このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

 下宿入林道/ Shimojyukuiri林道探索の書 〜今日もどこかで林道ざんまい〜 
探索日 2016.03.20 / No.TO-079 
 [ 所在地 ]青梅市 [ 状態 ]ピストンダート [ 接続林道 ]- [ 分岐林道 ]-
 山道チックな土質ダートで一気に駆け登る幅員の狭さが際立つ沢沿いピストン

梅市のR411(青梅街道)号線に沿って走るJR青梅線。その「石神前駅」〜「軍畑駅」区間では、国道から線路を挟んだ先の山林内へと分け入るピストンが数本存在しています。そんな忘れ去られた林道を目指して石神前駅にほど近い「二俣尾」地区の狭く入り組んだ市道を進み、とある民家の脇道へと曲がった先に下宿入林道の入口がありました。しかしそこは、「路肩注意」の看板を見るまでもなく、軽トラ1台が辛うじて通れる幅員の狭さで右手は落ち込む斜面となっています。あんまり過ぎるその狭さに驚いてしまうかも。
→林道標を眺める!
→振り返る!
・・・、してやったり! 民家の脇の幅狭な舗装路を少したどった先で路面はダート化、お約束のチェーンゲートと林道標がそこにありました。そうであると睨んだ通り、ここは下宿入林道で間違いなかったようです。そして実はなにを隠そう、これから乗り込むことになる下宿入林道の探索そのものよりも、「そこに入口を発見してしまった」という事の方が喜びが大きかったのは、林道コレクターとしての血が騒いだためか!
→振り返る!
してチェーンゲートはこの界隈の林道では半ばお約束である、林道ライダーに優しいセルフ開閉式となっています。ここはかたじけなくその先へと立ち入らせて頂きましたが、通過し終わったらチェーンを 元の状態に戻しておく 事も忘れません。
いう次第でさっそく下宿林道へと乗り込みますが、ゲートの過ぎたすぐ先で右手に小さな沢が寄り添ってきます。でもご覧の通り、あまりにも水際に接し過ぎたダートは危なっかしい状態でしたが、ここは一般道にあらず。林道ではこれもまた一興でしょう。
さかの対向車の出現はお手上げを意味する水際区間を進みます。路面は常に湿ったような土質なのでスリップが特に怖く、右側に寄り過ぎると吸い込まれるようにフラつくので注意してください。雨天後であればコースアウトの悲劇もリアルにあり得ます。
んな水際区間を過ぎると、スギの林立した斜面の坂道を連続して登っていきます。雰囲気的にはまるで山道を進んでいるみたいでした。幅員は軽トラ1台が進める程度で、滅多に車が立ち入る事もないとは思いますが、対向車との離合は困難くさく、脇の斜面へと乗り上げて退避してやっとそれが可能な感じでしょうか。
というよりも、まるでスギ林の斜面を強引に前進しているといった風情であった下宿入林道のダート。ここは車道である「林道」で間違いはないのですが、「もしも山道を走行したらこんな感じであろう」といった感覚でのダートランが楽しめました。
切れることなく坂道は連続して続き、植林の斜面を上へ上へと登って進みます。そして途中では林道沿いに流れる沢を小さな橋で幾度となく跨ぐのですが、その回数は合計6回。ちなみに橋は下流側から順に「下宿入一の橋」、「下宿入二の橋」と名付けられており、最終的には「下宿入六の橋」までありました。
してこの下宿入林道ですが、思っていたほどの暗さはなかったです。上空からスギ林の山林内へと陽が差し込むんですね。地面から見上げるようなこのアングルで振り返ると、それは決して悪くもない光景でしたよ。
だし、下宿入林道の延長距離は短いです。いい感じに山道チックなダートを登っていきますが、その先ですぐに終点でした。そこは車両が反転できるだけの幅員の膨らみが設けられていた植林斜面のなにもない地点。とくに気になる事もなかったですが、それでも明るく差し込む陽射しのもと、誰もいない静寂さだけは味わえました。そんな感じであっという間に終わってしまった宿入林道の探索だったなぁ。
→探索終了!
→その先の様子を眺める!
→振り返る!
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