このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

倉谷林道 再探索 
                       →もう一つの林道探索一覧へもどる

起点にて接続している黒谷線同様、前回訪れた時には土砂崩れによって前進不可となってしまった倉谷線。
春先の雪解け時の影響である土砂崩れもさすがに9月下旬には無縁と思われたので、
とうの昔に復旧していることと思い久方ぶりの再探索を実施してみました。
延長距離的には接続する黒谷線にはるかに及びませんが、山深さという点では決して劣るものではなく、
そういう意味でもぜひリベンジ走破すべく再訪の機会が非常に待たれた今回の探索です。

覚えのある懐かしい倉谷線の起点に屈辱のリベンジを果たすべく、雪解けの影響のない9月下旬という時季をわざわざ選んで再びやって来ました! 前回はまさかの前進不可という事態に見舞われたものの、適度に荒れた雰囲気の心地よいダートの感触が今ここに甦り、そのダートを前にして「今度こそ全線走破しちゃる!」との意気込みで思わず武者震いが!

 ←このT字路の左側が倉谷線で右側が黒谷線ですよ。懐かしいなぁ。
谷線再突入の前に、林道標脇にこれでもかと乱立された警告板群を改めて眺めておくことに。そういえばこんなのもあったな。せっかくなので久しぶりに少し読んでおきましょうか。相変わらず山菜・キノコ盗りへの警告だらけですけど…。

「告 この先、全山に於いて区民以外の山菜・きのこ等の採取を禁止する。万一違反の場合は採取物
 を没収し、然るべき処置をとりますので充分ちゅういされたい 黒谷区」
「告 組合員以外の者当地域内に於いて山菜及び茸類等の採取を禁じます。 黒谷営林組合」


 ←世相を反映してか、警告板の数がなんだか増えているような気が…。
れは前回訪れたときの様子。入線直後のダートの様子は今もほとんど変化ありませんでしたよ。なので今回は写真は撮らずにスルーです。
う…!!」倉谷線は入線直後に始まるダートを少し進むと舗装路が現れるのですが、前回訪れた時はとてもきれいだったのに、今回は何かが変わっているようで、どことなく藪むしているようないないような…。これじゃあ、まるで放置で打ち捨てられた感じかと。何か嫌な予感がビンビンしますが、それはもう少し進んでみれば分かることでしょう。

 ←前回訪れた時にはこのようにきれいな状態で舗装路が延びていたのに…。
なんだこりゃ…?!」かつてはきれいに真新しい砂利が敷かれたダートが延びていたのに、この土くれて藪むしたダートの有様は一体?! ここに何が起こったというのでしょうか? これはかなり荒廃していますよ!

 ←ほぼ同じ位置ですが、この激変ぶりは何としたことか!
うへぇ〜!」どうやら察するに、前回の探索時に阻まれた土砂崩れによって道が分断されたことにより完全に通行が途絶えて廃道化してしまった模様です。そうでなければここまで藪に埋没するまで放置しておくということがあるのでしょうか? それともこれから藪刈りをする予定とか? それも考えにくい状況でしたけど…。

 ←前回の探索から2年数ヶ月の月日を経ていますが、時の流れは無情ナリ…。
の後、藪を掻き分けて少し進んでみたものの、前回の探索時よりも状況は格段に悪化していました。これでは前回の探索で前進を阻まれた地点まですら到達することはできません。強引に進もうにもこの先には沢沿いの断崖区間のあることが分かっているため、このような状況下ではそれも危険でしょう。もはや倉谷線はまともに突入できる林道ではなくなってしまったようです。これで全線走破の夢は完全に潰えてしまいました。ハァ…。

 ←結果から述べると、前回の探索時の状況の方がはるかにマシでした。
なみに、行く手を塞ぐ藪の茂みはこんな感じに…。この藪に埋もれて道筋があることは前回の探索で分かってはいるのですが、だからといってここに投入する気がします? これはもう恐れを知らぬハードアタッカーの領域ですよ。
→振り返る!
→撤退する!

→もう一つの林道探索一覧へもどる  →2007.05.21の初探索編へ  →福島県トップへもどる

このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください