探索日 2008.05.05
No.YG-009

……こんな感じ…… ■R113号線から明沢線へと向かう途中の左手に起点のあるピストン。 ダートはややズリがちな砂利質で埃っぽいが、整備が行き届いているらしく路面的にはとても走りやすい。ただし、その延長距離は短かく、起点直後に始まる登坂路を登り詰めると、その先でいきなりダートが途切れてエンドになってしまう。道すがらの眺望などは全く望めないが、気持ちの良い広葉樹の森の中に延びるため、陰鬱とした暗さはなく明るい雰囲気が漂う。とはいっても、途中には特に見るべきものはないので、わざわざ突入してみるほどでもないだろう。なお、当林道には延長計画があるらしいが、その時期などは一切不明なり。

	■R113号線「明沢橋」より明沢線のへと向かう途中にある木付線の起点です。 入口から始まる砂利ダートがなだらかなカーブで山中へと登坂しており、いかにも美味しそうな雰囲気が！　ここは探索予定外ではありましたが、それを目にした以上、突入しないわけにはいきませんね。 →起点を振り返る！
	■ややズルズルとした浮き砂利っぽいダートを登坂して前進します。幅員も広くて路肩の藪も刈ってあり、案外整備がなされている様子でした。
	■登坂路の途中には満開の山桜なども目に付き、ここは春うららかな感じでとても穏やかな雰囲気でした。ダートがどこに向かっているのか全く分かりませんが、行き先が分からないというのも、それはそれで楽しい状況です。
	■蛇行しつつ登坂し続けるダートをしばらく進むと路肩に丸太が積み上げられていました。シイタケのほだ木に使うような短くぶつ切りにされた丸太です。すぐそばには軽トラが止まっており、男性が一人何やら作業をしていたので、軽く会釈をすると、いきなり「電車なの？」との問いかけが…。 「電車？」 「だから電車目的なんでしょ！」 「え、なんですかそれ？！」 「電車の撮影じゃないの？」 「いや、自分は林道を…」 どうも話が飛びすぎてうまく会話がかみ合いませんでしたが、どうやら付近を走るJR米坂線のディーゼルカーを撮影に来た鉄道マニアと思われた様子。それなら線路から離れたこのような林道に入り込んだりはしませんが、面倒くさいのでここは適当に話を合わせて、早々に先へと進んでおきました。これも林道探索では ごく希に起きる ハプニングの一つです。
	■とんちんかんな会話を交わしてさらに前進すると、ダートは平坦路になりました。でも、ここは乾燥した土と砂利が混じり合い、やけに埃っぽく、雨天後にはドロドロになっていそうな状態です。
	■「ほぇ…？」幅員も広くて路面的にもしっかりしていたので、まだまだ延長距離があると思われた木付線でしたが、平坦区間になったと思ったら、その先でいきなりエンドに！　ま、木付線はピストンだろうとは薄々思ってはいましたが、かようなほどにあっけなかったとは…。 →探索終了！ →付近を調べる！ →周囲を眺める！ →振り返る！