土代沢林道の起点です。「夕焼小焼バス停」と「関場バス停」の中間地点に林道標の設置された入口がありますが、残念ながらそこは舗装林道であった模様。いかにも暗そうな雰囲気の中、落ち葉が堆積するように散乱して緑にうっすらとコケむしたアスファルトが出迎えてくれました。
かにも薄暗そうなアスファルト林道というだけでもう十分痛いのに、入線するとすぐにチェーンゲートでした。林業関係車両以外の乗り入れを規制しているのですが、カギはかけられていない無施錠というやつで、付近の林道ではたまにある形態のゲートなんですね。
めしめ、ならばここはセルフ開閉で立ち入らせて頂きますよ。
ートを失礼させていだだき、100mほど進むと右折で登坂していく舗装分岐がありますが、そこで「林道南土代沢線 起点 東京都」と記されたオムスビ形の林道標を発見! 北土代沢林道はトンボ返りですぐに探索終了してしまうだけの味気ない存在だと思っていましたが、まさか支線林道を隠し持っていたとはね。この際、舗装であることはさておいて、探索林道がこれでさらに1本増えたということが嬉しかったなぁ。
→オムスビ!
→付近を調べる!
→南土代沢林道に突入!
土代沢林道の分岐を後にして北土代沢林道をさらに進みます。目につくのは路肩に堆積した大量の落ち葉、うっすらとコケむした路面、晴れなのになぜか濡れているようなアスファルト・・・。立ち入る者も希な暗い舗装林道の光景です。
んだここは? 山林内の薄暗い舗装路をたどって進んでいくと、落ち葉の吹き溜まりができていました。尋常でない大量さで小山をなしていましたが、「どうやったらこんなに?」と首をかしげてしまいます。これも秋の林道ならではでしょうか。
くて味気ない舗装林道ですが、正統派の林道ライダーが寄り付かないこのような林道でも、秋の季節にはハッとさせられる光景に出会うこともあります。ポツンとどこか怪し気な美しさを放つ鮮やかな黄色の紅葉。それはワビ、サビを感じさせる美しさでした。
ち葉とコケの路面でなだらかに登坂していく北土代沢林道。とくに気になる物もないままに、植林の沢沿いに所々で暗い美しさを放つ黄色の紅葉を眺めつつ進んでいくと・・・。
土代沢を登り詰めたこの地点でエンド。幅員が大きく膨らんだ車両の回転場となっていた終点には気になる物はなにもなく、その先には陽射しの差し込まない暗い植林の斜面が立ち塞がっているだけで山道すらありませんでした。というわけでその末端地点を確認すれば、もう北土代沢林道に用はありません。今来た道をすぐに引き返して北土代沢林道の探索は終了です。
→探索終了!
→振り返る!
→トップへもどる林道探索の書 〜今日もどこかで林道ざんまい〜 

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