このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください |
トチノキの黄葉です。 トチノキは別名ウマグリと呼ばれるトチノキ科トチノキ属の落葉高木で、 分布は北海道西南部から九州の冷温帯域の山地に生育して高さ30mほどの巨木に成長し、 沢筋や谷沿いの適度に湿った水分状態の良好な場所に多くみられます。 最近はフランスでマロニエと呼ばれるセイヨウトチノキなどもよく植えられていますが、 日本の野山にあるのはトチノキだけ。 つやつやとしたクリのような実はサポニンやタンニンを多く含むのでアク抜きが面倒ですが、 古代から重要な食料とされ、 トチ団子やトチ餅が作られてきたことはよく知られていますね。 フランスのマロングラッセというお菓子は元々セイヨウトチノキの実が使われていたそうです。 密がたっぷりな花にはミツバチが群がり、 また、栄養豊富なトチノキの実はリスなどが地中に蓄えたりします。 ちなみにトチノキは栃木県の県木だって知ってました? |
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